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日本人は世界で一番、休みに無頓着!?有休支給日数を知らない人の割合はダントツ1位!
日本の有休消化率は2年連続で世界ワースト2位!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151224-00010000-dime-bus_all
@DIME 12月24日(木)7時30分配信
世界最大の総合オンライン旅行会社エクスペディア日本語サイト、エクスペディア・ジャパンは、毎年恒例の有給休暇の国際比較調査を実施。26か国、18歳以上の有職者男女を対象とした2015年の結果を発表した。
■日本の有休消化率を改善するも、昨年に引き続き韓国に次ぐワースト2位!
「有給休暇は何日間支給されますか?/何日間消化しますか?」という質問から世界各国の有休消化率を算出したところ、日本は60%という結果になり、昨年同様、韓国に次いで世界ワースト2位という結果になった。
有休消化率は下から、韓国40%、日本60%、アメリカ73%となっている。80%以上の国が多い中、日本は世界各国と比較するとまだまだ低いことがわかる。しかし、日本の有休支給日数と消化率が数年前より徐々に上がってきていることも読み取ることができ、各社が有休消化率の改善に努めていることが伺える。
■日本人は世界で一番、休みに無頓着!?有休支給日数を知らない人の割合
「有給休暇は何日間支給されますか?」という質問に対し、 53%の日本人が「知らない」と答え、「自分の有休支給日数を知らない国」として日本が他国を大きく引き離して第1位となった。第2位となったのは、有休消化率ワースト1位となった韓国、第3位となったのは有休消化率ワースト3位のアメリカだった。有休消化率が低い国ほど、自身の有休支給日数についても把握していないことがわかる。
■そもそも日本人は休みを欲していない!?休み不足を感じている人の割合
「休みが不足していると感じますか?」という質問に対し、「感じている」と答えた人は39%と、他国と比べると低くとどまり、日本人はあまり休まない上に、今以上の休みをそれほど求めていないことが判明した。
有休支給日数を把握していないことにあわせ、そもそも日本人は他国と比較すると、休みを取ることへの意識が低いことが伺える。ちなみに日本より割合が低いオーストリアは有休消化率100%のため、十分に満足している故の結果と見られる。
■世界で一番、有休取得に罪悪感を感じる日本人
「有給休暇を取得するのに罪悪感を感じますか?」という質問に対して、18%の日本人が「はい」と回答し、「罪悪感を感じる国」第1位となった。理由としては「人手不足だから」という回答が一番多く、自分が休むことによる仕事の停滞や、同僚への迷惑を懸念しているようだ。
■日本人は世界で一番「休暇中も仕事が頭から離れない」!
「あなたは休暇中にリラックスすることができますか?」という質問に対し、「休暇を取ったとしても旅行中に仕事のことが頭から離れない」と回答した日本人は全体の13%と、こちらも昨年に引き続き最多となった。
2番目に多かったのは韓国、そして3番目にアメリカが続いていることから、有休消化率の低い国ほど、「仕事のことが頭から離れない」という回答が多いことがわかる。仕事人間が多い国ほど、休みを取ることに対して罪悪感を感じやすく、休暇中もリラックスすることができないという様子がうかがえる。
■「仕事に満足している」と回答した日本人の割合は世界ワースト1位
「あなたは仕事に満足していますか?」という質問に対し、「はい」と回答する日本人の割合は17%と、有休消化率ワースト1位の韓国より低く、世界26ヶ国で最下位となった。
この数字は世界トップのメキシコと比較すると55%も低い結果だ。有給休暇の消化率も低く、仕事に励んでいる日本人だが、その一方で仕事に対しても満足感を得ている人が少ないという様子が伺える。休みを取ることへの意識の低さや、休みを取りづらい環境が、仕事への満足度に影響しているのかもしれない。
■でも休めるときは旅行がしたい!「複数回に分けて短い旅行」が約6割
「あなたが有給休暇を取る目的は何ですか?」という質問に対し、日本で圧倒的に多い回答が「複数回に分けて短い旅行をする」だった。
その一方で、「長期旅行をする」と回答した人は15%にとどまった。他国では「長期旅行をする」人が「複数回に分けて短い旅行をする」人よりも多いなか、こちらの割合は世界で最も低い結果となった。日本人は「長期でお金をかけて遠くへと出かける旅行」よりも「短期で安く近いところへ複数回出かける旅行」の方を好んでいることがわかる。
■2015年は安く、短い日数で行ける「ディープ」なアジアを味わうのがトレンド
日本人が「短期で安く近いところへ複数回出かける旅行」を好んでいることは今年人気が急上昇した旅行先ランキングでも伺える。ゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始など、全ての大型連休において、上位3ヶ国が安く、短い日数で行けるアジア圏となった。さらには台湾の高雄やベトナムのダナン、ミャンマーのヤンゴンなど「ディープ」なアジアがランキングに入っており、今年の傾向である「安・深・短」が顕著に現れる結果となった。
【調査概要】
■サンプル数:計9,273名/26カ国
■年齢:18歳以上の有職者男女(フルタイム、パートタイム、自営業)
■調査対象:日本、インド、アラブ首長国連邦、オーストラリア、韓国、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、ニュージーランド、米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイルランド、オランダ、フィンランド
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査会社:Northstar
■調査期間:2015年10月6日〜10月22日
@DIME編集部
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