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過去のデータでわかった!  今から年始にかけ上がりやすい銘柄(会社四季報オンライン)
http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/902.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 28 日 00:16:25: igsppGRN/E9PQ
 

過去のデータでわかった!  今から年始にかけ上がりやすい銘柄
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151127-00094037-shikiho-biz
会社四季報オンライン 11月27日(金)21時51分配信


 株式相場で勝つには「データ」が大切です。どうせ株をやるなら、「上がりそうな株」に投資したいですよね。そんなとき、どうやって銘柄を選んだらいいと思いますか?  私は、「過去に何度も成功した投資法を徹底的にまねする」ことだと考えています。

 私は株式投資を天気予報のようにとらえています。天気予報では「明日の降水確率は90%」「明日の降水確率は10%」というように、予想しています。この天気予報の的中率は83%もあると言われています。これが株式投資でもできたら、面白そうですよね。

 天気の予報は、過去の統計などから、「100回のうち、◯◯回の割合で雨が降る」というやり方です。ここでの大きなヒントが、「過去の統計を使って予想している」というところです。つまり、同じように過去の株価データを使って「値上がりしやすかった株」を見つければ、銘柄選びの参考になるということです。

 もちろん、100%当たるとは言えません。外れることもあるでしょう。ですが、過去のデータを参考に株を選ぶことは一つの指針となり、自信につながることもあるでしょう。これこそ、私が株式投資の天気予報、「株式予報」を始めた最大の理由です。

 さて、もうすぐ2015年も終わり。あっという間に年末です。過去10年分の株価データを分析した結果、年末はドル高(=円安)になりやすい傾向がありました。また、上昇トレンドにある株が、さらに続伸しやすいという傾向もつかめました。

 これらの2つのポイントを押さえれば、年末年始に上昇しやすい株の特徴がわかるかもしれません。そこで今回は、12月初め〜年始にかけて上昇しやすい株の特徴を、過去の相場のデータからひもといていきましょう。

■ 12月は円安になりやすい

 まず、直近10年間(2005〜14年)のドル円の推移を確認したところ、12月初め〜12月終わりの期間は為替レートが円安に振れたのが10回中6回、平均で0.91%円安に動きました。直近3年間はすべて円安傾向で、平均2.9%円安に動いています。つまり、年末にはドルが高くなり、円が安くなるという傾向があったようです。

 この要因の一つには、各国の金融政策はもちろんですが、それ以外に12月に米国企業の決算が集中していてドル需要が高まり、ドル高になりやすいことが考えられます。米国企業は決算時期にはドル建てで支払いを行う必要が出てきます。特に海外展開が進んでいる規模の大きな企業は、支払いのために一部の海外通貨をドルへと両替すると考えられます。このようにしてドルの需要が高まることが、ドル高(=円安)の一つの要因となると考えられます。

 円安になりやすい時期には、円安メリットが大きな輸出企業を狙うのがよいかもしれません。円安になる前に輸出企業の株を保有していれば、株価の値上がりに期待ができるでしょう。

 円安メリットが大きな業種としては、機械、電気機器、輸送用機器などが挙げられます。これらの業種の銘柄は12月に株価が上昇する傾向が特に強いため、ぜひ注目しておきたいところです。

■ 東証1部銘柄の67%が上昇

 また、過去の株価データを分析したところ、12月は中長期的に下落トレンドにある(終値が75日移動平均よりも安い)銘柄は、上昇トレンドにある(終値が75日移動平均よりも高い)銘柄よりも上昇しづらいことがわかりました。

 過去10年間の東証1部の株価データを分析したところ、東証1部の銘柄は、12月始値〜1月始値の期間に、平均で4.49%上昇したことがわかりました。また、東証1部に上場している銘柄のうち、67.93%(約3銘柄に2銘柄)が上昇しています。

 このうち、上昇トレンドにある(終値が75日移動平均よりも高い)銘柄は、12月始値〜1月始値の期間に、71.03%の確率で上昇していました。また、上昇トレンドにあった銘柄はこの期間に平均で5.52%も上昇したことから、12月は、上昇トレンドにある銘柄が特に値上がりしやすい傾向がありました。

 一方、下落トレンドにある(終値が75日移動平均よりも安い)銘柄は、12月始値〜1月始値の期間に、64.92%の確率で上昇し、平均で3.40%の値上がりをしました。下落トレンドにある銘柄にも上昇傾向がつかめています。ですが、上昇トレンドにある銘柄は平均で5.52%上昇したのに対して、下落トレンドにある銘柄は平均で3.40%しか値上がりしませんでした。この結果から、下落トレンドにある銘柄は上昇トレンドにある銘柄よりも、12月の上昇傾向が弱いと言えるでしょう。

■ 狙い目は「上昇トレンド」にある「輸出企業」? 

 以上の2点を加味した結果、12月相場で攻略しておきたいのは、「上昇トレンド」の「輸出企業」です。ここでの上昇トレンドとは、「終値が75日移動平均よりも高い」ということを指します。また、輸出企業の中でも代表的な業種は、機械、電気機器、輸送用機器の3業種です。よって、12月に株を買うときには、この2点を満たす会社に投資することで、リターンが期待できるかもしれません。

 このような観点から私が注目したのが、以下の3つの銘柄です。

 機械:SMC(6273)

 (12月に値上がりした確率:80%、期待値6.26%)
→2014年:3.09%下落
→2013年:10.84%上昇
→2012年:14.01%上昇
→2011年:0.39%下落
→2010年:6.52%上昇

 電気機器:ファナック(6954)

 (12月に値上がりした確率:70%、期待値6.98%)
→2014年:1.64%下落
→2013年:9.69%上昇
→2012年:22.79%上昇
→2011年:6.45%下落
→2010年:5.42%上昇

 輸送用機器:トヨタ自動車(7203)

 (12月に値上がりした確率:80%、期待値5.44%)
→2014年:2.79%上昇
→2013年:0.47%下落
→2012年:18.64%上昇
→2011年:1.01%上昇
→2010年:変動なし

 これらの3つの銘柄は、「上昇トレンド」にある「輸出企業」という2つの特徴を兼ね備えています。また、過去10年の間、年末にかけて値上がりしやすい傾向があった銘柄でもあります。

 *もちろん、これらはあくまで過去の株価データの分析結果であって、企業の業績や足元の株価水準などについては考慮していません。

 忘年会やお年玉などで何かと出費がかさむ年末年始。私たち投資家は、株で一足早くお年玉を手に入れたいところです。

 中原良太:1990年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。投資情報サイト「株式予報Stockforecast」代表。2013年からYahoo!  ファイナンスの「投資の達人」に寄稿。近著に『株2年生の教科書』(共著、総合科学出版刊行)。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

中原 良太

 

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コメント
 
1. 2015年11月28日 00:27:59 : R92LNiSUns
はいはい、それでやってみなはれ。

2. 2015年11月28日 06:05:45 : xqEk6mxhpE
過去のデータで将来の株価が分かるなら、歴史学者は大金持ち。

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