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またお騒がせ男に(C)日刊ゲンダイ
本当の狙いは東芝隠し? 村上世彰氏「強制調査」に流れる憶測
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170550
2015年11月27日 日刊ゲンダイ
旧村上ファンドを率いた村上世彰元代表(56)が証券取引等監視委員会(SESC)から相場操縦の疑いで強制調査された。
「突然のコトで驚きました。最後の相場師として知られた加藤ロ氏も金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたばかりです。なぜ、この時期に取り締まりを強化するのか。兜町は首をかしげています」(市場関係者)
水面下では奇妙な臆測が流れる。
「不正会計問題が長引いている東芝から目をそらさせる作戦じゃないかと言われています。ここへきて東芝子会社である米ウェスチングハウスの巨額損失処理の未公表が明らかになり、東芝やSESCへの批判が一段と高まっています。だから東芝を救済したい政府筋を含め、相場操縦という悪行に批判の矛先を持っていきたかったのではないか」(証券アナリスト)
村上氏は“新たな手口”による株価操作を行ったと伝えられている。ところが、これまでのところ“新たな手口”がサッパリ見えてこないから不思議だ。
「旧来型の手口では、メディアに与えるインパクトに欠けると当局が判断した可能性はあるでしょう」(前出の市場関係者)
株式アナリストの黒岩泰氏はこう言う。
「今回問題になっているのは、アパレル大手『TSIホールディングス』に絡む株価操作です。売り手と買い手をあらかじめ決め、売買を繰り返す手口です。そうすることで株価は動かなくとも出来高は膨らみます。投資家は出来高急増の裏に何か材料があると判断し、その銘柄に乗っかる可能性がある。これは『馴合売買』と呼ばれ、金融商品取引法で禁止されている手法です。でも、新しい手口ではありません」
「終値関与」という相場操縦も指摘されている。特定の銘柄に対し、市場が閉じる直前に大量の売り注文を出し、株価を急落させて一日の取引を終了させる手口だ。その銘柄を保有する投資家は、「なぜ取引時間の最後になって急速に値を下げたのか」と不安になり、時間外取引を利用し、保有株を終値よりも安値で手放す。そこを拾うのが、取引時間中に株価を急落させた投資グループというわけだ。
「空売りを仕掛ければ、儲けることができます。しかも安値で大量の株を買い集めることもできる。モノ言う株主には一石二鳥の手口かもしれません。ただし、古い手口です」(中堅証券のアナリスト)
村上親子の強制調査が本当に“新しい手口”による相場操縦だとすれば、思いもよらない真実が、今後飛び出すことになるが……。
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