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貿易黒字の正体と世界経済
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4969266.html
2015年11月20日 NEVADAブログ
10月の貿易収支が黒字になったと報道されていますが、その実態を詳しく解説した報道は殆どありません。
黒字の理由は輸入の激減です。
輸入 −13.4% 6兆4325億円 *10ケ月連続減少
輸出 − 2.1% 6兆5440億円
輸入が13.4%も減少してしまっているのです。
また、輸出ですが、数量ベースでは4.6%の減少となり、金額ベースでは2.1%の減少となっており、円安効果が10.7%ある中、金額ベースで14ケ月振りの減少となっており、如何に輸出が不振となっているかわかります。
<10.7%>の円安効果がありながら金額ベースで<2.1%>減少となっており、日本製品が海外で売れなくなってきているともいえるのです。
日本経済は完全に縮小均衡に入ってきており、この先、輸入が更に減少するようなことが続けば、日本国内の産業活動が更に落ち込むことを示唆しており、4−6月期に続いて7−9月期でもGDPのマイナス成長を記録し、ヨーロッパの基準ではリセッション入りとなりますが、10−12月期もマイナス成長となりかねず、日本基準でもリセッション入りになります。
世界第2位の経済力を誇る中国は19%程の輸入の減少となっており、世界中に悪影響を与えており、アメリカ国内のコンテナふ頭がガラガラになり始めているとアメリカで報じられていましたが、バルチック海運指数も500ぎりぎりまで下がってきており、先の安値を下回ってきており、底抜け状態に入り始めています。
世界2位、3位の経済大国である中国が19%、日本が13%の輸入減少となれば、世界、中でも新興国経済に悪影響を与えない方が不思議となります。
世界経済は今やメルトダウンに入り始めたと言えます。
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