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郵政3社早くも明暗 初日上昇率で分かった「ゆうちょ」の脱落
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168649
2015年11月6日 日刊ゲンダイ
ようやくこぎつけた(日本郵政の西室社長)(C)日刊ゲンダイ
兜町から早くも「勝負あった」の声が漏れてきた。4日、郵政3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)は上場し、3社とも売り出し価格を上回る初値を付けた。初値ベースの時価総額は3社合計で16.6兆円に達した。
「日本一の時価総額はトヨタ自動車の約25兆円です。郵政グループは、これに次ぐ規模となった。ただ、上場初日の郵政3社の値動きを見ると、明暗がクッキリ分かれた印象を受けます」(株式評論家の倉多慎之助氏)
売り出し価格と初値の比較で、最も上昇率が高かったのは、かんぽ生命の33.1%だ。次は日本郵政の16.5%、ゆうちょ銀行は15.9%だった。
1987年に上場したNTT株の初値は、売り出し価格より33.7%上昇した(119万7000円→160万円)。かんぽ生命は、NTT並みの高騰を見せたのだ。
「かんぽ生命は他の2社に比べ、売り出し株数が極端に少なかった。需給面から人気化しやすかったといえます。株数が少ないと、値動きは激しくなりがちです。きのうもかんぽ生命だけがストップ高をつけた。この勢いだと、株価5000円も見えてきます。ただし、荒い値動きとなりそうなので短期勝負に徹するべきでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)
売り出し株数(国内)は日本郵政の約4億株、ゆうちょ銀行の約3億3000万株に対し、かんぽ生命はわずか5280万株。日本郵政の8分の1程度だ。
「この先も、郵政グループ株の主役はかんぽ生命でしょう。親会社の日本郵政もツレ高になる。きのうは、その通りの値動きでした。保険ビジネスはアイデア勝負の要素が強く、成長期待が持てます。一方、ゆうちょ銀行は厳しい。ライバルのメガバンクに比べ収益力で見劣りがします。株価は正直に反応しました」(倉多慎之助氏)
ゆうちょ銀行は日本郵政に対し、窓口業務の委託手数料として年間6000億円を支払っている。
「これも悪材料です。今後、親会社が値上げを要求してくる可能性を捨てきれない」(市場関係者)という。
となると、ゆうちょ銀行株は早めの利益確定が賢明ということか。
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