http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/270.html
Tweet |
郵政3社上場1カ月 株価は堅調推移 中長期、成長シナリオが鍵
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151203-00000002-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/12/4 08:15
日本郵政グループ3社が東京証券取引所に株式を上場してから、4日で1カ月を迎える。この間、株価はいずれも堅調に推移。初値から一貫して、売り出し価格を上回っている。日本郵政株は3日、前日発表の大規模な自社株買いが好感されて上場来高値(1946円)をつける場面があったが、中長期で市場評価を高めるには成長シナリオが問われそうだ。
「順調な値動きをしている。『貯蓄から投資へ』の流れを進めていく大きなきっかけになると期待している」。日本取引所グループ(JPX)の清田瞭(あきら)最高経営責任者(CEO)は11月25日の定例会見で、郵政3社の株価についてこう語った。
抜群の知名度に加え、上場時は相対的に高かった配当利回り、割安感といった投資妙味に着目した買いが集まり、株価が上昇。売り出し株数が少なかったかんぽ生命保険の株価は、上場2日目の同5日には売り出し価格を9割近くも上回る4120円を一時つけた。急ピッチの値上がりに過熱感も意識されたが、その後も郵政3社の値動きは底堅い。その背景について、SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは「売り出し株を買った個人投資家は、富裕層や株式投資初心者が多かったとみられる。配当利回りの高さなどにひかれ、長期保有したいとの考えから、簡単には売らない」との見方を示す。
株式相場の地合いが良くなってきたのも追い風となっている。夏場に世界的な株価急落を招いた中国経済の減速や米国の利上げに対する過度な悲観論は、足元で薄れてきた。日経平均株価は今月1日、約3カ月ぶりに2万円を回復した。
郵政3社の株式は今月末に、東証株価指数(TOPIX)に組み入れられる予定で、機関投資家などによる買い需要が見込まれる。ただ、長い目で見た株価の鍵を握るのは、収益を押し上げる成長シナリオだ。SBI証券の藤本氏は「足元の株価を維持していけるとは限らない。上場時に市場に約束した成長戦略を具現化できるかが、中長期での株価を占う」としている。(森田晶宏)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民103掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。