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資本主義で生き残るために必要な「動かざること山の如し」
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2016-01-10 ダークネスDUA
中国が高度成長だった時代はもう終わってしまったので、中国に依存していた世界経済は成長を取り込めなくなって急減速していくことになる。
拝金主義、膨張主義、軍事拡大主義に毒されたこの異様な国を「次の覇権国家は中国」だとか「これからは中国の時代」と持ち上げていたのがグローバル経済だ。
それが間違っていたのであれば、逆噴射で経済縮小に見舞われても仕方がない。
実際、中国の経済成長は2014年で頭打ちとなり、2015年には株式バブルも崩壊した。中国のGDPは粉飾なので細かい数字は意味がないが、全体的な経済成長率が急激に低下しているのは中国政府自身も認めている。
中国は「中進国のワナ」から抜け出せないと言われている。つまり、先進国になることができない。
中進国から先進国になるには、世界に通用する技術や産業や国家体制が必要になってくるのだが、中国にはそのどれもが欠けている。
情報統制され、すべてにおいて捏造と偽造とパクリが蔓延し、汚職で社会が回り、他人を騙す文化の中で、最先端技術や産業が生まれるはずもない。
■グローバル経済を成長させるエンジンが止まる
中国は国家体制を維持するために、自分たちの都合の悪い情報は完全に隠蔽し、情報統制し続けてきた。さらに最新技術を手に入れるために、ハッキングを常態化させて全世界から情報を盗んできた。
株価が想定以上に下落すると、国家がいきあたりばったりに売買規制を行って、都合によってサーキットブレーカーを付けたり外したりする。
国内需要を喚起するために、誰も住まない都市を造ってGDPを嵩上げし、今度はそれを壊す公共事業を始めている。
それは負債でまかなわれるので、中国政府は負債まみれになって身動きできなくなる。銀行は貸し剥がしで企業は大量倒産、雇用も増えず、結果的に消費も減退していく。
つまり、中国の成長というのは中進国止まりである。そこから成長することはできない。それが今の中国で起きていることであり、これからも続く大きな方向性である。
今までグローバル経済は中国の成長を投資エンジンとしてきたので、そこが止まるとグローバル経済を成長させるエンジンが止まるということである。
ここにユーロ圏の混乱、中東の混乱、ロシア・ブラジル・南アフリカ等の新興国の混乱がすべて重なるわけだから、2016年以降のグローバル経済は、常識的に考えると停滞を余儀なくされる確率が高い。
2016年初頭から全世界の株式市場が下落しているが、世界が中国に変わる成長エンジンを見つけられないのであれば、状況はもっとひどいことになる。
株式市場のみならず、実体経済にも大きなパニックが起きても不思議ではない。悪くなるときは一気呵成であり、物事が急激であればあるほど人々は恐怖にとらわれてパニックは巨大経済ショックとなって跳ね返る。
しかし、勘違いしてはいけないこともある。
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