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鈴木会長への評価の裏には何が?(C)日刊ゲンダイ
7&アイに難題要求も 鈴木会長をハゲタカが“評価”の深読み
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169059
2015年11月11日 日刊ゲンダイ
株式市場で“モノ言う株主”が暴れている。これまでソニーやファナック、スズキなどにさまざまな要求を突き付けてきた米サード・ポイントだ。
新たに狙ったのはセブン─イレブンやイトーヨーカ堂を傘下に置く流通大手のセブン&アイHD。持ち株数は未公表ながら、サード・ポイントのダニエル・ローブCEOは、投資家向けの書簡で、苦戦の伝えられるイトーヨーカ堂をグループから切り離すべきだと主張した。
「いやあビックリしました。セブン&アイは今期(16年2月期)も増収増益の見込みだし、業績は好調です。まさかハゲタカの標的になるとは思ってもみなかった」(中堅スーパー関係者)
流通業界から聞こえるのは驚きの声ばかりだが、兜町の反応はちょっと違う。「いいところに目をつけた」(証券アナリスト)ともっぱらなのだ。
「セブン&アイだけでなく、総合スーパーはどこも苦戦しています。グループからスーパーを切り離せば、上場する持ち株会社の業績アップに貢献するでしょう。配当金の上乗せも期待できます」(株式評論家の倉多慎之助氏)
実際、15年2月期のイトーヨーカ堂の業績は芳しくなかった。営業利益は前期比83%減の18億円、最終損益は68億円の赤字。立て直しを急ぐセブン&アイは約40店の閉鎖方針を打ち出した。
「モノ言う株主は、その程度では甘いと判断したのでしょう。総合スーパーは売却も視野に入れた改革が必要ということです。ただ、気になるのはローブCEOはセブン&アイの鈴木敏文会長をとても評価している様子なのです」(市場関係者)
確かに投資家宛ての書簡には「A key contributor to success of the Company is its CEO,Mr.Suzuki,……(成功の重要な貢献者は鈴木CEO)」とあった。
「ここが不思議なのです。改革を求めているのに、鈴木会長はとても評価する。深読みすれば、不採算部門の切り離しは実力者である鈴木会長にしかできない。だから、早く実現してほしいということでしょう」(前出の市場関係者)
鈴木会長はもうすぐ83歳。グループトップのバトンタッチも遠くないだろう。
「鈴木会長は外資の力を借りて、最後の大仕事をしようとしているのかもしれません」(小売り関係者)
そんな臆測も聞こえてくるのだが……。
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