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IMF、人民元の採用を正式決定 国際通貨へ「一里塚」(SankeiBiz)
http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/194.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 01 日 09:35:10: igsppGRN/E9PQ
 

IMF、人民元の採用を正式決定 国際通貨へ「一里塚」
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151201-00000500-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/12/1 08:34


 【ワシントン=小雲規生】国際通貨基金(IMF)は30日の理事会で、準備資産「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に人民元を加えることを決めた。構成通貨は来年10月からドル、ユーロ、ポンド、円、人民元の5通貨となる。IMFのラガルド専務理事は理事会での決定後に記者会見し、人民元の採用について「中国経済の世界の金融システムへの統合に向けた重要な一里塚だ」と述べた。

 仮想通貨であるSDRの価値を現実の通貨に換算する際に使われる比重は、ドル(41・73%)、ユーロ(30・93%)、人民元(10・92%)、円(8・33%)、ポンド(8・09%)となる。人民元は、ドル、ユーロに次ぐ3番目の大きさを占めることになり、中国経済の影響力拡大を象徴する順番となった。

 中国は5年に1度の構成通貨見直しの年にあたる今年、人民元の採用を強く求めてきた。一方、一部からは、人民元レートの変動幅が中央銀行によって制限されていることや資本市場の開放が不十分なことから、人民元は「自由に取引できる通貨」という構成通貨の条件を満たしていないとの声も出ていた。

 しかしIMFは今回、自由に取引できるという条件について、為替レートが完全に自由化されていることを意味するものではないと強調。かつてはポンドや円も資本規制が残っている段階で「自由に取引できる通貨」として認定されたと指摘した。

 またIMFは、中国が今年に入って金融制度に関する改革を相次いで打ち出してきたことも高く評価。ラガルド氏は「中国が多大な努力を重ねてきたことは明らかだ」と述べたうえで、改革を継続することが重要だとの見解を示した。

 

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コメント
 
1. 2015年12月01日 10:03:48 : WlRYSLGGmn : mc7JXxvaBLg
IMF、人民元のSDR採用を決定
2015年 12月 1日 08:55 JST

[ワシントン/トロント 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は30日開いた理事会で、特別引き出し権(SDR)構成通貨に中国人民元を採用することを承認した。35年ぶりの大掛かりな構成通貨の変更となる。人民元のSDR通貨バスケット比率は10.92%と、事前予想並みの水準となった。

IMFが2010年に設定した直近の比率はドルが41.9%、ユーロは37.4%、英ポンドが11.3%、円が9.4%だった。

人民元が採用されたことで、この比率はユーロが30.93%に低下、ポンドも8.09%、円も8.33%にそれぞれ低下した。ドルの比率は41.73%とほぼ同水準に保たれた。人民元が構成通貨に加わるのは来年10月以降。

IMF関係者によると、全会一致での承認だった。IMF当局者によると、IMFは理事会投票結果を公表しない方針。

IMFの評価基準を満たすため、中国は過去数カ月間、国内為替市場への外国人のアクセス改善など一連の改革を行ってきた。

ラガルド専務理事は声明で、改革の継続に期待感を表明。「こうした取り組みの継続や深化に伴い、国際通貨・金融システムがより強固になり、中国・世界経済の成長や安定を下支えする」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、IMFの承認を歓迎する声明を発表。自国の経済発展や最近の改革についてお墨付きを得たとの認識を示し、「中国は、金融改革や開放促進の動きを加速させる」とした。

アナリストは、中国が資本勘定を完全に自由化し、変動相場制に移行しない限り、投資家は人民元を国際通貨として使用することに引き続き慎重になる、との見方を示している。

http://jp.reuters.com/article/2015/11/30/yuan-sdr-imf-idJPKBN0TJ2J720151130


2. 2015年12月01日 11:14:21 : xqEk6mxhpE : lQRfCI6C698
よくわからん。誰か解説してほしい。

3. 2015年12月01日 16:20:33 : oOVA8WAXK6 : uDpma8zcOFg
産経の見込みは外れたということ。中国経済がそのうち破綻するとかの記事は実現した試しがない。いつものこと。

中国元はすでに日本円のシェアを上回っている。


4. 2015年12月02日 08:05:04 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk
中国は一段の改革必要、SDR採用で運営上の問題残る=IMF
[ワシントン 1日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、人民元の特別引き出し権(SDR)採用決定に関する理事会の討議内容を公表し、中国が経済改革をさらに推進していく必要性を強調した。

SDR採用で運用上の問題がいくらか残るものの、IMF加盟国やSDR利用者に対し、オンショア、オフショア両市場への無制限のアクセスを認めることなどを通じ、影響を軽減できる見込みとした。

その上で「理事会メンバーは、中国が改革を継続、かつ深化させるとともに、今後起こりえる運用上の問題に対処することの重要性を強調した」としている。

また中国は、IMF加盟国が人民元を他の通貨と自由に交換できるよう確実にする必要があるとした。

IMFスタッフは、オンショアCNY=とオフショアCNH=の人民元相場のかい離に言及。将来的にこの隔たりがIMF加盟国に困難をもたらす恐れがあるとした。

「オンショア、オフショア市場の統合に向けた改革を継続することで、時間とともにスプレッドの急拡大リスクを低減できる」としている。

IMFスタッフが作成した報告書によると、2014年時点でIMF加盟国が保有する人民元建て資産は約700億ドルと、外貨資産に占める割合が1.1%だった。

また2015年4月時点における1日当たりの人民元の平均取引量は、世界6地域の主要取引拠点の合計が2500億ドルと、他のSDR構成4通貨、豪ドル、カナダドル、スイスフランに次ぐ規模だった。
http://jp.reuters.com/article/2015/12/01/imf-china-idJPKBN0TK5OM20151201


英中銀、金融正常化で銀行に追加資本100億ポンド求める計画

[ロンドン 1日 ロイター] - 英イングランド銀行(中央銀行)は金融安定報告を公表し、信用サイクルが正常化するなか国内銀行に対し最大100億ポンド(151億ドル)の追加資本を用意するよう求める計画を示した。ただ、直ちに措置を講じる必要はないとした。

英国の信用状況について、銀行の融資への余裕が拡大し、ほぼ金融危機時の状況からは脱却したとの見方を示した。一方で金利の大幅な上昇に対する資産価格の脆弱性や新興国市場リスクを指摘した。

各行は通常時1%のカウンター・シクリカル・バッファーの保有が求められるとし、3月から段階的に銀行に課すことを視野に入れているとした。

銀行全体でTier1の自己資本比率13.5%(リスク加重ベース)が2019年までに求められるとし、現在の13%から引き上げる必要性を示した。

イングランド銀は同時に、国内の主要銀行・住宅金融組合に対するストレステスト(健全性審査)の結果を公表、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)とスタンダード・チャータード(STAN.L)は審査段階で資本比率改善措置を講じたため審査を通過した。

他の大手5行HSBC(HSBA.L)、バークレイズ(BARC.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)、サンタンデール(SAN.MC)、ネーションワイドは特段措置を講じておらず、審査を通過した。

金融安定報告では「金融市場は市場金利の急上昇やリスク資産の補完需要に対して脆弱(ぜいじゃく)」と指摘。

金融行政委員会(FPC)は、必要なら措置を講じる用意があるとし、不動産取引税引き上げの影響を注視するとした。

イングランド銀は、多額の経常赤字がこのところ縮小しているが、これは一時的とし、脆弱性が急速に拡大する可能性があるとの見方を示した。

*本文第1段落目の表現を明確にするとともに、写真とカテゴリーを追加して再送します。
http://jp.reuters.com/article/2015/12/01/britain-boe-banks-idJPKBN0TK3LF20151201


5. 2015年12月02日 12:35:47 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE
コラム:人民元、SDR採用でも一段安の可能性

Peter Thal Larsen

[香港 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 世界の主要通貨の仲間入りした人民元は、今後下落していく可能性がある。国際通貨基金(IMF)は、特別引き出し権(SDR)構成通貨に人民元を採用することで、中国が進める金融改革を支持した。

ただし、SDR採用というほぼ象徴的な動きでは、国内景気の減速や金利低下、資金流出といった人民元が受けている下げ圧力を跳ね返せる効果は乏しい。

中国が長年にわたって人民元のSDR構成通貨入りを目指してきた中で、人民銀行はある種の矛盾した状況に追い込まれた。「自由に使える」というSDR構成通貨の要件の1つを満たすため、当局は資金移動の規制を緩め、人民元がより大きく変動することを許容した。しかし8月の切り下げで海外投資家が動揺すると、今度は政治指導部が人民元は総じて安定を維持すると主張するようになった。

人民銀行はこれらの目的達成のためにオンショア・オフショア両市場で元の押し上げに動き、市場は安定を取り戻した。とはいえ、いくら外貨準備が3兆5000億ドルあるといってもこうした介入をずっと続けるわけにもいかない。

人民元がSDRに採用されたことで、長い目でみれば主要中銀や他の投資家は、人民元建て資産の保有を増やすだろう。それでもその過程はゆっくりと進む可能性が大きい。

中国当局は依然として国境をまたぐ資金移動を監視しており、最近では許可されていない取引を取り締まっている。また自由に使える日本円はもう何十年も各国の準備通貨の1つになっているが、中銀の準備資産に占める割合はなお4%弱にすぎない。

一方で人民元は値下がりすると考えるだけの妥当な理由はいくつかある。中国経済は減速が続き、人民銀行は過去1年余りのうちに6回も利下げを実施。さらに米ドル高が再燃しているので、人民元は弱含むようにしか見えない。国際決済銀行(BIS)のまとめた指数によると、人民元の実効レートは今年これまでに約2%上昇していた。

過去1カ月では人民元の対ドルレートは1.3%下落。オフショア市場での下落率はもっと大きい。国際通貨としてINFのお墨付きが得られたにもかかわらず、人民元は一段と下落してもおかしくない。

●背景となるニュース

・IMFは30日の理事会でSDR構成通貨に中国人民元を採用することを承認し、中国が進めてきた世界経済に対する影響力の大きさを認めさせるという取り組みが実を結んだ。

・IMFのラガルド専務理事は記者団に、人民元のSDR採用は中国がこれまで実施し、今後実施を続けていくであろう改革の姿をはっきりと示している、と述べた。

・中国人民銀行は、SDR採用について、世界経済において中国がより大きな役割を果たすことを国際社会が期待している表れだとの見解を表明。中国は経済改革や金融市場開放を加速・深化させるとともに世界経済成長の促進や金融安定化、世界的な経済活動のガバナンスに貢献し続けていくと強調した。

・人民銀行の易綱・副総裁は1日の会見で、人民元の下落が続く根拠はなく、元の基本的安定を維持すると述べた。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
http://jp.reuters.com/article/2015/12/02/imf-china-yuan-breakingviews-idJPKBN0TL04H20151202?sp=true


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