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18.8%も減少した中国の輸入
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4964677.html
2015年11月10日 NEVADAブログ
中国税関当局が発表しました10月の輸出入統計は以下の通りです。
輸入 −18.8%(総額1308億ドル) *12ケ月連続前年割れ
輸出 − 6.9%(総額1924億ドル) * 4ケ月連続前年割れ
輸入が18.8%と激減しているのが分かりますし、しかも12ケ月も連続して減少していると発表されているのです。
これだけの減少が続けば世界の貿易に悪影響を与えない方がおかしいと言え、既に新興国は破たんの危機に直面している国も出てきていますが、今後破たんリスクが高まる新興国は激増するかもしれません。
また、中国国内においても、輸出が4ケ月連続減少していることを見れば、中国企業の活動がそれだけ弱っていると言えますので、今後企業倒産が更に増えるはずです。
中国の企業倒産数はそれほど増えていませんが、それは「夜逃げ」等が横行しており、統計に表れないからであり、実際には倒産したくても出来ない状態になっている中小企業が横行しているとも言われているのです。
経営者が失踪したり自殺したりしている中小企業では、倒産・破産申請すらできない状態になっており、もし、実際の倒産・破産件数を公表したりすれば金融市場がパニックになるとも言われているのです。
今、中国が狙っている戦略はアメリカ・日本連合に対抗して、ロシア・中国で新しい経済圏を作ることであり、
それには経済の規模は関係ありません。
かえって経済の規模が大きすぎれば、支配力が弱まりますので、アメリカ・日本連合のような巨大GDPは必要なく、中国・ロシア・ヨーロッパと言った経済圏があれば良しとしているのです。
日本では、中国はTPP交渉に入らないと貿易上不利になると報じられていますが、中国はそのような経済圏には興味はなく、中堅国を傘下に収めることに精を出しており、その中堅国を束ね、経済・金融力でその国を支配する方がはるかに実利になると判断しているはずです。
その中堅国ではオーストラリアは今や中国の標的になっており、韓国の国土に匹敵する広さの牧場買収協議に入っており、総額で300億円程で買収するかもしれませんが、資源と言い、牧場と言い、オーストラリアは今や中国が買収しかけているとも言えます。
仮に、オーストラリアが中国の影響力の傘下に入りますと、アジア・オセアニア軍事情勢は劇的な変化を遂げます。
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