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セーラー万年筆「社長追放クーデター」双方の言い分は?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172114
2015年12月22日 日刊ゲンダイ
セーラー万年筆の社長追放クーデターが泥沼化している。
セーラーが代表取締役社長で、大蔵省主計局次長などを歴任した中島義雄氏(73)に社長辞職を迫ったのは12月11日の社内取締役会。中島氏が拒否したため、12日の定時取締役会で、中島氏を解職した。つまり、社内クーデターである。
そうしたら、中島氏が「社長解職の決議は無効」と法的措置を取ることを表明、先週末には東洋経済オンラインのインタビューにも応じ、自身の正当性を訴えた。これにセーラー側が再反撃。「代表取締役の異動の経緯に関するご説明」という文章をHP上にアップし、どろどろの内幕を明かしたうえで、この間の手続きに瑕疵がないことを強調。ヘタなドラマよりも面白い展開になっているのだが、さあ、どっちに分があるのか?
セーラー側が主張する社長解職理由は3つだ。
@業績がよくないのに中島氏は講演などの私的活動に時間を割くことが多かった。
A知人が仲介する仕入れ商品を持ち込み、新規事業を数多く手がけたが、成功していない。
B得意先回りをしていない。
これに対し、中島氏は@講演活動はIRや広報活動の一環で年間10回程度。広告費を十分に割けないから、こうした活動は必要、A新規事業の音声ペンは2016年から黒字になる、B得意先を回るのは営業担当役員でいい――などと反論している。
■「脇の甘さは天下一品」
これだけ見ると、何ともバカバカしい争いに見えるのだが、実はその裏で中島氏は2009年末、社長に就任するや役員を刷新するなど、人事面で大ナタを振るった。儲からない事業をリストラし、前出の音声ペンやロボット事業など新規事業に積極姿勢を見せ、さらには健康や教育、観光、環境分野などにも意欲を見せた。
「100年の歴史を持つ老舗企業のセーラー万年筆にしてみれば、こりゃたまらないでしょう。中島氏は大蔵省時代、ノーパンしゃぶしゃぶなどの過剰接待を問われて、役所を辞めた。脇の甘さは天下一品です。その後、京セラや船井電機で世話になったが、すぐ辞めて2009年3月にセーラー万年筆の常務になった。そうしたら、社長が急死したものだから、同年12月に社長になったんです。ポッと入ってきた官僚にやりたい放題をされて、しかも業績は上がらない。社員はたまらなかったのでしょう」(業界事情通)
クーデターが起こる背景があったのである。
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