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貯金が増えた人が3割以上、その内半数が「収入/臨時収入が増えた」と回答。
2015年のお金の使い方アンケート、3割以上が「貯金が増えた」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151231-00010002-dime-bus_all
@DIME 12月31日(木)12時1分配信
株式会社マネーフォワードが、10代〜70代の同社サービスの利用者男女2,827名を対象に、2015年のお金の使い方に関するアンケート調査を実施したところ、「2015年は貯金が増えた」人が3割以上と言う傾向に始まり、平均約190万円以上の貯金に成功、「収入があった」「臨時収入が増えた」などと回答したことがわかった。
■2015年は「住宅」「旅行」「趣味娯楽」にお金を使う傾向に
全体の約4割近くの人が、「住宅」「旅行」「趣味娯楽」にお金を使ったという結果になった。年代別にみると、年代が若い世代ほど「趣味娯楽」の割合が高く、30〜40代をピークに「住宅」の割合が上がり、「旅行」に費やす割合が最も高いのは60代と言う傾向が明らかになった。また、年末年始にかけてお金を使うよりも、「8月」「10月」「9月」の夏から秋にかけてお金を使う傾向にあったことがわかった。一方で、最も回答数が少なかった月は2月となり、お正月後のシーズンは、財布の紐がかたくなる傾向にあるようだ。
■約4人に1人は今年最もお金を使った際の金額が「100万円以上」。平均額は約23万4千円
2015年に、最もお金を使った際にどれくらいお金を使いましたか?と言う質問では、「100万〜1000万円未満」と言う割合が最も多く、実に約4人に1人が100万円以上の出費をしていると言うことがわかった。年代別にみると、30代になると平均額が40万円、50代では50万円を超え、全体の平均は約23万5千円と言う数値となった。2014年と比較して、2015年に支出が増えた項目に関しては、「教養・教育費」「趣味・娯楽」と言う回答が合わせて3割近くなり、自己投資などにお金を使っていると言う傾向がみられた。
■約3人に1人は、月の平均貯蓄額は「1万〜1万5,000円未満」。平均値は約2万8千円と言う結果に
月の平均貯蓄額は、およそ3人に1人は月1万〜1万5,000円未満を貯金、一方で、貯金をしていない人(月の平均貯蓄額が0円)の割合は全体の12%であり、全体の8割以上の人が貯金をしていると言う傾向がみられた。年代別にみると、30代の平均貯蓄額が最も高く、約3万2千円と言う結果となった。
■8割以上の人が2016年に「貯金をしたい」と回答。目標額の平均は約5万6千円、前述の平均貯蓄額約2万8千円と比較すると約2倍と言う傾向
「2016年には貯金をしたい」と言う回答が8割を超え、概ね貯金に対して前向きであると言う結果となり、目標金額の平均は約5万6千円だった。こちらは、前術で記載した月間平均貯蓄額が約2万8千円と言う数値のおよそ2倍であり、年代別にみると30代や50代における目標貯蓄額も、前述の平均貯蓄額の約2倍と言う傾向がみられた。
■貯金が増えた人、減った人の割合は同数
貯金が増えた人と減った人の割合は半分程度で、「節約できなかった」と言う回答が多い中でも、約3人に1人は貯金ができていると言う傾向が明らかになった。貯金が増えた理由としては、33%が「収入が増えた」と回答しており、「臨時収入があった」と合わせると約2人に1人が収入に何らかの変化があった1年だったことが浮き彫りになった。また、「貯金が増えた」と回答した方は平均約190万円以上の貯金に成功、2014年から2015年にかけて資産を増やすことに成功している。
■2016年に、お金を使いたい項目は、「旅行」「趣味・娯楽」など、自己投資系が3割超え
お金を使いたい項目は、「旅行」「趣味・娯楽」などが3割を超え、自己投資にもっとお金を使いたいと言う傾向が明らかになった。年代別にみると、60代ではその傾向が顕著となり、約3人に1人が「旅行」と回答している。また、約50%が今以上に自由に使えるお金は「4万円以上ほしい」と回答。また、お金がもっとある場合は、「旅行」「趣味」「貯蓄」「投資」に使いたいと言う人が同じく約50%近くとなっている。
■自由回答例
Q. 2015年に、最もお金を使った具体的なエピソードを教えてください。
<旅行>
・韓国×2、ベトナム、カンボジア、大阪×3、福岡、三重、静岡、熱海×2 (20代後半、男性)
・夫婦と大学生の息子と3人で、2週間かけてモスクワ、スイス、スペイン、イギリス、ギリシャ、トルコと妻の大学院留学時代の学友を訪ねる旅を敢行 (50代後半、男性)
・3月に新築の戸建てを購入。それに伴うエアコンなど家電やカーテンなどでお金を使った (20代前半、男性)
・3月に友人の結婚式参列にかこつけてベトナムホイアン旅行、5月GWに車で愛媛までドライブ。8月のお盆に、徳島の阿波踊り、9月に法事で宮崎、同じく9月に法事で長野、10月北海道と旅行三昧 (40代前半、男性)
・時間があったので、一人旅や家族と旅行。旅先での体験や食事には、お金を惜しまず使った (20代後半、女性)
<投資>
・NISAで投資信託を購入したのですが、9月の株価暴落では慌て、取り戻したが、冷や汗ものでした (50代後半、男性)
・NISAに口座を作り、信託を100万円分買った。初めてのNISA口座利用だったこともあり、いきなり課税控除額いっぱいの100万円分を購入した (20代後半、男性)
・NISA口座を開設し、株式投資、投資信託を始めた (30代前半、男性)
・投資信託の購入をした。また、医療保険と終身保険の加入も考え中 (30代前半、女性)
<家電・スマートデバイス>
・55インチテレビ購入 (60歳以上、男性)
・スマートウォッチの購入 (50代前半、男性)
<家庭・家族への投資>
・結婚資金と新築購入 (複数回答)
・子供の塾、入試、入学、学費など、子どもへの投資 (複数回答)
<その他>
・住宅ローン150万円を繰り上げ完済 (40代後半、女性)
・一年限定で関西本拠地のプロ野球チームの追っかけをした。遠征費がバカにならなかった (30代前半、女性)
・マンションと自動車を購入した (30代後半、男性)
・クレジットカードの使いすぎ (複数回答)
Q. 貯蓄が増えた理由を教えてください。(属性省略)
<投資・株>
・NISAによる強制的な貯蓄
・株価が上がったから
・株売却益
・資産形成型の保険加入
・投資が成功した
<資産売却>
・資産売却
・不動産売却益
<その他>
・相続を受け取った
・消費税還付
・障害基礎年金が振り込まれた
・毎月の貯蓄がプラスである
・黒字基調の家計を形成
Q. 節約した結果、支出が増えた品目を教えてください
<外食費>
・外食費や医療費(医薬品)を節約してふるさと納税を実施した
・外食費と携帯代を節約して、定期預金と医者代にまわした
・外食費を減らし、学費に回した
・外食費を減らし、趣味娯楽に回した
・外食費を減らした分、通常の食費は増加した
・外食費を減らして、子供の学費に回した
・外食費を減らして家電の買い替えをした
<衣服・美容代>
・衣服・美容代を節約して、貯蓄した
・衣服・美容代を節約して、定期預金に回した
・衣服・美容代を節約して交際費に回した
・衣服・美容代を節約して趣味に回した
・衣服・美容代を節約して食費・外食費にあてた
・衣服・美容費を節約して、医療費が増えた
・衣服・美容費を節約して、旅行費用にあてた
<交際費>
・交際費を2万円節約して個人年金に回した
・交際費を減らして、毎月の貯金額が増やせた
・交際費を節約し、家電を購入した
・交際費を節約し、資産運用を始めました
・交際費を節約し、投資信託に回した
・交際費を節約して、こどもの習い事費用に充てた
・交際費を節約して、ゴルフのレッスン代に充てた
・交際費を節約して、子供の野球用品に充てた
・交際費を節約して、時計や財布を買った
<保険料>
・保険料を見直して、確定拠出年金に回した
・保険料を見直して、貯蓄をはじめた
・保険料を見直して、投資に回した
・保険料を見直すことで月1万円節約して、資産運用に回した
・保険料を抑えて資産運用にまわした
Q. 今以上に自由に使えるお金がある場合、使いたいものは何ですか?(属性省略)
・投資信託
・語学学習など生涯学習にあてたい
・DVDやCDの購入、美容費、旅行、外食に使いたい
・エベレスト登山
・健康維持に使いたい
・中古マンション投資、仮想通貨投資、自己投資、ドローン
・飛鳥II世界一周旅行1500万以上必要
・恋人に贈りものをしたい
・腕時計が15年近く経ちくたびれてきたので、買いなおしたい
■調査概要
調査期間:2015年11月26日〜2015年12月2日
調査対象:マネーフォワードユーザー男女2,827名
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
@DIME編集部
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