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職種別平均年収ランキング(上位15職種)。
正社員の平均年収は440万円、前年比で2万円減
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151213-00010019-dime-bus_all
@DIME 12月13日(日)17時0分配信
株式会社インテリジェンスは、同社が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」の「平均年収ランキング2015」を発表した。これは2014年9月〜2015年8月の1年間に、DODA転職支援サービスに登録した約22万人のデータを元に、正社員として就業する20〜59歳までのビジネスパーソンの平均年収と生涯賃金をまとめたもので、2015年の平均年収は440万円となり、前年比2万円減となった。
職種別平均年収ランキング(上位15職種)をみると「投資銀行業務」が9年連続で1位となっている。また、89職種の平均年収ランキングは、1位が「投資銀行業務」(779万円)、2位が「MR」(731万円)、3位が「経営企画/事業企画」(695万円)。前回3位だったMRと前回4位だった経営企画/事業企画がそれぞれ1つずつ順位を上げた。一方で、前回2位だった「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」(687万円)は-22万円で4位へと順位を下げた。
■管理部門系の年収が大幅アップ
前回との比較で最も年収が上がったのは16位の「営業企画」(564万円)で+84万円。次いで9位の「財務」(622万円)と18位の「不動産企画/プロパティマネジメント」(559万円)がそれぞれ+71万円という結果に。前回から平均年収が50万円以上アップした職種は9つで、そのうち8職種が企画/管理系に分類される職種となった。
業種別平均年収ランキング(上位15業種)では「ホテル・旅館・宿泊施設」の年収上昇率が1位となった。67業種の平均年収ランキングは1位が「医薬品メーカー」(694万円)、2位が「投信/投資顧問」(675万円)、3位が「医療機器メーカー」(570万円)となった。前回から最も年収が上がった業種は44位の「ホテル・旅館・宿泊施設」(396万円)で+68万円。訪日外国人客の増加や、円安による国内旅行の人気の高まりが影響しているようだ。
今回の調査結果について、DODA編集長の木下学氏は以下のように解説する。
◎正社員全体の平均年収はダウンも、事業成長の核となる管理部門の年収はアップ
「2015年の平均年収は440万円で、前年比-2万円でした。2009年からマイナス傾向にあった平均年収は、2013年には一度プラスへと転じましたが、2014年には再度マイナスへと戻り、さらに今回も前年を割る結果になりました。一方、年収の増加幅が大きい職種を見ると「営業企画」「財務」「総務/庶務」「経理」「人事」「貿易業務」「法務」などの管理部門が多数を占めました。この背景には、企業のグローバル化への取り組みが加速したことや、事業拡大のための投資に向けた資金調達を積極的に行う企業が増えたことで、その中核を担う管理部門のニーズが高まったことが挙げられます。回復基調の景況感とはうらはらに、2015年の平均年収は全体的には微減でしたが、採用ニーズの高い職種や業種では年収がアップする結果になりました。さらなる成長に向けて意欲的な企業も増加している中、今後もこの傾向は強まるものと考えられます」
【調査概要】
・対象者 2014年9月〜2015年8月末までの間に、DODA転職支援サービスにご登録いただいたホワイトカラー系職種の男女
・雇用形態 正社員
・サンプル数 約22万件
※平均年収:手取りではなく支給額
@DIME編集部
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