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【朝のメッセージ】金力は人間の弱みに根を張る - どこまでも謙虚に 細井平洲
権力が金力に支配された状況が今現在の人類世界の大方の姿である。日本に於いてはそれが見事に出ている。米も同じ状況だが、日本は恥ずかしい程の見事さで ある。傀儡政権国家である事が理由である事は言うまでもない。本来の日本は米のような人工国家とは全く違う力が社会の中心にある。それが金力の権力支配を 抑制する。しかしそれも徹底した傀儡体制によって抑制も失われた。民主主義という形、制度はあれど、権力が金力に支配されたのでは意味を成さない。
金力の源泉は何であろうか。この世は金次第、あの世まで金次第とさえ言われる世の中である。何故であろうか。こういう事が言われるのは、金が国民を支配し ている現実があるからだろう。一人一人の国民は弱いものである。金はこの弱さと固く結び付く。国民は自由を失う。その状態の中に民主主義という制度があ る。権力を狙うにはこの特性を活かす方がいい事は明らかである。民主主義の主役たる国民が既に金に支配されている状態は民主主義の悲劇である。国民が金力 の支配を受けない状態が民主主義成立の前提条件としてなくてはならない。
生きて行く為には金が要る。権力はこの部分を強調する。国民をその弱みに付け込んで金依存症にしておく。そうすれば権力は民主主義を支配できる。これが金 力の権力支配である。国民がその生存に於いて金の支配から自由であれば民主主義は楽に機能する。国民は自らの主権者たる地位を守る為に、自らの弱みを知る 必要がある。単に国民の生活防衛の為に給料を増やすというのではなく、民主主義を防衛する為に国民の実質収入を増やすという基本的考えが要る。世界を支配 して来た偽ユダヤ金力権力は、資源枯渇詐欺などによって世界中の国民に貧困を当然の事と洗脳した。あらゆる政策は国民をギリギリの生活に追い込むように企 図されていた。借金させ利払いに汲々とさせ自由を奪う。国民を僅かな賃上げで大満足させて来た。全ての政策は金による国民支配の維持を目的としていた。雁 字搦めの金力の民主主義支配体制である。日本の300万円とか600万円という世界最悪の供託金は正にその為にある。これは絶対に廃止しなければならな い。国民を金の支配から解放する事なしに民主主義は成り立たない。
人間は弱い。この根源的問題に目を向ける必要がある。主権者国民を弱いままに放置していては、金力の権力支配は無くならない。国民は自ら弱さを埋めて行か なければならない。弱さの認識から出発する事になる。民主主義は国民の自由が前提である。自由は存在の解放から出て来る。存在が縛られていたなら民主主義 は機能しない。国民は主権者の地位を守る為に金の支配を許してはならない。言論こそその為にある。言論が金力を超える。
細井平洲
細井平洲(ほそいへいしゅう)は、上杉鷹山の師として有名です。
内村鑑三は、細井平洲を当代最大の学者と紹介しています。
また、鷹山のいた米沢藩が藩校を設立したとき、細井平洲がその藩校に名前をつけています。
それが「興譲館(こうじょうかん)」で、「興譲」というのは、細井平洲の教えの根幹にあるもので、「譲(ゆずる)を興(おこ)す」と読みます。
人を人として敬い、譲り合う生き方が徹底すれば、仲のよい地域社会となり、そのことによって国も栄えるという理念です。
自分が得をするためでなく、どこまでも「みんな」を前提に考え行動する。
これがもとからの日本人にとっての、常識といえる感覚であろうと思います。
日本人は、被災地にあっても互いを敬い、譲り合います。
だから日本人の避難施設内では、暴行も略奪も起こりません。
みんなが自然と互いに協力し合います。
東日本大震災のときも、救援にあたる自衛隊員たちは、温かな食べ物は被災者たちに分け与え、自分は冷たい携帯口糧の缶詰を食べました。
これもまた、いまに続く「興譲」の精神です。
「興譲」の反対が、「自己中」です。
自己中とは「思い上がり」です。
相手のことを考えず、自分の我欲で思い上がり、他人を批判し断罪する。
平洲は、そのことこそが「最も人の道にはずれたこと」と説いています。
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