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トヨタが人工知能開発会社 運営費1200億円でシリコンバレーに
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151106-00000003-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/11/7 08:15
トヨタ自動車は6日、人工知能(AI)技術を研究・開発する新会社を来年1月に米カリフォルニア州のシリコンバレーに設立すると発表した。2020年までの5年間で運営費10億ドル(約1200億円)を投じ、自動運転技術や高齢者介助ロボットなどの商品化を目指す。豊田章男社長は同日の記者会見で、「AIと(膨大な情報を解析する)ビッグデータを結びつけることで自動車以外の新産業も創出できる」と述べた。
新会社「トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)」は安全性や移動の自由、ロボット技術を課題として設定。トヨタの技術アドバイザーを務めるギル・プラット氏が最高経営責任者(CEO)に就き、数年後に約200人規模を予定する。
TRIは、トヨタが9月に米マサチューセッツ工科大やスタンフォード大と設立したAI技術の研究センターとも連携。センターは今後5年間で5000万ドルかけて物体の認識や状況判断、人間と機械の協調などを研究する方針で、TRIは成果を活用して自動運転などの実用化につなげる。
トヨタがTRIを設立するのは、AIを自動運転やロボットなど次世代事業の技術基盤と位置付けているからで、産業の変化を見据え、従来のクルマづくりから新領域に踏み出す。
「トヨタがソフトウエア技術を融合した新たな企業に生まれ変わる」とTRIのCEOに就任するギル・プラット氏は同日の記者会見で述べた。
AIは、自動運転の「認知」「判断」「操作」に不可欠な技術で、トヨタは社内の研究テーマの一つとして取り組み、9月には米有名大と連携して研究センターを設立。これに対しTRIはテーマをAIに絞り、米子会社傘下に設置。今後5年間の投資額は研究センターの20倍の10億ドルだ。
さらに拠点として米シリコンバレーを選び、IT関連の人材募集などに生かす考え。豊田社長は「クルマやモビリティー(移動手段)の枠を超えて暮らしを豊かにし、社会に貢献することを期待する」と語る。
AIをめぐっては自動運転のほか、生産効率化やインフラ管理、投資判断などさまざまな分野での活用が期待されている。TRIはAIによる車両手配や交通管理、生産システムの研究・開発にも取り組む方針。
豊田社長は「トヨタは織機から自動車へと主な生産品目を変更してきた歴史がある。AIは自動車以外の産業基盤になる」と語る。ITや電機業界との競争が激しくなる中、次世代の産業でも強みを発揮できるか。TRIが自動車産業参入以来の転換点になる可能性もある。
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