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20日、クリスマスや年末で商戦ムードが高まるこの季節は、コピー商品や偽物が多く出回る時期でもある。米メディアは「大半は中国から運ばれてきている」と伝えた。写真は北京の秀水街。
米国に運ばれる「偽物商品」、その大半は中国から―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a125480.html
2015年12月23日(水) 3時20分
2015年12月20日、米国では、クリスマスや年末が近づき商戦ムードが高まっている。だがこの季節は、コピー商品や偽物が多く出回る時期でもある。米政府関係部門は、健全なビジネスと消費者の権利保護を目的に、税関での摘発を強化しているが、その大半は中国から運ばれてきたものだ。米ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。
米国土安全保障省(DHS)の知的財産権保護部門の関係者は「毎年大量の偽物を摘発している」と指摘する。2014年には税関検査で2万6000件余りが押収された。この関係者は「正規品の価格に換算すると、12億ドル(約1455億円)に上る」とした上で、「今年は状況が悪化するとみられ、高級ブランド品のほか、自動車部品や医薬品などでも権利侵害が深刻だ」と話す。
特に被害が深刻なのは、衣類などファッション関連商品だ。偽物の44%は衣類や靴で、さらにメガネ、サングラスなども加えると8割を超えるという。その大半は中国から運ばれてくる。同関係者は「米国に輸入される偽物の7割が中国から直接運ばれてきている。残り3割も香港を経由したもので、実質的に中国から来ている」と明かす。
ネット経由で購入した商品が偽物だったというケースが多い。同関係者は「米国も他の国々もネットワーク犯罪や電子商取引に関連する法改正を行うべきだ」とし、各国が連携して対処する必要性を指摘する。同関係者は「米当局は中国側と協力し、摘発に成果を上げている」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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