http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/368.html
Tweet |
レセプト債4社が破綻、227億円償還不能か
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151108-OYT1T50001.html
2015年11月08日 09時00分 読売新聞
医療機関の診療報酬請求権を基に、資産運用のための債券(レセプト債)を発行しているファンド3社と運用会社1社が破綻し、顧客への配当が止まったことがわかった。
3社の発行債券の残高は約227億円に上るが、数千人の顧客が償還を受けられない可能性がある。ファンドの決算内容に不審な点があることから、証券取引等監視委員会が調査を始めた。
6日に東京地裁に破産手続きの開始を申し立てたのは、「メディカル・リレーションズ・リミテッド」(東京都新宿区)などファンド3社と、関係する運用会社「オプティファクター」(品川区)。メディカル社は同日付で破産手続き開始決定を受けた。4社の負債総額は約290億円。
関係者によると、メディカル社などは、病院や薬局が健康保険組合側に請求できる診療報酬の権利を買い取り、元利金の支払いに充てる債券を発行。年利は3%で、国内の七つの中小証券会社が延べ数千人の投資家に販売していたという。
◇
証券会社も「寝耳に水」の事態…レセプト債破綻
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151108-OYT1T50018.html
2015年11月08日 10時36分 読売新聞
医療サービスに対して支払われる診療報酬を基にした金融商品(レセプト債)を全国に広めていた資産運用会社「オプティファクター」(東京都品川区)が、破綻していたことがわかった。
債券を取り扱う証券会社も寝耳に水の事態だといい、ある証券マンは「顧客の資金が焦げ付く可能性がある」と話している。
診療報酬は通常、患者を診療した医療機関が、健康保険組合側に請求して約2か月後に支払いを受ける。すぐに現金が必要な医療機関はこの請求権を、同社が運用するファンド3社に売却。ファンドは後から手に入る診療報酬を裏付けとして債券を発行し、全国七つの証券会社を通じて投資家に販売していた。
診療報酬は不正請求でなければ、健康保険組合側からほぼ確実に支払いが行われるため、これを基にしたレセプト債は一般的に安全性が高いとされている。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民102掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。