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早慶以上は内定を出しても入社してくれない?
採用は「高校名の方が参考になる」? 大学ターゲティングに限界感じる企業も〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151128-00000000-sasahi-bus_all
AERA 2015年11月23日号より抜粋
「後ろ倒し」で注目された2016年卒大学生の就職活動。ふたを開けてみれば、学生にとっては超売り手市場だった。一方で、採用する側の企業にも例年と異なる傾向が表れた。
今回の就活でも、採用したい「ターゲット大学」を絞り込む企業が依然として多数存在していた。しかし、今年はその傾向に異変があったと、HR総研主任研究員の松岡仁さんは言う。
「過去数年はターゲットを絞り込む企業が多かったのですが、16年卒は主に売り手市場と就活『後ろ倒し』の影響でそれが緩まったのです」
あるサービス系企業の人事担当者は言う。
「例年、金融業界は高学歴層へかなり強いターゲティングを行っています。ですが、今年は日東駒専クラスの学生でも、証券会社数社の内定を複数持っているなんてざら。バッティングの幅が広がって驚きました」
松岡さんによると、多くの企業がターゲットにしているのはMARCHクラス。超有名企業のターゲットの下限であると同時に、中小企業も採用したいと考える層だという。中小企業の多くは「早慶以上は内定を出しても、ブランド志向が強いから入社してくれない」と考えがち。一方、「旧帝大クラスは、プライドが邪魔して泥臭くは動けない」(前出・サービス系企業人事担当者)との声も。バランスのよさがMARCHクラス人気の一因のようだ。
もっとも、最近は従来の大学クラス別のターゲティングに限界を感じる企業も増えてきている。ERPパッケージソフトを開発するワークスアプリケーションズ(東京都港区)の人事責任者は言う。
「大学受験は、大部分が暗記能力の高さを測る試験。大学名で自社との相性を見るのは難しいと感じています」
同社は採用の際、長期インターンシップを課すことで知られている。大学のターゲティングはせずに有給インターンとするため、獲得コストは採用一人あたり1千万円にものぼる。それでも、広く網をかけたほうが最終的に効率がいいと考えるからだ。今年は、インターンで優秀な成績をおさめた高校生も、入社する権利を得た。
「AO入試で入った学生は基礎学力が低いことがあるので、大学名より高校名のほうが参考になる」
今回取材した複数の人事担当者も、そう口をそろえる。
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