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総合商社トップ陥落…三菱商事で始まる社長レースの行方
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171398
2015年12月11日 日刊ゲンダイ
■後継候補は常務執行役員5人
三菱商事が総合商社1位から陥落――。2016年3月期の連結最終利益は、三菱商事の3000億円に対し、伊藤忠商事が3300億円の予想。初めてトップが入れ替わることになりそうだ。
そこで、例年以上に注目されているのが社長人事。早ければ年内、遅くとも来年1月上旬には交代が決まる。
「非常事態宣言」(社長・会長経験者)をした三菱商事の小林健社長(66=写真)は、11月17日、日本貿易会主催の貿易記者クラブ所属記者との懇親会で「辞める」と明言した。商事は6年で交代するのが不文律。来年で任期6年を迎える小林氏の社長交代は既定路線だ。
「商事は社長交代に備えて昨年、定款を変更し、取締役でない執行役員からも社長を選べるようにした。後継候補は常務執行役員の5人。小林社長で3代続いて機械・造船(ハード)出身だから、次は食品(ソフト)ということになりそうです」(経済ジャーナリスト)
食料出身の垣内威彦氏(生活産業グループCEO・60)が本命。社長が2人出ている水産出身となると森山透氏(アジア大洋州統括・61)も有力視される。
ローソンに出向した経験のある田邊栄一氏(新産業金融事業グループCEO・62)や、ワシントン事務所長・業務部長をやった杉浦康之氏(北米統括兼北米三菱商事会社社長・61)も候補。もうひとりは自動車一筋の白地浩三氏(機械グループCEO・61)だ。
「三菱グループ内では、『小林社長と社長の椅子を争った中原秀人・代表取締役副社長執行役員(65)で決まり』との見方も出ています。中原さんは金属グループ出身で欧州・中国の現地法人のトップを務めた海外畑。現在はコーポレート担当役員をしています。オールラウンドプレーヤーなので業績を立て直すには最適でしょうが、小林氏と年齢で1歳半、入社年次は2年しか違わない。若返りにはなりません」(前出の経済ジャーナリスト)
大穴は50代の代表取締役で常務執行役員(コーポレート担当)の廣田康人氏(59)。広報の顔としてローソンの社長時代の新浪剛史氏(サントリーHD社長・56)のスキャンダルを封じた豪腕で知られる。
16年3月期は無理としても、17年3月期には業績を立て直して総合商社の利益トップの座に返り咲くのが新社長のミッションとなる。
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