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中国の戦略(バブルの崩壊:マカオ)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4986326.html
2015年12月24日 NEVADAブログ
マカオのGDPが20%以上減少していると報じられていましたが、今度は店舗のテナント料が20%〜30%下落していると報じられています。
<報道>
<マカオの日刊英字経済誌マカオビジネスデイリー>
マカオの不動産大手ジョーンズ・ラング・ラサール・マカオのアソシエートディレクターのオリバー・トン氏は、直近のマカオの繁華街エリアの一等地に位置する店舗の賃料が前年同時期と比較して2割程度下落していると語り、
中でも、マカオ半島旧市街地の中心にあたる世界遺産・聖ドミニコ教会や聖ポール天主堂跡の周辺では3割以上の下落も見受けられると語っています。
また、香港でも超一等地のショッピングセンターでは、客がまばらで店員が暇そうに遊んでいますが、中国人の
「爆買い」が消えたためです。
中国は消費(旅行者)を戦略的に送り出しており、まずはシンガポール、香港、マカオとなり、今は日本と韓国となっていますが、いずれ機会を見てこれら「爆買いツアー」を制限するはずです。
今やシンガポール、香港は閑古鳥が鳴き、シンガポールでは続々とギャラリーが閉店に追い込まれていますが、この閑古鳥が今、マカオに波及しており、地元経済は大打撃を受けていますが、これは当然想定されたものであり、「爆買い」という言葉に踊った者が臍を噛むことになるだけです。
中国は観光船と称する消費者を送り出し、その地元を中国人なしではやっていけなくなるように仕向ける戦略をとっていることなど、見ていればわかります。
今、中国人で沸く東京・銀座から中国人が殆どいなくなることなど誰も想定していませんが、実際にそれが起こったシンガポール・香港・マカオも当時は誰もそのようなことを考えもしていなかったと言えます。
強かな戦略をとる中国の本心を知らずに「爆買い」という言葉を作り、喜んでいる日本はどうなるでしょうか?
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