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「指示待たず自分から動ける」と評価される社員 「勝手に仕事進める」と嫌われる社員(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/512.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 12 日 23:02:15: igsppGRN/E9PQ
 

「指示待たず自分から動ける」と評価される社員 「勝手に仕事進める」と嫌われる社員
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151112-00010003-bjournal-soci
Business Journal 11月12日(木)22時31分配信


 行動には、どうしても摩擦が伴う。組織の中であればなおさらだ。どうしたら摩擦を少なく、よりうまく仕事を進めることができるだろう。ひとつのエピソードを紹介したい。

 ある会社の社長から「社員にひとり問題児がいる」との相談があった。だが、問題児はどの会社にもいるので、さほど珍しくない相談だ。そこで、「どんな問題を起こすのですか?」と聞いたところ、「周りの意見を聞かず、勝手に仕事を進めてしまう」という。

 私はそれを聞き、ひとつの疑問が浮かんだ。社長は普段から、「社員がなかなか自分から動かない」と言っていた。「もっと指示を待たずに、自分から動いてくれるといいのに」とも言っていた。しかし、実際にそのような人が出てくると、今度は「周りの意見を聞かず、勝手に仕事を進めてしまう」という。

 では、その境界はどこに存在するのか?

●「自分から動ける人」と「勝手なことをする人」の差

 これはぜひ聞いてみたい。私はその社長に、「『自分から動いてくれる人』と、『勝手に仕事を進めてしまう人』の差とは、なんですか?」と聞いてみた。

 社長は考え込んでいたが、ゆっくり話し始めた。

社長:うーん、はっきりとした言葉にするのは少し難しいけれど、こちらの安心感があるか、ないかの違いかな。

私:具体的には、どのようなことですか?

社長:「指示を待たずに自分から動いてくれ」というのは、もちろん条件がある。ひとつは与えられている権限をきちんと理解しているか。勝手に契約などされては困る。この人は権限をきちんと理解しているという安心感があれば、こちらの指示を待つ必要はない。

私:なるほど。それはそうですね。

社長:あとは、周りの人への配慮ができる人かどうか、かな。勝手に動くということは、人によっては反感を持つ人もいる。これは私がどんなに「自分から動いてくれ」と言っても、一定数は保守的な人がいるものだ。そういう人へ配慮しつつやってくれることが望ましい。揉め事を起こせば、周りからその人が孤立してしまう。それは困る。

私:なるほど。ということは、「自分から動いてほしい人」と、「勝手に動いてほしくない人」がいるということですね?

社長:そのとおりだが、そのように社内にアナウンスはできないだろう。平等という観点からいっても無理だ。

●「自分から動け」は真に受けないほうがいい?

 実際、このように「自分から動け」を真に受けないほうがいいことは、賢い大人なら誰しも知っている。ただ、自分が「自分から動いてほしい人」にカテゴライズされているか、「勝手に動いてほしくない人」にカテゴライズされているかを知るのは難しい。さらに「勝手に動く人」は、得てしてそういうことを気にするほど繊細ではない。

 ということは、賢い人はその賢さゆえに「指示待ち」となり、勝手な人はその鈍感さゆえに「問題児」となる。サラリーマンとしては、結果的に「指示待ち」が増え、一部の問題児が浮き彫りになるのは必然だ。自分から動き変化を起こすには、前述の社長が言うように以下の2点をキッチリ押さえることに尽きる。

・自分自身の権限を知ること、すなわち「会社のルール」を熟知すること。公式のルール、暗黙のルールを含め、誰に情報を持たせるかを考えること。

・保守的な人物への配慮を怠らないこと。ルールを守っていても反感を持たれるケースは多い。したがって、保守的な人物に対する感情面のケアや付き合いなどを利用すること。

 つまり、これが「報告・連絡・相談」が重要視されるゆえんだ。

安達裕哉/経営・人事・ITコンサルタント
 

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コメント
 
1. 2015年11月13日 08:33:29 : OO6Zlan35k
人の目を気にし過ぎて人生を棒に振らないために

第45回 嫌われたくないという意識が人生の可能性を潰す

2015.11.13(金) 藤田 耕司

故ジョブズ氏が「死後の証言」、米アップルの独禁法訴訟
米アップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏の伝記〔AFPBB News〕

?数年前、写真が趣味の友人と東北のある神社を参拝した。多くの観光客で賑わう神社の境内に入る。友人は首からぶら下げた一眼レフで軽快にシャッターを切っていた。

?本殿に入り奥に進むと、そこには見事な彫刻があり、鏡が祀られていた。周囲の観光客はスマートフォンやタブレット端末で本殿奥の写真を撮っている。

?どこにも「撮影禁止」とは書いていない。しかし、その友人は本殿奥では1枚も写真を撮ることなく、その光景を堪能していた。

?参拝の帰り、友人と居酒屋に入った。話が弾んだ頃、私はなぜ本殿奥では写真を撮らなかったのかと聞いた。

定説にとらわれるな

?「撮ってはいけないと感じたものは撮らない。ただそれだけだよ」

?本殿奥は確かに神聖な場所ではあるが、撮影禁止とは書いていないし、周りの参拝客のほぼ全員が写真を撮っている。息を飲むほどの艶やかなその光景は絶好の被写体である。

?しかし、彼は撮ってはいけないと感じ、その心の声に従った。以前から一目置く存在であったが、改めて彼の筋の通った在り方に魅力を覚えた。

?やってもいいということでも、自分がやるべきではないと感じればやらない。やらなくてもいいということでも、自分がやるべきだと感じたのであればやる。

?自らの心の声に従ってその判断を行う。周囲に流されることなく、そういった生き方をしている人間には独特の魅力を感じる。

?このエピソードを思い出すと、合わせて想起されるのがアップルの創始者スティーブ・ジョブスの次の言葉である。

?「君たちの時間は限られている。だからほかの誰かの人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。定説にとらわれてはいけない。それはほかの人たちの考え方の結果を生きていくということだ」

?「その他大勢の意見という雑音に、自分の内なる声を溺れさせてはいけない。最も大事なことは、自分の心に、自分の直感についていく勇気を持つことだ。心や直感はすでに、あなたが本当になりたいものを知っている。それ以外は二の次だ」

?現代は情報が氾濫する時代であり、めまぐるしく様々な情報が生み出されていく。そのため、インターネット、テレビ、雑誌、書籍、口コミ、噂といった外部の情報に目を向けがちになる。

?こういった情報を入手することは情報化社会を生きるうえで極めて重要なことである。ただ、こういったことに目を向け耳を傾けようという意識と比べて、自らの心の声に耳を傾けようという意識はどれほどあるだろうか。

?外部の情報や先入観、常識は一切シャットアウトして、純粋に心の声を聴く。日常の中で起きる様々な出来事に対して自分は何を感じ、何を考えるのか。

?それを繰り返し、自分という存在について少しずつ理解を深めると、入ってくる外部の情報の捉え方や取捨選択の仕方が違ってくる。

空気を読ませる承認欲求

?また、心の声に耳を傾け、自分はどうしたいのか、自分はどう生きたいのかが分かったとしても、その気持ちに忠実に生きることは簡単なことではない。

?人間は周囲の人から受け入れられたい、認められたいという承認欲求を持っている。この承認欲求は極めて強い欲求である。

?他者から否定されたり、拒絶されたりすると承認欲求は阻害される。そのため、承認欲求が阻害されないように否定、拒絶を極力避けようとする。

?その結果、周りの空気を読み、周囲の人たちと自らの行動や考え方、発言などを同調させようとする。

?また、周囲の多くの人がやっているのであれば、きっとその行動は正しいに違いないと判断し、自らもその行動に合わせようという意識も働く。

?売り上げランキングの高い商品を見ると、きっと良い商品に違いないと思い、購買意欲が高まる。行列ができているラーメン屋を見ると、きっと美味しいに違いないと思い、並びたくなる。

?このような自らの行動や在り方を周囲に合わせようとする性質を「同調性」と言う。

?人間の心は同調性を有しているがために、周囲の人の行動や情報を敏感に察知し、それに合わせようとする意識が働く。同調性はこの社会で生きていくうえでは欠かせないものである。

?ただ、この同調性が自分の心の声に従って行動することを無意識のうちに妨げる1つの要因となる。同調性が過度に働くと、人の目を気にし過ぎるがあまり、自分の心の声が置き去りにされてしまう。

?「他のみんなはどうしているか」「世間一般的な考え方はどうなのか」が判断や行動の基準となり、その結果、自分が自分の人生を生きることなく、他者の人生を生きることになる。

?この点、ユダヤの教えにこのような言葉がある。

?「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるのだろうか」

人に価値観を押しつけない生き方

?そういった同調性を踏まえ周囲と調和しながら、自らの心の声に従い、自分の人生を生きることは不可能ではない。

?実際、冒頭でご紹介した友人のように、こういった生き方をしていると感じる人たちと何人もお会いしてきた。

?その中でも魅力を感じる人たちに共通して感じるのは、自らの生き方に軸を持っているように、他者の生き方にも多様性を認め、その価値観を尊重し、自らの価値観を強要しないということだ。

?人それぞれいろいろな生き方があっていい。そんなスタンスで自らの生き方も他者の生き方も捉えている。

?人間の心は相互性という性質を持っている。これは相手に好意を示すと相手からも好意を持ってもらえる確率が高まり、相手に嫌悪を示すと相手からも嫌われる確率が高まるという心理的傾向である。

?この相互性により、自分が相手に接した態度と同じような態度で相手は自分に接しようとする力が働く。

?ここに、周囲の人たちと調和しながら、自分の人生を生きるためのヒントがある。

?自分が相手の価値観や生き方を肯定し、認めたならば、相手も自分の価値観や生き方を肯定し、認めようとする力が働く。

?そのため、心の声に従い、自分の人生を生き、その生き方を周囲から受け入れてもらうためには、自らもまた周囲の人たちの価値観や生き方を肯定するスタンスを持つことが必要になる。

?つまり、自分の人生を生きるための第一歩は、他者が本人の人生を生きることを認め、応援することだと言える。

?自らの心の声に従った生き方に気づかせてくれる人、そしてその生き方を応援してくれる人。そんな人が身の回りにいたとしたらどうだろうか。

どんな人生を歩みたいのか

?きっとかけがえのない存在になるのではないだろか。周囲とそういった関わりを持つことができれば、自らの人生も応援してもらえる。その結果、より自由に自分の人生を生きられる。

?大学生から就職相談を受け、社会人からキャリアの相談を受けることがある。今後はどういう業界や職種、資格が有利なのか。

?そういったことを問われるが、何をもって有利とするかはそれぞれの価値観や人生観によって異なる。そこでどんなことに価値を感じ、どんな人生を歩みたいのかと問い返すと、ほとんどの方が黙ってしまう。

?外部の情報を躍起になって収集するものの、その情報の取捨選択の基準とすべき自らの心の声を把握できていない。

?スティーブ・ジョブスは自らの心の声を最重要情報とし、それに従って外部の情報を取捨選択し、他者の人生を生きることなく、自分の人生を生きていった。

?自らの外部にはインターネットから口コミまで膨大な情報が溢れる時代。その情報にのまれ、判断の基準を外部に委ね、他者の人生を生きるか。

?自らの心の声に従って外部からの情報を取捨選択し、自分の人生を生きるか。

?このちょっとした意識の積み重ねが、死の間際に感じる人生の満足度に大きく影響を与えることになるのではないかと思う。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45229


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