http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/270.html
Tweet |
東証上場セレモニーで打鐘するかんぽ生命の石井雅実社長(撮影:尾形文繁)
ストップ高のかんぽ生命、5日以降はどうなる?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151104-00091199-shikiho-bus_all
会社四季報オンライン 11月4日(水)18時36分配信
4日に東証1部へ新規上場した日本郵政グループ3社の株価が順調な滑り出しとなった。
個人投資家などの買い注文が集中し、日本郵政 <6178> 、かんぽ生命保険 <7181> 、ゆうちょ銀行 <7182> の株価はいずれも公開価格を上回る水準で初値をつけた。
特に値上がりの目立ったのがかんぽ生命だ。初値2929円に比べて501円高い3430円と制限値幅上限のストップ高まで買われて同日の取引を終えた。
株価の上昇をめぐって市場関係者のあいだでは、相対的な需給の良さを理由に挙げる向きが少なくない。3社のうち、今回の上場での売り出し額は日本郵政が6930億円。ゆうちょ銀行が5980億円。これに対して、かんぽ生命は1452億円にとどまる。
保険業界の他社との比較で配当利回り面での妙味があることを指摘する声もあった。第一生命保険 <8750> は1.67%、MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> は1.99%、東京海上ホールディングス <8766> は2.27%(いずれも2日終値ベース)。一方、かんぽ生命の公開価格ベースの利回りは2.55%と3社を上回っていた。
かんぽ生命の他社にない強みは、地方部を中心としたブランド力と、全国の郵便局という販売網。昨年発売した学資保険が爆発的な売れ行きを記録したのはその証左だ。
同社の石井雅実社長は4日の会見で、「簡易・小口で郵便局ネットワークを中心に高齢者に温かいという事業モデルを磨き上げることで、高齢化社会に貢献していきたい」などと語った。
持続的成長を遂げるためには、消費者ニーズにあった新商品やサービスの投入が欠かせない。しかし、完全民営化に向けた道筋が示されていない現状では、商品設計や新規業務などに力を入れようとしても制約を課せられたままだ。運用収益力の向上やそれに必要な人材の育成などの課題も山積する。
このため、日本郵政やゆうちょ銀行と同様、「中長期の成長シナリオが描きづらい」(市場関係者)との見方も少なくない。4日の株価急騰で利回り面からの妙味もやや薄らいだだけに、5日以降は方向感の定まらない展開に陥る可能性もある。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
水落 隆博/松崎 泰弘
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民102掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。