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黒田指数よりも…ベーコンチーズバーガーが表す景気の実情
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170252/1
2015年11月22日 日刊ゲンダイ
ユニークな経済統計の方が信用できる(C)AP
日銀は、物価に関する新しい指数を今月から公表する方針を明らかにした。
「日銀が目標とする2%の物価上昇が思うように進まないのが理由でしょう。日銀のターゲットは総務省が毎月公表している消費者物価指数のコアCPI(生鮮食品を除く指数)ですが、原油をはじめとするエネルギー価格の低迷でこのところ上昇していません。そこで日銀に都合のいい指数を前面に出すことにしたのでしょう」(市場関係者)
日銀が新たに公表するのは、「生鮮食品とエネルギーを除く指数」や、価格変動の大きい上下10%の品目をのぞいて算出する「刈込平均値」など3指数。実は、これまでも同様の指数を「金融経済月報」で示していたが、今月からは消費者物価指数の公表と同じ日に発表し、新指数のインパクトを高める作戦だ。
「総務省の指数が低迷しても、日銀独自の数値はそれなりに上昇することになるでしょう。黒田総裁には心強い新指数です」(株式評論家の倉多慎之助氏)
“黒田指数”が経済界で浸透するかどうかは未知数だが、民間エコノミストは、ちょっと意外な経済指標に目を向けることが多い。
「Tポイント物価指数に注目しています。個人消費を見るうえで参考になる指標です」(第一生命経済研究所主任エコノミストの藤代宏一氏)
サラリーマンにもなじみ深い「Tポイント」提携先の購買価格を基に算出する指数だ。
もう1つ、身近な指数として知られるのは「東大日次物価指数」。スーパーで販売される食料品や日用品が調査対象だけに、庶民感覚の物価指数となっている。直近統計の11月18日は前年同日比で1.45%の上昇。ちなみに総務省のCPIは0.0%上昇(9月)だった。
アメリカには「ベーコンチーズバーガー指数」というユニークな指数がある。
某証券会社が算出している数値で、ベーコンチーズバーガーの材料の価格を比較し、インフレ率を測るものだ。前年同月比は6月2・9%減、7月1・2%減、8月2・7%減で物価は下落基調にあるらしい。
「政府発表の経済数値は、作為的なにおいがするケースもあります。ハンバーガーの方がよっぽど経済の実情を捉えているかもしれません」(倉多慎之助氏)
黒田指数は実態を反映できるのかどうか。
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