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今年3月に開業した北陸新幹線は乗車率62%(C)日刊ゲンダイ
JRの利用者試算は「満席の26%」 北海道新幹線の前途多難
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171140
2015年12月6日 日刊ゲンダイ
本当に必要なの? 改めて、こんな声が噴出しそうだ。総工費2兆2200億円をかけて新函館北斗と新青森を結ぶ北海道新幹線である。
来年3月に開業予定だが、JR東日本とJR北海道は3日、東京−新函館北斗間の走行時間が4時間2分になることを発表、4時間切りを正式に断念した。
4時間の壁は「空路との対抗ラインになる」とみられていただけに、これじゃあ、どれだけの利用者がいるのだろうか、と不安になる。
「それでなくても先月26日、JR北海道の島田修社長の発言に衝撃が走っていたんです。島田社長は運輸審議会が開いた新幹線の料金に関する公聴会で利用者の試算を発表した。それが、26%という驚くべき低い数字だったのです」(経済ジャーナリスト・前屋毅氏)
正確に言うと、島田社長は利用者数の見込みについて、「最低でも1日当たり(往復で)5000人程度に利用してもらえるように努める」と語った。
「北海道新幹線の定員は731人で、これが1日に13往復するので、満席で運行したとすると1万9006人が利用することになる。つまり島田社長の言う『1日5000人』という数字は26%にしかならないのです」(前出の前屋毅氏)
今年3月に開業した北陸新幹線の高崎−軽井沢間の上下線乗車率は10月末までで62%、九州新幹線の2014年度の乗車率は、博多−熊本間で47%、熊本−鹿児島中央間でも34%となっている。これらに比べても、北海道新幹線の見込みはかなり低い。
JR北海道の試算は、津軽海峡を経由する在来線の特急列車の利用者数を基にしている。これが1日当たり3700人。新幹線が開通しても、わずか1300人しか増えないだろうという予測である。
終点の新函館北斗から札幌まで延びるのは2031年。開通したとしても、東京−札幌間の所要時間5時間。飛行機に勝つのは至難の業で、観光名所を何カ所も作るしかない。
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