3. 2015年11月04日 12:02:16
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欧州の銀行、3万人失職−スタンダードチャータードが削減に加わる 2015/11/04 03:29 JST (ブルームバーグ):英銀スタンダードチャータードが3日に大規模なリストラ計画を明らかにし、この2週間弱で人員削減を発表した欧州の銀行はこれで3行目となった。削減される人員数は合計で3万人を超え、7人に1人の割合に近づいた。 新興市場国での不良債権急増で業績が悪化したスタンダードチャータードは、総人員の17%に相当する1万5000人をカットする方針を明らかにした。先週はドイツ銀行が1万1000人の削減を発表。クレディ・スイスは最大5600人を減らす意向を表明した。 3行とも今年、新たな最高経営責任者(CEO)を迎え、資本規制の厳格化が収益性を抑えるなかで金融危機以降で最も抜本的な改革を進めている。スタンダードチャータードとクレディ・スイスは株主割当増資を計画、ドイツ銀行は今年と来年の配当を見送ることで資本の確保に動いた。 アトランティック・エクイティーズ(ロンドン)のアナリスト、クリストファー・ウィーラー氏は「金融危機後の世界への順応で欧州の銀行が出遅れ、今になって追いつかなくてはならなくなっている状況がこれでさらに鮮明になった」と述べた。 人員削減による痛みはまだ続く可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が先週述べたところによると、イタリアのウニクレディトは利益改善と資本水準引き上げを目指して最大1万2000人の削減を検討している。削減の規模はまだ検討中で、資産売却の結果次第で変わる可能性があるという。イタリア最大手のウニクレディトは来週、決算を発表する。 原題:30,000 Banking Jobs to Go as Standard Chartered Joins in Cuts(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Ambereen Choudhury achoudhury@bloomberg.net;ロンドン Gavin Finch gfinch@bloomberg.net;フランクフルト Nicholas Comfort ncomfort1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Simone Meier smeier@bloomberg.net Jeffrey Vögeli 更新日時: 2015/11/04 03:29 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NX92IKSYF01T01.html
ゴールドマンなど米金融機関8社を格下げ方向で見直し−S&P (1) 2015/11/03 19:05 JST (ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BOA)、シティグループなど8つの米大手銀行持ち株会社の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。米政府が危機時に銀行を救済する可能性が低くなったことが理由。 S&Pの発表によると、3社にウェルズ・ファーゴとゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ステート・ストリートを加えた8社の無担保優先債と支払い停止条項のない劣後債を「クレジット・ウォッチ・ネガティブ」に指定した。12月初旬までに見直しを終える予定だという。 米連邦準備制度理事会(FRB)は先週、経営難に陥った際に資本に転換できる債券の保有を大手米銀に求める規則を承認した。総損失吸収能力(TLAC)についての規則は金融危機再来を回避する当局の取り組みの中心。 この規則は「米政府がこれら金融機関を存続させるために特別な支援を提供する可能性を低めた」とS&Pは解説した。 S&Pはこれら金融機関8社の営業部門の格付けは引き下げない。BOAとシティ、ゴールドマン、モルガン・スタンレーの「中核的かつ高度に戦略的な営業子会社」の格付けは引き上げ方向の「クレジット・ウォッチ・ポジティブ」に指定した。 原題:JPMorgan, BofA, Citigroup Among Big U.S. Banks S&P May Cut (3)(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:シアトル Noah Buhayar nbuhayar@bloomberg.net;ニューヨーク Hugh Son hson1@bloomberg.net;ニューヨーク Michael J. Moore mmoore55@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Peter Eichenbaum peichenbaum@bloomberg.net Lianting Tu 更新日時: 2015/11/03 19:05 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NX7VD96JIJVE01.html FRBのビッグスリー、いずれも4日発言−12月利上げの選択肢強調か 2015/11/04 02:12 JST (ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長のほか、議長を支える高官2人がいずれも4日に公の場で発言する。労働市場で緩やかな改善が続けば12月に利上げに踏み切る用意があるとの一致したメッセージを発する機会となる。 イエレン議長は米東部時間午前10時に下院金融委員会で証言する。公式な議題は金融規制についてだが、質疑応答では金融政策や経済などについての質問が許される。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は午後2時半にニューヨークで記者会見を開く。またフィッシャーFRB副議長は午後7時半ごろからワシントンのナショナル・エコノミスト・クラブで講演する予定だ。 元FRB理事で、現在マクロエコノミック・アドバイザーズのシニアマネジングディレクターを務めるローレンス・マイヤー氏は「メッセージを強めるまたとない機会だ」と指摘した。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は28日に発表した声明で、予想外に前向きなメッセージを発した。強弱まちまちな国内経済データの中で明るさを強調し、前回の声明にあった世界情勢は「経済活動をやや抑制する可能性がある」との文言を削除、次回FOMC会合での利上げの可能性への関心を引き寄せた。米中期債やフェデラルファンド(FF)金利先物市場が反映する12月の利上げ期待は急激に高まった。 10月のFOMC声明は利上げ開始時期の議論をめぐり、12月15−16日に開催される「次回会合」に具体的に言及した。 このところ政策当局者の間での見解の相違が明確となっているために市場は混乱し、当局からのコミュニケーションに対する批判も広がっている。そうした中でイエレン議長、フィッシャー副議長、ダドリー総裁が4日に一致したメッセージを送れば状況の改善につながる可能性がある。 ニューヨーク大学のマーク・ガートラー教授(経済学)は「経験豊富なFRBウォッチャーであれは、FOMCには中心となる人たちがおり、他はその両側に位置するということが分かる。中心に位置するのはイエレン議長とダドリー総裁、フィッシャー副議長だ」と述べ、4日は「現在の状況を明確にする良い機会となるのは確実だ」と続けた。 原題:Fed’s Big Three Expected to Reinforce December as Liftoff Option(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Christopher Condon ccondon4@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net 更新日時: 2015/11/04 02:12 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NX8YKHSYF02701.html 米9月製造業受注は1.0%減、2カ月連続のマイナス [ワシントン 3日 ロイター] - 米商務省が3日発表した9月の製造業新規受注(季節調整済み)は前月比1.0%減と2カ月連続のマイナスとなった。8月の数字は当初発表の1.7%減から2.1%減に下方修正された。市場予想は0.9%減だった。ドル高やエネルギー産業の投資削減が響き、製造業の低迷が続いていることを示した。 米国の経済活動の約12%を占める製造業は、企業の在庫取り崩しの動きや世界的な需要の軟調さにより停滞している。ただ、2日に発表された製造業関連の指標は、10月の新規受注が7月以来初めて増加に転じたことを示しており、最悪の時期は終わった可能性がある。 ドルは昨年7月以来、米国の主要貿易相手国の通貨に対して16.8%値上がりしている。このことは輸出を抑制し、多国籍企業の利益を圧迫している。 9月の受注の内訳は、輸送機器が民間航空機の落ち込みを反映して3.1%の減少となった。製造業の中で堅調だったのは自動車・同部品で1.5%増えた。 民間設備投資の先行指標となるコア資本財(資本財から国防関連と航空機を除く)の受注は0.1%減った。8月の0.3%減からはやや改善しており、このことも製造業の停滞が終わりに近づいているかもしれないとの見方を裏付ける。 国内総生産(GDP)の算出に使われるコア資本財の出荷は0.5%増えた。 製造業段階の在庫は0.4%減った。8月も同じだった。出荷に対する在庫の比率は前月から横ばいの1.35だった。 http://jp.reuters.com/article/2015/11/03/us-manufacting-order-dwindles-two-months-idJPKCN0SS1ZF20151103 10月米自動車販売は予想上回る13.6%増、通年で過去最高との見方
[デトロイト 3日 ロイター] - 調査会社オートデータがまとめた10月の米自動車販売台数は、前年同月比13.6%増加し、アナリスト予想の8─12%を超える伸びとなった。 季節調整済みの年率換算も1824万台と、10月としては2001年以来の高水準となり、ロイターのまとめたアナリスト45人の予想である1770万を上回った。 米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は、2015年通年では1999年に記録した過去最高の1780万台を上回る勢いになっているとの見通しを示した。 GMの10月の販売台数は16%増の26万2993台。10月としては2004年以来の好成績。 フォード・モーター(F.N)は13%増の21万3938台。米販売責任者のマーク・ラニーブ氏によると、平均販売価格は過去最高の3万4600ドルだった。 米排ガス不正操作問題の渦中にある独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)は前年からほぼ変わらずの3万0400台と、業界全体の伸びを大幅に下回った。 日本勢ではトヨタ自動車(7203.T)(TM.N)が13%増の20万4045台、ホンダ(7267.T)が9.3%増の13万1651台、日産自動車(7201.T)が12.5%増の11万6047台となった。 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCAU.N)(FCHA.MI)は14.7%増の19万5545台と、67カ月連続増。 http://jp.reuters.com/article/2015/11/03/us-car-sales-oct-idJPKCN0SS2O320151103 米株は続伸、ハイテク・エネルギーが主導
[ニューヨーク 3日 ロイター] - 3日の米国株式市場は、続伸して取引を終えた。大型ハイテク株のほか、原油価格急騰を受けてエネルギー株が買われ、ナスダック100指数.NDXが終値で過去最高値を更新した。 ダウ工業株30種.DJIは89.39ドル(0.50%)高の1万7918.15ドル。 ナスダック総合指数.IXICは17.98ポイント(0.35%)高の5145.13。 S&P総合500種.SPXは5.74ポイント(0.27%)高の2109.79。 ナスダック市場上場の時価総額上位100の非金融銘柄で構成するナスダック100指数は、0.32%高の4719.053で取引を終え、2000年3月以来の記録を上回った。 アップル(AAPL.O)は1.1%高、マイクロソフト(MSFT.O)は1.7%高。エクソンモービル(XOM.N)は1.8%、シェブロン(CVX.N)は3.3%の値上がりとなった。 ゲームソフト制作のアクティビジョン・ブリザード(ATVI.O)は3.6%上昇。「キャンディークラッシュ」などのゲーム開発で知られるキング・デジタル・エンターテインメント(KING.N)の買収を発表した。 キング・デジタルは14.9%上がった。 保険のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N)は、第3・四半期の利益がアナリスト予想を大きく下回ったことが響き、4.4%下落した。 穀物商社アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)(ADM.N)は6.8%安、携帯電話のスプリント(S.N)は7%安。いずれも四半期業績がアナリスト予想に届かなかった。 S&Pエネルギー株指数.SPNYは2.5%高。エネルギー株は8月終盤以降、約22%値上がりしているものの、年初来では依然としておよそ10%安の水準にある。 ボストン・プライベート・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、ロバート・パブリク氏は「市場参加者は、各セクターの中でこれまでに売り込まれて値ごろ感が出ているような銘柄を物色しつつある。年末にかけて相場が上向き始めており、参加者は流れに取り残されることを恐れている」と述べた。 騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が上げ1789で下げ1283(比率は1.39対1)、ナスダックが上げ1676で下げ1124(1.49対1)だった。 (カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル).DJI 終値 17918.15(+89.39) 前営業日終値 17828.76(+165.22) ナスダック総合.IXIC 終値 5145.13(+17.98) 前営業日終値 5127.15(+73.40) S&P総合500種.SPX 終値 2109.79(+5.74) 前営業日終値 2104.05(+24.69) http://jp.reuters.com/article/2015/11/03/us-stocks-nov-idJPKCN0SS2ND20151103 ドル底堅く推移、米雇用統計控え債券利回り上昇=NY市場 [ニューヨーク 3日 ロイター] - 3日のニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロに対して上昇し、全般的に底堅く推移した。6日の米雇用統計発表を前に米債利回りが上昇したほか、米指標を受けて連邦準備理事会(FRB)による年内利上げ観測が広がった。 終盤のドル/円JPY=は0.3%高の121.16円。ユーロ/ドルEUR=は0.6%安の1.0945ドルとなっている。ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは直近0.42%高の97.330。 米債利回りが高く、特に2年債利回りは6週間超ぶりの水準に上昇した。 この日発表された9月の米製造業新規受注は前月比1.0%減だったが、資本財から国防関連と航空機を除いたコア資本財の受注は0.1%減となり、8月の0.3%減からは改善。製造業の落ち込みが終わりに近いことを示唆した。 また10月の米新車販売台数が大きく伸びて、10月としては2001年以来の高い水準になる見込みとなった。 これらの指標で、マッコーリー(ニューヨーク)グローバル金利・通貨ストラテジスト、ティエリ・アルバート・ウィズマン氏は「6日発表の10月の米雇用統計を前にして、市場参加者の一部は(いい内容の見通しに基づいた)ポジション構築を行っている」と見る。 その他の通貨では豪ドルが上昇した。オーストラリア準備銀行(中銀、RBA)が政策金利を据え置いたことを受け、豪ドル/米ドルAUD=D4は0.74%高の0.7196ドルとなっている。 またブラジルレアルは大幅上昇。ブラジル中銀が市場介入を行い、ドル/レアルBRL=は2%安の3.77レアルに急落した。 ドル/円 NY時間午後4時 120.98/99 始値 121.17/22 前営業日終値 120.75/78 ユーロ/ドル NY時間午後4時 1.0962/65 始値 1.0942/46 前営業日終値 1.1014/19 http://jp.reuters.com/article/2015/11/03/ny-forex-nov-idJPKCN0SS2OC20151103 |