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石油元売り“2強1弱”…コスモに再編圧力 単独での生き残りは困難に
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151117-00000503-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/11/17 07:19
JXHDの動きを受けて、石油元売り大手の集約が一段と加速しそうだ、少子高齢化やエコカーの普及でガソリン需要が先細りする中、コスモエネルギーHD(旧コスモ石油)が単独で生き残るのは難しいとみられるためだ。
国内ガソリン販売でみると、JXHD・東燃ゼネラル石油、出光興産・昭和シェル石油の2連合のシェアは単純合算で8割を超す。残りをコスモと、その他の企業が分け合う構図に変わる。コスモは現状では大手の一角だが、大手の2連合が実現すると経営規模の格差は大きく、“2強1弱”の感は否めない。
経済産業省によると、今年度の石油需要は1億8427万キロリットルとなり、2000年度に比べ2割以上減少する見通し。19年度には1億7000万キロリットルまで落ち込むと予測。国内の自動車販売台数は伸び悩み、燃費に優れた車が人気を集める。ガソリンを使わない電気自動車(EV)の普及も進む。
ガソリン需要の先細りで芽生えた危機感が、巨大連合誕生に向けJXHDや出光の背中を押しているだけに、業界では「取り残されたコスモ」に再編の圧力がかかるのは必至との見方が出ている。
コスモは10月に持ち株会社体制に移行。傘下に中核となる石油精製、販売、資源開発の3つの事業子会社を置いて、投資などの経営権限を委譲した。約30年前に3社の合併で旧コスモ石油が発足して以来の大改革といわれる。事業ごとに会社を分けて機動的に動ける体制にするのが狙いだが、「他社との連携を模索しやすくするため」(コスモ首脳)との思惑もある。
原油安で経営環境の厳しさが増す中、コスモは、単独路線に見切りを付けどちらかの連合入りを選ぶのか。JXとの統合に慎重論もくすぶる東燃ゼネラルを奪う“ウルトラC”で、「第三極」形成に動くのか。かつて10社以上が群雄割拠した石油業界の合従連衡はコスモを軸に最終段階に入る。(佐藤克史)
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