★阿修羅♪ > 経世済民102 > 708.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ひどくなる経済粉飾。中国を信じる人間はもうどこにもいない(ダークネスDUA)
http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/708.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 19 日 18:31:11: igsppGRN/E9PQ
 

ひどくなる経済粉飾。中国を信じる人間はもうどこにもいない
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20151119T1605350900
2015-11-19  ダークネスDUA


2015年11月15日、トルコ南西部アンタルヤでG20首脳会合が行われたのだが、ここで中国の経済失速が世界経済を不安定にしているという指摘が相次ぐと、国家主席の習近平はこのように答えたという。

「今後も中高速の経済成長を維持することが可能であり、今年の成長率は7%程度になる」

これを聞いて、麻生太郎財務相が「夢みたいなことを言っていた」と後で呆れたように吐き捨てていたという。

中国がGDPの数字を捏造しているというのは、ブルームバーグ、ウォールストリート・ジャーナル、エコノミスト、フィナンシャルタイムズ等、世界中の経済紙が指摘している。

イギリスの調査会社ファゾム・コンサルティングは、この中国のGDP統計を「ファンタジー」と切り捨てているが、実際のところ中国の統計数字はすべて捏造と願望と妄想で成り立っている。

だから、習近平が「今年の成長率は7%程度になる」と言ってもそれを真に受ける人間は日本の親中派のアナリストくらいであり、まともな神経を持った人間は「馬鹿か」と内心で思うだけだ。


■「騙された方が悪い」というのが中国の社会だ

それでも中国が世界を騙し続けようとするのは、もともと中国では「騙される方が悪い」という思想があるからだ。嘘でも何でも相手を騙して自分の利益を得るのが中国式なのだ。

中国人ビジネスマンは「孫子の兵法」を勉強して経営に応用するのが常識だと考えている。日本人の中にもこんなものを価値ある書物ように思って読んでいる人もいる。

しかし、冷静にこの中国の兵法書を読むと、そのどれもが「相手をいかに騙すか」という手口のオンパレードであることが分かるはずだ。

孫子の兵法には「兵は詭道なり」と書かれているが、詭道とは「不正な手段で人を騙す」という意味だ。それをビジネスに応用するというのは、「不正な手段で人を騙すビジネスをする」という意味になる。

信頼を築くとか、誠実であるとか、正直であるとか、そんな価値感とは真逆のものが中国社会では尊ばれている。「うまく騙せば勝ち」なのである。

だから、中国社会では賄賂文化になり、海賊版文化になり、ニセモノ文化になっていく。中国がビジネスを家族や知り合いで固めるのは、それだけ「嘘」が社会にはびこっていて、誰も信用できないからでもある。

中国人が世界で日用品を爆買いするのは、中国では日用品ですらも有害物質にまみれて品質が信頼できないからだ。

たとえば、中国の粉ミルクはメラミンのようなニセの粉が混じっているので、中国人は数倍の値段を払っても外国製の粉ミルクを買う。

米を買ったら、米粒に似せたプラスチックや紙がまぜられていることもあるので、主食の米ですらも安心できない。屋台の油も下水をすくって取り出した油かもしれない。

豚肉は病死した豚の肉かもしれないし、そもそも豚の肉ではなくて下水を這い回っているネズミの肉かもしれない。

客を騙しても「騙される方が悪い」という社会なのだから、何もかも信用できない社会と化していく。

中国で暮らしてはいけない、中国に関わってはいけないというのは、信頼できない社会でまともに生きていけるわけがないからである。


■自分たちの捏造がバレそうになると、どうするか?

中国のビジネスマンもそうであれば、中国政府もまた同じだ。「嘘でも100回言えば真実になる」「騙された方が悪い」と言わんばかりに見え透いた嘘八百を国家主席までもが言う。

「今年の成長率は7%程度になる」と習近平が平気な顔で嘘を言えるのは、そうした中国文化が根底にあるからである。

中国政府は、この「孫子の兵法」という騙しの手口をさらに応用させて現代社会に合うように作り替えている。それを中国の軍人は得意げになって「超限戦」と呼んでいる。

「超限戦」とは、「国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア戦」で、相手をワナにかけてめちゃくちゃにする方法だ。(中国が「超限戦」という卑劣な犯罪行為を仕掛けてきている )

中国は、アメリカにサイバー攻撃を仕掛けて情報を盗みまくっているが、これも超限戦の一貫である。日本に対しては歴史プロパガンダで責め立てているが、これも超限戦の一貫である。

さらに自分たちを強大に見せるために経済統計も粉飾・捏造しまくっているが、これも超限戦の一貫である。

そして、自分たちの経済粉飾ば責められるようになると、中国はお抱えのアナリストに「アメリカも経済粉飾をしている」というような内容を書かせて、問題はアメリカにあるような誤誘導をも行う。

今どき、こんな見え透いた誤誘導に引っ掛かる人間がいるのかと思うが、それが意外に多い。

「アメリカが経済粉飾をしている」ような言い方をすると、とても目立つからだ。そして、それが嘘であれ何であれ、繰り返し言い続けていると、中国の経済粉飾がだんだん目立たなくなっていく効果がある。

そうやって中国は、全世界に嘘と捏造をばらまいて、自分たちの都合の良い世界観を押し付け、それで世界をコントロールしようとしている。

このようなやり方は、一時的には効果があるのかもしれないが、持続可能なものではない。


■外資が望んでいるのは、市場撤退規制の緩和の方だ

すでに中国の経済失速は、習近平が何を言おうとも隠し切れない状況にある。中国政府がいかに隠蔽しても、中国と取引している企業の業績が軒並み悪化しているのは隠せない。

大阪商工会議所が2015年11月17日に発表した調査結果でも、1年前と比較すると、輸出も生産も販売もほぼすべての分野で大幅に減少しているとある。

台湾企業も大手・中堅上場企業の半数以上が利益が出せずに苦しみ、現在中国から撤退ブームとなっている。

中国では人件費が高騰し、ストライキもしばしば起き、外資企業は毎年のように賃金の値上げを余儀なくされ、汚職も蔓延している。そんな劣悪な環境の中国に工場を出す意味がなくなっている。

その上、中国の経済成長が止まって内需も減少しているのだから、習近平が何を言っても外資が中国から出て行くのは避けられない状況になっている。

これに慌てた習近平は、「外資に対する市場参入規制を大幅に緩和する」とか「開放的で透明性があり、公正かつ高効率な市場環境を育成する」とか言い出して、外資を逃さないように必死になっている。

「今年の成長率は7%程度になる」という大嘘も、外資を逃したくない一心で言っている嘘だ。

もちろん、今ごろになってそんなことを言い出しても誰も信用していない。「騙された方が負け」と言っている民族を、何度も信用するお人好しはどこにもいない。

世界有数のお人好しと言われている日本人でさえも、2012年の反日デモで工場を焼き打ちされて目が覚めている。


※全文転載禁止ですので続きはこちらで
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20151119T1605350900
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年11月19日 19:34:59 : NNHQF4oi2I
なんだ 日本のGDPではないのか

 日本の社会保障と同じか ひとの振り見て我が振り直せって


2. 2015年11月19日 20:25:58 : AUj94hxC0c
それが出来ないのがネトウヨ

3. 2015年11月19日 20:26:44 : eYOBlOWYhI
中国を どうこう言える ゆとりなし

4. 2015年11月19日 20:30:56 : Bx8ef5zyOk
物々交換から始まった経済取引が金本位制に基づく通貨経済までは信用という点において何の問題も無い。
しかし、現在は貨幣は貨幣自体に価値があるが、紙幣には価値が無く有るのはその国への信用だけ。

中国を信ずる人間はもうどこにもいない?
馬鹿言っちゃいけない。若し真にそうであるなら現在進行形で中国と貿易をしている国は無い事になる。

信用していないのではなく批判しているだけ。


5. 2015年11月19日 20:43:19 : Yjh19a7mYg

安倍を信じる知識人はもうどこにもいない

6. 2015年11月19日 22:21:30 : jXbiWWJBCA

香港H株指数が上昇−上海総合指数は3日ぶりに反発
2015/11/19 18:48 JST

    (ブルームバーグ):19日の香港株式市場では中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が上昇。本土市場の上海総合指数も3日ぶりに反発した。
上海市場では米アップルのサプライヤーの株価が上昇。的を絞った業界に対し中国政府が技術向上で支援すると国務院が発表した。18日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、米利上げが緩やかなペースになると示唆されたことも手掛かりとなった。
H株指数と上海総合指数は共に前日比1.4%高で終了。アップルに製品を供給する音響装置メーカー の歌爾声学(002241 CH)は本土市場で10%高となった。香港ではエネルギー銘柄や銀行株が高い。中国石油化工 (SINOPEC、386 HK)と中国建設銀行(939 HK)は2%を超える値上がり。H株指数は1週間ぶりの大幅な上昇で、50日移動平均を上回り引けた。
申万宏源集団のセールストレーディング責任者、黄観威氏(香港在勤)は「FOMC議事録公表を受けた一時的な小休止だ」と指摘。「今のところ銀行セクターが上げをけん引しているが、株式市場から離脱する顧客がますます増えており、向こう1カ月にわたり売買は鈍化するだろう」と述べた。
CSI300指数は1.6%高。香港のハンセン指数は1.4%高で引けた。
原題:Shanghai Stocks Halt Two-Day Losing Streak as H Shares Advance(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Kyoungwha Kim kkim19@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Richard Frost rfrost4@bloomberg.net Allen Wan, Chan Tien Hin
更新日時: 2015/11/19 18:48 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NY1IVC6K50XS01.html

香港オフショア人民元、上昇−中国本土外への資金フローを抑制か
2015/11/19 19:19 JST
    (ブルームバーグ):香港オフショア市場で取引される中国人民元は19日、対ドルで上昇。中国当局が本土以外の銀行に向かう資金フローの抑制を強化した。事情に詳しい関係者によれば、中国人民銀行(中央銀行)が本土の銀行に対し越境融資の提供をやめるようにと口頭で指示したという。
ブルームバーグの集計データによれば、香港オフショア人民元は現地時間午後4時54分(日本時間同5時54分)現在、前日比0.03%高の1ドル=6.4118元。上海市場では人民元はほぼ変わらずの6.3840元で終了した。
原題:Yuan Depreciation Bets Ease in Hong Kong as China Boosts Costs(抜粋)
記事に関するブルームバーグ・ニュース・スタッフへの問い合わせ先:香港 Fion Li fli59@bloomberg.net;北京 Tian Chen tchen259@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Regan jregan19@bloomberg.net Robin Ganguly, Andrew Janes
更新日時: 2015/11/19 19:19 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NY23SQ6K50Y901.html


7. 2015年11月19日 22:23:36 : KzvqvqZdMU
南京大虐殺も嘘だってことだ。
信じてるのは、日本憎しの糞サヨだけ



[32削除理由]:削除人:多数のアラシコメントが確認されているため、この人のコメントは内容にかかわらずすべて削除

8. 2015年11月19日 23:04:39 : jXbiWWJBCA
中国にかかる日本型デフレの暗雲
人民元紙幣を数える銀行員(四川省南充) ENLARGE
人民元紙幣を数える銀行員(四川省南充) PHOTO: IMAGINECHINA/ASSOCIATED PRESS
By GREG IP
2015 年 11 月 19 日 15:14 JST

 2016年の米大統領選での共和党候補指名獲得を目指すドナルド・トランプ氏は、大統領に選ばれた暁には、中国に為替操作国のらく印を押し、中国の輸出品に大幅な関税を課す姿勢を示している。こうした脅しが、長年米外交政策の定番だった。

 だが現在、中国経済は正真正銘、利下げと通貨安のどちらも必要としている。

 中国人民銀行(中央銀行)が政治的反発などを恐れてこれらを行わなければ、同国経済は日本が20年前に陥ったものと全く同じデフレに向かう可能性がある。

 国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、モーリス・オブストフェルド氏は先ごろ、「中国は新たな日本ではないかとふと思うことがある」と語った。

広告

 1980年代終盤の日本は現在の中国のように、投資と借り入れのブームが去り、企業が負債を抱え、銀行は大量な不良債権を抱え込んでいた。貿易収支も黒字が続き、米国から常に円高圧力をかけられていた。

 不動産価格の暴落や金融機関の弱体化など、多くの要因で日本経済はスタグネーション(景気停滞)とデフレに陥った。だが、スタンフォード大学経済学教授だった故ロナルド・マッキノン氏と政策研究大学院大学の大野健一教授の共著「ドルと円―日米通商摩擦と為替レートの政治経済学」(1998年)によると、円高を求める外圧も一部影響した。

 1995年の時点で、購買力平価でみると円は大幅に過大評価されていた。競争力を立直すため、日本企業は値下げと賃金据え置きに頼らざるを得なかった。これは現在、「内的減価(国内要因による通貨切り下げ)」と呼ばれている。90年に日本の生産者物価は数十年にわたる低下を開始した。消費者物価はその8年後にデフレに陥った。

 中国は輸出を伸ばし輸入を不公平に扱う程まで資本規制を利用して自国通貨である人民元相場を安く抑えている、とした過去10年間の米政府の非難は正しかった。中国当局は日本の過ちを繰り返すことをずっと心配して、急速な元高圧力に抵抗してきた。ところが過去1年で人民元の実効為替レートは9%跳ね上がった。元をまだドルに密接に連動させているため、ドル高に追随したのだ。IMFはもはや元が過小評価されているとはみなしていない。一部のエコノミストは過大評価されているとさえ考えている。

 20年前の日本のように、強い通貨と工業生産の落ち込みが物価を押し下げている。人民銀行は基準貸出金利を昨年初めの6%から4.35%まで引き下げたが、インフレ率は2.5%から1.3%に低下し、物価調整後の実質金利は見た目よりもはるかに下げ幅が少ない。一方、工業売上高の落ち込みが生産者価格を年率5.9%押し下げている。

過去の日本は将来の中国か―通貨(上)とPPI(下)の推移:日本(左)・中国(右) ENLARGE
過去の日本は将来の中国か―通貨(上)とPPI(下)の推移:日本(左)・中国(右)
 カーライル・グループのジェイソン・トーマス氏によると、中国企業が既存の債務に支払っている金利は約6%だ。つまり実質金利負担は12%近くという壊滅的な水準だ。同氏は「中国が為替レートをさらに動かさずにデフレをどうやって食い止めるのか分からない」と語った。

 市場も明らかに同じ見方だ。中国の資本規制はここ数年で緩和された。そのため利下げが資本流出を促した。中国の外貨準備はこの1年間で3270億ドル減少した。人民銀行は8月、元をドルに対して3%切り下げた。

 元相場も金利もともに、一段と下がる必要があるのはほぼ間違いない。だが、人民銀行は連続切り下げの期待がさらなる資本流出を促すことを望んでいない。また、元安になれば、ドル建ての借り入れを大量に抱えた中国の不動産会社にとって、債務返済がさらに難しくなる。

 しかも、中国は追加切り下げをしないよう求める外圧を強く意識している。中国は長年、IMFの特別引き出し権(SDR)を構成する通貨バスケットに元を加えるよう働きかけてきて、ようやくこれが実現しようとしている。これは、元が世界の準備通貨になる象徴的な出来事だ。SDR構成通貨に加わったばかりで切り下げすれば、印象が悪くなり貿易相手国をいらだたせるだろう。貿易相手国は無意識に、中国の通貨切り下げは市場占有率を奪おうとする近隣窮乏化策だと受け止めるだろう。来年は中国が主要20カ国・地域(G20)の議長国で、米国では大統領選挙があるため、時期としても不吉だ。

 オバマ政権は明らかに、為替操作に対する姿勢を緩める立場にない。環太平洋経済連携協定(TPP)で為替操作を禁止させようとした議会の圧力はかわしたが、中国を含まない11カ国を「通貨安競争」を禁じる別の協定に調印した。

 それでも米政府は、中国の為替政策に対する批判を緩めた。米財務省は10月、人民元が「大幅に過小評価されている」との主張をやめ、市場から低下圧力を受けていると認めた。また、元のSDRへの採用も支持した。

 米政府は一段の元安を傍観するのだろうか。過去の中国から考え、そうした動きは米国を犠牲にして中国の経済成長を高めようとするものではないかと米国が疑っても当然だ。だが、これはデフレを避けるための全体的な金融緩和の一環だということを中国が明らかにすれば、米国は黙認した方が賢いと気づくだろう。日本がデフレに陥ったことで、米国は慢性的に弱った貿易相手国を抱えることになり、これが依然として世界経済の障害になっている。中国も同じ状態になることを、米国は望まないはずだ。

関連記事

中国の為替操作で米国は不利益を被っているのか
中国人民元の国際化、ロンドンで足踏み
人民元、ドルの地位を奪うとみられる理由とは


9. 2015年11月19日 23:06:53 : jXbiWWJBCA
豪政府、中国勢への牧場売却を阻止 安全保障上の理由で
オーストラリア ・バンガンドーの牧場 ENLARGE
オーストラリア ・バンガンドーの牧場 PHOTO: BRENDON THORNE/BLOOMBERG
By ROB TAYLOR AND DAVID WINNING
2015 年 11 月 19 日 19:37 JST

 【キャンベラ(オーストラリア)】オーストラリアのターンブル新政権は、豪社が中国企業に売却を計画していた世界最大規模の牧場について、安全保障上の理由から承認を拒否した。これにより、戦略的産業を外国人の投資から守ろうとする豪政府の姿勢に対する懸念が高まっている。

 今回却下されたのは、オーストラリア最大の民間土地所有者である牧場運営会社S・キッドマンによる牧場売却計画。このほか、ターンブル首相は米軍が使用する港湾を中国の複合企業にリースする別の案件でも問題に直面している。

 オーストラリアでも外国人による買収はセンシティブな問題で、ナショナリスト的な政治家が国家安全保障上の脅威になりかねないとみなす案件に激しく反対している。特に、中国企業の多くが国有であるため、中国勢による買収は物議を醸している。オーストラリアにとって中国勢が最大の投資家である農業セクターについても同様で、同セクターの買収をめぐっては食料安全保障上の問題も懸念されている。

広告

 連立を組む国民党のジョイス農相は最近、海外の国有企業に対する農場売却を全面的に禁止するよう呼びかけるニューサウスウェールズ州の議員の要請を支持する意向を示した。

 オーストラリア政府はキッドマンの牧場買収を目指す外国投資家の具体名を挙げていないが、中国の投資会社匯智資産管理は、この案件にかかわっていたと明らかにした。匯智の創業者ジョエル・チャン氏は本社がある香港で、「残念だが、比較的よくあることだ」としたうえで、「この決定を尊重する」と述べた。

 豪経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは、この案件の買収価格は最大3億5000万豪ドル(約309億円)と報じている。

 キッドマンは19日、コメントを求める要請に応じなかった。

 モリソン財務相はこの案件を阻止するとしたうえで、安全保障上の懸念があり、国益を損なう可能性があることから、売却を認めるべきでないとする同国の外国投資監視機関の判断に同意するとの考えを示した。

 同相は、この判断はキッドマンの所有する土地が南部のウーメラ武器試験場に隣接していることも影響していると説明。奥地に位置するウーメラ試験場は世界最大の武器試験場で、最近、英防衛大手BAEシステムズの次世代無人ステルス攻撃機「タラニス」の英防衛関連科学者による試験でも使用された。

関連記事

オーストラリアの不動産開発業者、中国人資産家を熱烈歓迎
豪州、外国人の不動産投資規制を強化


10. 2015年11月20日 14:40:00 : CGN6chVlfU
日本の安部首相の歴史観、ネトウヨの主張に同意する人間は日本国内以外どこにもいない。

11. 2015年11月21日 13:14:05 : EAkIk2fULU
ダークネスなあ、アメリカの話をするなよ。全部ブーメランなるで。

確かに中国5%ぐらいの伸びかもしれんけどなあ、その原因はなんや、
米国経済の減速やわな。どんだけ米国が中国からもの買ってるかってこと。

米国に引きずられて中国も下がってくれれば嫌中のダークネスもうれしい
だろうけど、中国は内需もあるし、製造業が強いから小売り消費も強い、

逆に米国は製造業はボロボロ、雇用は粉飾、小売りはどんどん悪くなる、
ウォルマートは閉店しまくりでいい材料まったくなし、

いくらここでウソ吐いたところで、米国はもう浮かんでこんよ。
あと10年以内に為替評価のGDPでも中国にがっつり抜かれる。

そろそろ現実を見ていこうや。



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民102掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民102掲示板  
次へ