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『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版/松崎のり子)
だからあなたはお金が貯まらない!「無料・お得」でかえって損!簡単貯金術
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151130-00010005-bjournal-soci
Business Journal 11月30日(月)22時34分配信
冬のボーナスシーズンがやってきた。
日本経済団体連合会(経団連)が発表した大手企業80社の年末ボーナスの第1回集計によると、平均額は前年比3.13%増の91万697円で、3年連続で増加している。しかし、これは一部の大企業の話であり、まだまだ「アベノミクス」の実感が薄いビジネスパーソンも多いだろう。
また、2017年4月からは消費税が10%に引き上げられる予定だ 。「少しでもお金を貯めたい」というのが、多くの人の偽らざる本音だろう。そこで、今年6月に『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)を上梓した松崎のり子氏に
・お金が貯まる人と貯まらない人の特徴
・現代人がハマる「お得の罠」
・ビジネスパーソンにできる節約法
などについて話を聞いた。
●お金を使わせたがる現代社会
--単純に考えれば、自分の収入以上に支出を増やさなければ、自然とお金は貯まるはずです。しかし、実際にはそれができない人が多いのは、なぜなのでしょうか?
松崎のり子(以下、松崎) 支出に優劣をつけることができないからです。例えば、今の世の中は「お金を使わせる仕組み」にあふれています。その中で、「これは、自分にとって本当に必要なものか」「この金額は適正なのか」を、立ち止まって判断することが大切です。
「お金が貯まる人」は、そういった自分なりの基準を持っていたり、状況を客観視することができます。逆に「お金が貯まらない人」は、「お得」という言葉に弱く、お金を出すことに対してこだわりがありません。得をしたつもりで、実は不要な出費を重ね、結果的にお金が残らない……。これを、私は「お得の罠」と呼んでいます。
--「お得の罠」にハマりやすいのは、どんな人なのでしょうか。
松崎 「節約したい」という意思のある真面目な人ですね。「宵越しの銭は持たない」という江戸っ子のような人の場合、そもそも「お得」「安い」といった言葉に飛びつくことはないでしょう。
「お得の罠」の怖いところは、賢くなった気がするところです。例えば、インターネット通販などで「あと3000円買えば送料無料」とアナウンスされて、思わず3000円分余計に買ってしまったことはないでしょうか? しかし、よく考えれば送料は500円で、「送料を払ったほうが安かった」ということもあります。「10%オフで買えた」「ポイントが3倍になった」と喜んでいるけれど、まわりにはいらないモノがあふれていた……というのは本末転倒です。
--「お得の罠」=「消費を誘う仕組み」ということですね。ほかには、どんなものがあるのでしょうか?
松崎 「ドリンク1杯無料」「3つで1000円」「(テレビショッピングなどの)今から30分間割引中」……すべてが消費喚起のテクニックです。メールマガジンやダイレクトメールでのキャンペーンのお知らせなども同様です。それらを遠ざけるだけでも、無駄な消費を減らすことができると思います。
--個々の状況は人によって違いますが、ビジネスパーソンができる節約法や無駄遣いをなくすための生活習慣などはあるのでしょうか?
松崎 例えば、お小遣い制の人は1カ月のお小遣いを日割りにすると、1日にいくら使えるのかがわかります。その数字を認識するところから始めて、強制的な手段としては、財布の中にその金額しか入れないという方法があります。「3万円/月=1000円/日」となりますが、1日1000円しか持たないのが不安だったら、「2日で2000円使える」という計算でもいいでしょう。
お金は、決して湧いてくることはありません。そのために、自らの消費行動を見直すことが大事です。買い物をしたら必ずレシートをもらい、「どんな店で、どんなものを買っているか」を振り返るだけでも違います。女性の場合はスイーツなどの購入、男性の場合は飲み歩いているケースが多いのですが、そういった「自分甘やかし支出」を減らすことから始めましょう。
●貯蓄額=対外的な自分の評価額
--その結果、貯蓄ができるようになると、おのずとライフプランも立てやすくなります。
松崎 貯蓄額は、世間から見た自分の評価額です。例えば、50代で貯蓄額が100万円の人と1000万円の人では、どちらのほうが社会的信用度が高いでしょうか。もちろん、判断基準は貯蓄額だけではありませんが、要素のひとつになることは否定できません。また、ある程度の資産があると、精神的な安定につながり、自分に自信が持てるようになります。
逆に、お金がないと、住宅購入や子供の進学など、ライフプランにおける選択肢を狭めることにもなりかねません。そういう意味で、お金は自分の生活や夢を後押ししてくれるツールであり、お守りのような存在です。
また、「お金を貯める」という行為は、自分の出費に優劣をつけたり、自分に必要なものを取捨選択する訓練になるため、「生活をコントロールする力」が身につきます。自己節制のスキルを身につけることで、近年話題になっている「老後破産」の予防にもなるでしょう。
--本書の中で、「5000円からのプチ積み立て」を提案しています。
松崎 積み立ては、お金を貯める有効な手段ですが、無理をしては本末転倒になってしまいます。よく「収入の10%を目安に」といわれますが、毎月の給料が40万円の人と15万円の人では、同じ10%でも重みが違います。
そのため、一般的な目安にはこだわらず、自分が無理せず続けられる金額を設定するのがいいでしょう。「貯めるお金がない」という人は、飲み会や外食を1〜2回我慢して、浮いた数千円からでもスタートすることをおすすめします。5000円でも、1年続ければ6万円、5年で30万円になります。決して、小さい額のお金をバカにしてはいけません。
構成=編集部
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