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楽天・三木谷社長(左)やサントリー・新浪社長も留学経験者(C)日刊ゲンダイ
語学力だけではなかった 「留学するほど高年収」の理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/171962
2015年12月19日 日刊ゲンダイ
留学したほうが、年収は高い――。明治大の横田雅弘・国際日本学部長らのグループが行った調査結果が話題になっている。調査は20〜50代の男女を対象に、3カ月以上の海外留学をしたことがある4489人、留学経験がないまま大学を卒業した1298人に現在の年収や向上したと思う能力などを聞いたという。
男性では、留学者の平均年収は645万円と、留学していない大卒者の575万円を70万円も上回った。一方、女性の場合は、留学者は439万円で、留学していない大卒者は330万円。109万円もの開きが出ている。留学によって向上した能力としては「異文化に対応する力」(93%)、「語学力」(92.3%)、「コミュニケーション能力」(88.4%)、「柔軟性」(85.8%)、「忍耐力」(79%)などが目立った。
もちろん、「語学力」の向上もあるのだが、どうやら高い年収は、「語学力」だけが理由じゃないらしい。
「留学でさまざまな人と交流したり異文化に触れることで、実社会で求められる能力や意識が高まるのだと思います」(横田学部長)
言葉が通じない、文化が違う、友達もいない─―という厳しい環境に身を置くことで人間として鍛えられるようだ。
企業の経営者の中にも、驚くほど留学経験者が多い。楽天の三木谷浩史社長やサントリーの新浪剛史社長らも、ハーバード大でMBAを取得した“留学組”だ。月刊BOSS編集部の関慎夫氏はこう言う。
「海外の学生から『リスクをとってチャレンジする』ことの大切さを教えられ、刺激を受ける人が多いようです。日本人同士でいると、どうしても『大企業に入ることが正しい選択肢』になってしまう。留学することによって、『リスクをとる』ことの価値が身に付くんだと思います」
留学先といっても、世界は広い。おすすめの国はどこなのか。大学ジャーナリストの石渡嶺司氏はこう言う。
「視野を広げるという点でおすすめなのがシンガポールです。国を挙げて世界から学生を集めていますから、さまざまな人と交流できる。安定性を考えるなら、治安のいいオーストラリアなどもいい。とはいえ、銃社会のアメリカは学問の最先端をいっています。きちんと学びたいなら、やはりアメリカでしょう」
我が子も一度は留学させたいところだ。
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