4. 2015年10月30日 15:45:05
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物価上昇15年度0.1%、2%目標は半年先送り 日銀が下方修正 2015/10/30 14:19 日銀が30日の金融政策決定会合で取りまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の内容が明らかになった。 焦点の消費者物価(CPI、生鮮食品を除くベース)の見通しは2015年度が従来の前年度比0.7%上昇から0.1%上昇に、16年度は1.9%上昇から1.4%上昇にそれぞれ下方修正。17年度は消費増税の影響を除いたベースで1.8%上昇で据え置いた。 実質国内総生産(GDP)の見通しについては15年度が従来の前年度比1.7%増から1.2%増に、16年度は1.5%増から1.4%増にそれぞれ引き下げた。一方、17年度は0.2%増から0.3%増に引き上げた。 CPI見通しの下方修正に伴い、日銀が金融政策目標に置くCPI上昇率2%の達成時期を「2016年度後半ごろ」として、これまでの「16年度前半ごろ」から半年間先送りした。新興国経済の減速や原油安の長期化などの影響を考慮した。13年4月に量的・質的金融緩和政策を導入した際には、2%の物価上昇を2年程度で実現すると約束していたが、今回の先送りで目標達成までの期間は当初の約束の2倍に当たる4年程度かかることになる。 展望リポートは午後3時に公表する。日銀は同日の決定会合で追加緩和を見送った。物価目標の達成は遅れているものの、物価の基調はしっかりしていると判断した。 関連速報 ◆日銀総裁、金融政策「上下双方のリスク点検し、必要な調整行う」15:37 ◆日銀総裁、量的・質的緩和「所期の効果発揮」15:36 ◆日銀総裁「15年度の成長、輸出もたつきや消費鈍さから下振れ」15:35 ◆日銀総裁、物価目標の達成時期「16年度後半頃と予想」15:34 ◆日銀総裁、経済成長「16年度にかけて潜在成長率上回る」15:34
滝田洋一 ✔ @yoichitakita 日銀総裁会見:2%物価達成時期の後ズレにもかかわらず、「2年程度」の表現は維持。「2年程度」というコミットメントが量的緩和政策の起点である、と指摘する。 その一方で、「物価の基調」は変わらない、とも。 ーー2年程度の信頼性をどう保つか。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 2分 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu ★日銀総裁会見場から★ 「物価の基調は着実に改善」という「物価の基調論」も維持。これが追加緩和回避のロジックの肝です。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 4分 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu ★日銀総裁会見場から★ 「2年程度を年頭に置く」というコミットメントは不変という認識を再び表明。これを落とすと、人々の予想物価上昇率を刺激するという異次元緩和のメカニズムが崩れてしまいますので。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 5分 滝田洋一 ✔ @yoichitakita 日銀総裁会見:15年度の成長率、15年度と16年度の物価が下振れと総括する。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 6分 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu ★日銀総裁会見場から★ 2%物価目標に達する時期は、「16年度後半頃」へと半年先送り。ただし、その主な理由は「原油安」という位置づけ。つまり、物価の基調に変調は生じていないので、追加緩和は不要という理屈です。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 8分 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu ★日銀総裁会見場から★ 外需に不安はあるが、それが内需に波及する経路はとりあえず「遮断」されているいという認識ですね。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 8分 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu ★日銀総裁会見場から★ 「所得から支出への前向きの循環メカニズム」というキーフレーズも維持です。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 9分 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu ★日銀総裁会見場から★ 日本経済の現状。「前向きな投資スタンス」、「底堅い個人消費」という堅調な内需のキーワードは維持 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 2時間 滝田洋一 ✔ @yoichitakita 補正予算:「3兆円超で調整 新規国債は発行せず」(日経電子版) http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H1K_Q5A031C1MM0000/?dg=1 … 安倍首相が掲げる一億総活躍社会に向けた介護施設の整備やTPPの国内対策が柱に。公共事業も積み増す。財源では新規国債の発行を見送る。 ーーそれに合わせた追加緩和も、か。 NIKKEIライブコメントがリツイート 概要を見る 1時間 滝田洋一 ✔ @yoichitakita 株切り返しのメカニズム:日銀現状維持でいったん売られた株が、買い戻され一気に急騰。金融政策決定会合というイベントを通過したなどと解説されるが、補正予算という別の材料が飛び出したことの意味合いも大きいはずだ。 追加緩和+補正予算の合わせ技への期待が台頭したと思えるが、どうだろう。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 2時間 小栗太@日経 ✔ @ogurifutoshi 日経平均は日銀の追加緩和見送りで売られた後、一時250円高の急騰。3兆円超の補正編成報道も影響したもよう。「補正予算3兆円超で調整 新規国債は発行せず」:日経電子版 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H1K_Q5A031C1MM0000/ … NIKKEIライブコメントがリツイート 概要を見る 2時間 滝田洋一 ✔ @yoichitakita 日銀総裁会見:午後3時半からの会見を、ツイートします。景気・物価の現状と見通し、日銀の対応が焦点ですが、どんな「黒田節」が飛び出しますことやら。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 2時間 滝田洋一 ✔ @yoichitakita 日銀現状維持:大山鳴動、鼠一匹。黒田さんの会見が注目される。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 3時間 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu 日経新聞電子版は本日15時30分ごろから、黒田東彦・日銀総裁の記者会見の模様を生中継します。同時に関連記事を随時発信。会見終了後には私も解説原稿を書きます。電子版トップページに掲載する日銀総裁会見記事の映像サムネイルをクリックすると、生中継がご覧になれます。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 3時間 小栗太@日経 ✔ @ogurifutoshi 日銀、追加緩和見送りでドル円は直後に40銭ほど下落。展望リポートがある日の会合としては、黒田総裁の下では最短時間。長引くことで市場に追加緩和の思惑が広がるのを回避したいとの狙いか。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 3時間 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu 日銀、金融政策の現状維持を決定 資金供給量年80兆円増 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL29HNY_Z21C15A0000000/ … NIKKEIライブコメントがリツイート 概要を見る 3時間 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu 日銀、展望リポート公表時の政策会合としては、終了時刻が早い。これも、一種のメッセージ? NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 6時間 滝田洋一 ✔ @yoichitakita 消費者物価:生鮮食品を除き9月は▲0.1%と2カ月連続のマイナス。発表資料はここ。 http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm … 食料・エネルギーを除く「コアコア」は0.9%のプラスで、プラス幅は8月の0.8%より広がっている。 ーー我田引水の議論が繰り広げられるが。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 6時間 清水功哉 @日経新聞 ✔ @IsayaShimizu 9月CPI ・食料・エネルギーを除く「コアコア」のCPIは0.9%上昇(前月0.8%上昇)。日銀流指数も徐々に頭打ちか? NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 18時間 小栗太@日経 ✔ @ogurifutoshi 通常の日銀会合は2日間ですが、4月末と10月末は1日限り。黒田日銀になってからの場合、13時前に終わったのは1回だけしかありません。→@kiseki_kabu なぜ四月末は無風なのにそこまで時間がかかったのでしょうか?明日も12時30分までに現状維持が発表されないものですかね。 NIKKEIライブコメントがリツイート 開く 3時間 NIKKEIライブコメント @nikkei_live 日本経済新聞電子版はきょう10月30日(金)15時30分ごろから、黒田東彦・日銀総裁の記者会見の模様を生中継します。関連ニュースも随時掲載します。こちらのNIKKEIライブコメントのツイッターアカウントではベテラン記者が現場からミニ解説を発信します。 #日銀 #追加緩和 #boj 開く 10月7日 NIKKEIライブコメント @nikkei_live 本日10月7日の日銀総裁会見「NIKKEIライブコメント」は終了しました。このアカウントをフォローいただければ、次回実施する際にご案内いたします。日銀関連の記事は日経電子版 http://nikkei.com をご覧ください。#日銀 #黒田東彦 #緩和 ◆日銀総裁の会見はじまる15:31
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF30H0E_Q5A031C1000000/
日銀、物価2%達成時期16年度前半ごろから「16年度後半ごろ」に
[東京 30日 ロイター] - 日銀は30日、日本経済の2017年度までの見通しを示す「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」をまとめた。この中で、物価2%目標の達成時期を「2016年度後半ごろ」とし、従来の「16年度前半ごろ」から後ずれさせた。 要点は以下のとおり。 ―日銀、物価2%達成時期を16年度前半ごろから「16年度後半ごろ」に後ずれ ―消費者物価は2%実現後、安定・持続する成長経路へ移行していく=日銀 ー物価見通し、下振れリスクが大きい=日銀 ー経済見通し、海外経済動向を中心に下振れリスク大きい=日銀 ー潜在成長率、このところ0%台前半ないし半ば程度=日銀 ー先行きも家計・企業両部門で前向きの循環メカニズムが持続=日銀 ー構造失業率、3%台前半となる=日銀 ー中国など新興国経済の減速、米経済と金融政策運営が市場に及ぼす影響などリスク=日銀 ー来年度に向けた労使交渉で基調的な物価上昇などがどのように織り込まれていくか重要=日銀 ー企業の賃上げスタンス慎重化や消費者の物価上昇への抵抗感が強まる場合、物価上昇ペース下振れるリスク=日銀 ー企業の賃金・価格設定スタンス、特に本年度入り後に明確に変化している=日銀 ー需給ギャップ、今年度末にかけてプラスに転じた後に16年度にプラス幅が一段と拡大=日銀 ーQQE推進で実際の物価上昇率高まり、予想物価上昇率も2%程度に向けて次第に収れん=日銀 ー2%の物価安定目標の実現目指し、安定・持続に必要な時点までQQE継続=日銀 ー経済・物価の上下リスク点検し、必要な調整を行う=日銀 http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/boj-r-idJPKCN0SO0IW20151030?sp=true
ドル121円を回復、日銀現状維持でも政策への思惑
[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の121.14/16円の気配だった。日銀による金融政策の現状維持が伝わると、一部でくすぶっていた追加緩和期待がはく落して120円前半まで下押しした。その後、政府の補正予算への思惑から買い直しが入り、すぐさま121円台を回復した。 日銀が金融政策の現状維持を決定したことで、ドル/円は一時120.40円まで急落した。ただ、市場では「下押しは想定されたよりも、限定的な範囲にとどまった」(国内金融機関)との指摘が出ていた。 シティバンク銀行のシニアFXマーケットアナリスト、尾河眞樹氏は、日銀の黒田東彦総裁の会見や欧州時間に入ってからの値動きも見極めが必要だとしながら「次回以降の会合での追加緩和期待は残っており、これがドル/円の下支えになる」と指摘していた。 前日に発表された鉱工業生産が予想外にプラスとなったことを受け、事前に追加緩和期待がやや後退したことも、下方圧力を和らげた一因だという。28日に発表された10月米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で12月の利上げ開始に含みが残されたことも、下支え要因として作用したようだ。 その後、日経平均株価が上昇幅を拡大し、ドル/円も日銀の金融政策決定会合の結果が伝わった直前の水準を回復。一時121.46円まで急上昇した。市場では「補正予算関連の一部報道が材料視されたのではないか」(国内金融機関)との指摘が出ていた。 日本経済新聞は、2015年度補正予算案を総額で3兆円を超える規模にする方向で政府が調整に入ったと伝えた。 午前から正午にかけてのドル/円は、日銀会合の結果待ちのムードが強まり、121円前後での小動きだった。月末最終取引日となるこの日は、実需の駆け込み的な売りが散見され、仲値公示にかけて一時120.84円まで下落。その後は午後まで121円を回復しなかった。 ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY= 午後3時現在 121.14/16 1.0973/77 132.94/98 午前9時現在 121.03/05 1.0987/91 132.99/03 NY午後5時 121.12/13 1.0978/83 132.93/97 (為替マーケットチーム) http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/tokyo-for-idJPKCN0SO0I820151030?sp=true 日経平均は続伸、補正予算報道で切り返す 終値1万9000円回復
[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸。注目された日銀の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決定され、市場で追加緩和期待がはく落したことで日経平均は一時100円を超す下げとなった。 ただ補正予算に関する一部報道を受けて切り返し、買い戻しを交えて一時266円高へと浮上。大引けにかけやや伸び悩んだが、終値は8月28日以来、約2カ月ぶりに節目の1万9000円台を回復した。 外部環境に手掛かり材料が乏しいなか、序盤から方向感に欠く展開。決算発表などを受けて個別銘柄では物色がみられたが、指数は小幅な値動きにとどまり、前場の日経平均は前日比28円安となった。 昼休み時間中に日銀が金融政策の現状維持を発表すると、先物主導で売りが先行。市場の一部にあった追加緩和への期待感がはく落し、日経平均先物は1万8720円まで値を下げる場面があった。後場寄り後の日経平均も下げ幅を拡大し、一時151円安となった。 もっとも「政府が2015年度補正予算案を総額で3兆円を超える規模にする方向で調整に入った」との報道が伝わると指数は切り返し、プラス圏に浮上。日経平均は8月28日の高値1万9192円82銭を上抜き、200日移動平均線(1万9210円34銭=30日)に接近した。 市場では「緩和見送り後の下げが限定的だったことから売り方の買い戻しが優勢となり、上値を試す展開となった。まだ売り玉は残っており、来週にも8月21日─24日に空けたマド(1万9154円65銭─1万9435円83銭)埋めが期待される」(東海東京調査センター・チーフストラテジストの隅谷俊夫氏)との見方が出ていた。 個別銘柄では、塩野義製薬(4507.T)が大幅高。同社がインフルエンザを1日で治療できる世界初の新薬を2018年にも国内で実用化するとの報道が買い手掛かりとなった。2016年3月期連結利益予想の上方修正を発表したトクヤマ(4043.T)や、中国の「一人っ子政策」廃止を受けピジョン(7956.T)なども高い。 半面、業績予想の下方修正を発表したデンソー(6902.T)やセイコーエプソン(6724.T)、コニカミノルタ(4902.T)などは軟調だった。 東証1部騰落数は、値上がり1057銘柄に対し、値下がりが724銘柄、変わらずが125銘柄だった。 日経平均.N225 終値 19083.1 +147.39 寄り付き 18924.31 安値/高値 18784.69─19202.34 TOPIX.TOPX 終値 1558.2 +11.09 寄り付き 1547.22 安値/高値 1538.11─1569 東証出来高(万株) 266855 東証売買代金(億円) 31519.86 (杉山容俊) http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/tokyo-st-idJPKCN0SO0HK20151030
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