http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/126.html
Tweet |
不安量産…中国動物クローン工場が物議 ES細胞捏造の韓国教授とタッグ
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151127-00000501-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/11/29 08:10
中韓共同による世界最大の動物クローン工場建設計画が、物議を醸している。建設予定地は中国北部の港湾都市、天津市だ。年間100万頭の高級肉牛などの家畜やペット犬、果ては絶滅危惧種の動物までもクローンで“大量生産”するという。中国では2000年以降、食肉需要の高まりから、牛や豚のクローン作りが活発化しているものの、安全性が証明されていない状態。交流サイト(SNS)では早くも大量の批判が噴出している。
英経済紙フィナンシャル・タイムズや英紙デーリー・テレグラフ(いずれも電子版)などによると、工場建設を進めているのは中国のバイオ企業「ボヤライフ」と、韓国の「スアム生命工学研究院」。スアムは05年以降、550匹の子犬のクローンを作り、販売した実績があるとされる。スアムを率いる黄禹錫・元ソウル大学校獣医科大学教授(62)は、05年に世界で初めてクローン犬作りに成功したが、その直後に胚性幹細胞(ES細胞)論文の捏造が発覚、研究成果を疑問視する声も少なくない。
両社の計画では、総投資額は30億元(約575億4000万円)。まず2億元を投じて約1万5000平方メートルの工場を建設。クローン実験室、動物センター、遺伝子バンク、展示ホールなどを設置するという。工場では高級肉牛や豚など家畜のほか、警察犬や競走馬、死んだペット、絶滅危惧種もクローン技術を駆使して“生産”して販売するという。工場は来年から稼働の予定。
経済発展に伴い、中国では高級牛肉の需要が急増し、供給が追いつかない状態が続いている。価格も00年から13年で3倍以上に跳ね上がっている。ボヤライフの許曉椿会長は、新華社通信に対して「中国の農民は、市場での需要を満たすだけの肉牛の供給に苦労している」と指摘。「クローン肉牛は当初10万頭を作るが、その後は100万頭に増やす」としている。
安全性についても「クローン肉牛はこれまで食べた中で最もおいしい品種だ」と強気の姿勢をみせる。ただ、当面海外への輸出はしないという。当の中国国民の反応は…といえば、SNSでクローン肉牛の安全性を不安視する声ばかり。「中国で販売されるなら、最初にわが国の指導者に食べてもらいたい」「最初は中央政府の指導者に提供させるべきで、彼らとその家族は10年間楽しんだ後、われわれに与えてくださることだろう」という皮肉を込めた投稿が目立つ。
今年9月には、欧州議会がクローン動物やその子供などの輸入を禁じる議会報告書を賛成多数で採択するなど、クローン動物への警戒感は根強い。欧州議会環境委員会の共同報告者、レナーテ・ソマー氏は「(クローン動物は)生まれても数週間で死ぬケースが多い。そんなものを許可すべきですか」と語気を強める。また、欧米ではクローン動物の食肉は、安全性が十分に証明されるまで消費者に提供すべきではない、という意見も多い。中国のクローン動物ビジネスは前途多難だ。ちなみに、農林水産省によると、日本国内のクローン技術による家畜生産は実験段階で、業者などが自粛しているため、食品として流通していない。(SANKEI EXPRESS)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民103掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。