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“常識”が覆されつつある?(※イメージ)
保活で覆される「常識」 0歳児より1歳児の方が入りやすい?〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151216-00000000-sasahi-soci
AERA 2015年12月21日号より抜粋
待機児童が多い都市部では、新規の定員が少ない1歳児での入園は厳しいとされ、0歳児のほうが入園しやすいと目されてきた。だが、その“常識”が覆されつつある。
「保育園を考える親の会」は2015年5〜8月、首都圏の主要市区と政令指定都市など100自治体の保育サービスについて調査した。申込者のうち新規・継続で入園できた子どもの割合(利用決定率)を調べたところ、回答した99市区のうち、4分の1の25市区で、1歳児より0歳児のほうが入りにくかった。しかも世田谷区、目黒区など待機児童の多い都心部で、10ポイント以上の差をつけて0歳児のほうが入りにくいという結果になっていた。
「09年度までは明らかに0歳児のほうが入りやすかった。このため1歳児になると入れないのではという危機感が広まり、0歳児の時点で申し込む人が増えたのではないでしょうか」と、同会代表の普光院亜紀さんは推測する。
都市部では、保活の一つの方法として、認可の選考前に認可外に子どもを預ける人もいる。「保育の必要性がある」と判断され、選考指数に「加点」がついたり「優先順位」が上がったりと有利にはたらく自治体が多いからだ。ここ数年、認可外に預け始める月齢も早期化する傾向がある。
例えば、子どもが8月生まれの場合、育休を1年取って翌年8月に年度途中で認可に預けるのは不可能に近い。8月からは認可外に預け、次の4月に認可の1歳児クラスでの入園を目指すのは激戦とされ、復職時期によっては入園選考で出遅れる。
そこで、0歳児入園を目指すことになる。だが、そこでもフルタイム共働き、つまり選考指数「満点」の夫婦がズラリと横並びだ。頭ひとつ飛び抜けるために「加点」を狙い、認可の選考前の10月や11月から認可外に預けようとする。保活の焦りがどんどん競争を激化させ、育休が実質ゼロの産休明け復職にもなりかねない。
そこまで焦る必要はあるのだろうか。
世田谷区のニーズ調査では16年度、0歳児は1084人の需要超過、1〜2歳児は391人の供給超過で、1〜2歳児のほうが入りやすいという。
区は15年10月から、0歳児は、育休明けすぐであっても、育休を早めに切り上げて認可外に預けていても、加点は同じ5点にするよう調整基準を改定した。保育認定・調整課の上村隆課長は、「保活のために育休を切り上げることなく、安心して1歳から申し込んでもらえるように」と説明する。だが、11月に開設した新しい認可園では0歳児の倍率が14倍を超えるなど、0歳枠の入園競争の激化は収まりそうもない。
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