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ポルシェ中古価格が暴騰 空冷バブルで5年前のモデルが5倍に
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151107-00000004-pseven-bus_all
週刊ポスト2015年11月13日号
モテ車を解説する「週刊ポスト」連載の「死ぬまで カーマニア宣言!」。オヤジだけでなく女性にも人気が高いポルシェ。中古ならお買い得なのではないかと探しても、びっくりするような価格で手を出せないのだという。これまでにクルマを40台買ってきたフリーライター・清水草一氏(53)が、中古ポルシェの人気について解説する。
* * *
ご同輩諸君。我々中高年男性にとって、ポルシェは永遠の憧れ。男の勲章だ。中年期は子育てや家のローン等で一旦諦めたものの、子離れ後に熱が復活し、60過ぎて夢をゲット、というパターンは少なくない。
その夢を壊すようで申し訳ないが、ポルシェの中古車はいま、大変なことになっている。暴騰してしまったのである。
暴騰が著しいのは、1998年製以前の空冷式ポルシェ・911だ。空冷とは文字通り空気でエンジンを冷やすタイプのことで、常にファンが回っているため「バババババ」とやかましいが、その空冷911の中古車が、猛烈に値上がりしている。
きっかけは本国ドイツでの人気炸裂だ。近年になって人気が上昇し始め、それが海外にも波及。日本には良質な中古車が大量にあるということで海外のバイヤーが押しかけ、あれよあれよという間に価格が2倍以上になってしまった。
たとえば964型と呼ばれる、1989〜1993年に作られた空冷911は、つい2〜3年前までなら300万円ほどで買えたが、現在の相場はAT車で600万円、MT車だと800万円ほどもする。20年以上経った時代遅れ(?)のスポーツカーの値段が、である。
これが限定モデルとなると、5年前に1000万円なら今は5000万円というところ。もはや空冷バブルである。
1964年に911が誕生して以来、30年以上にわたって継承されてきた空冷式が消えたのは、現代の排ガス規制をクリアできなかったからだ。水冷化によって快適性も向上。4年前に登場した現行型の911(991型)は、ベンツの代わりが務まるほどラクチンだ。かつてはハンドルのキックバック(路面からの衝撃)で突き指するほどスパルタンな男のマシンだったが、今や最強のデートカー。
我々が目指す“美女としっぽり温泉ドライブ”にも最適となった。
だが、それじゃあ物足りないというドイツの愛好者の間で、「空冷911の方がイカしてるぜ」というブームが起こったわけだ。もはや速いとか快適だとかいうクルマはいくらでもあるが、空冷911の味わいは唯一無二だからである。
では、我々はどうすべきか? 正直なところ、今から空冷911を買うのは、バブル期に家を建てるようなものでオススメできない。「やっぱりポルシェは空冷よネ」とのたまう美女もまずいない。美女はポルシェならなんでもいいのだ。
となると、最適な解は、先代911(2004〜2011年製の997型)の中古車だろうか。先々代型(996型)は、ヘッドライトが涙目でポルシェらしくないが、997型なら伝統の丸目。美女もウットリの快適性も備えている。
価格は9年落ち走行4万kmくらいの標準的な中古車で600万円台。さすがにお安くない。空冷911の異常な人気に引っ張られ、ここ数か月で水冷911も100万円以上値上がりしてしまった。それでも25年落ちの空冷911と同じくらいだから、「安い!」とも言える。
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