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中国が「一人っ子政策」撤廃 労働人口減、高齢化で転換(東京新聞)
http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/139.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 30 日 10:16:35: igsppGRN/E9PQ
 

             北京で開かれた中国共産党の第18期中央委員会第5回総会(新華社=共同)


中国が「一人っ子政策」撤廃 労働人口減、高齢化で転換
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102901001769.html
2015年10月29日 23時39分 東京新聞


 【北京共同】中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第5回総会(5中総会)は29日、「一人っ子政策」を撤廃し、全ての夫婦が第2子を持つことを認める決定を行い、閉幕した。経済を支える労働人口の減少と少子高齢化に対応するための政策転換。習近平指導部は2020年の国内総生産(GDP)と国民の平均収入を10年比で倍増させる目標の達成に向け、個人消費拡大などの構造改革を加速する方針も示した。

 共産党・政府は13年、夫婦のどちらかが一人っ子なら第2子が持てるよう規制を緩和したが、労働人口の減少が続き、経済への悪影響が懸念されていた。


 

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コメント
 
1. 2015年10月30日 14:13:35 : OO6Zlan35k
中国の一人っ子政策廃止5つのポイント

一人っ子政策廃止の措置は、急速に高齢化する社会と、縮小する労働人口による人口動態上のひっ迫に備えることを狙っている PHOTO: AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
By LAURIE BURKITT
2015 年 10 月 30 日 11:11 JST

 中国は29日、一人っ子政策を廃止し、あらゆる夫婦が子どもを2人持てるようにすると発表した。この措置は、急速に高齢化する社会と、縮小する労働人口による人口動態上のひっ迫に備えることを狙っている。以下は一人っ子政策について知っておくべき5つのポイントだ。

1.なぜ一人っ子政策は施行されたのか

中国指導部は1980年に一人っ子政策を施行した。爆発的に増える人口を制御し、生活水準向上の一助にするのが狙いだった。この政策はおおむね目標を達成した、と専門家たちは言う。しかし、それは一連の問題にもつながった。人口抑制目標を達成するため、当局者が女性たちに中絶や不妊手術を強い、高齢者の世話を一人っ子が負うことになるといった問題だった。

2.一人っ子政策は、これまで変更されたことがあるのか

中国は2年前、一人っ子政策を廃止はしなかったが、いずれかの親が一人っ子家庭だった場合、その夫妻は子どもを2人持てるように規則を緩和した。それでも29日発表された廃止は、一人っ子政策がもたらした諸問題を当局が認めたことを象徴する。

3.なぜ中国は今、一人っ子政策を廃止するのか

中国の労働年齢人口(15歳から64歳まで)は劇的に縮小している。国連は、中国が2010年から30年までの間に6700万人の労働者が減ると予測している。同時に、中国の高齢者人口は2010年の1億1000万人から30年には2億1000万人に達し、50年までには人口の4分の1を占めると予想されている。国勢調査によると、中国の総人口は世界最大で、2010年には13億4000万人に増加した。

4.一人っ子政策廃止でどういう影響があるだろうか

はっきりしない。中国国家衛生計画生育委員会によれば、2年前の緩和により、新生児申請は145万人となった。米ノースカロライナ大学のカイ・ヤン氏(中国人口統計学)によれば、これは専門家たちの想定を大きく下回るという。一人っ子政策から免除されていた人が少なくない農村部の住民でさえ、家族を増やしたがらない。2人目以上の子どもを持つことに伴うコストを考えるからだ。

5.それでは手遅れということか

人口統計学者や経済学者の中には、新しい二人っ子政策は、中国の経済の方向を変更するには効果が余りに小さいだろうし、差し迫る労働人口危機を解決するには手遅れだ、とみる向きも一部にはいる。人々の結婚年齢は遅くなっているし、結婚しない人もいるからだ。生計費が急上昇するにつれて、出産を遅らせたり、子どもの数を制限したり、子どもを持たないことを選択したりする人も少なくない。出生率は現在、女性1人につき子ども約1.5人だが、それが上昇する公算は小さいだろう、とカイ氏は言う。

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中国、「一人っ子政策」を廃止
http://jp.wsj.com/articles/SB11656670854055994709504581324263738434234?mod=trending_now_1


2. 2015年10月30日 21:28:07 : jXbiWWJBCA
ブログ:中国「一人っ子政策」廃止の意味
 10月30日、中国共産党は、数十年にわたり続けてきた厳格な「一人っ子政策」を撤廃し、すべての夫婦が第2子をもうけることを容認する方針を発表。写真は2014年9月、水中でポーズをとる妊娠6カ月の女性(2015年 ロイター/Carlos Barria)
 10月30日、中国共産党は、数十年にわたり続けてきた厳格な「一人っ子政策」を撤廃し、すべての夫婦が第2子をもうけることを容認する方針を発表。写真は2014年9月、水中でポーズをとる妊娠6カ月の女性(2015年 ロイター/Carlos Barria)
Carlos Barria (ロイター写真部)

[上海 30日 ロイター] - 中国の未来の子どもたちには遊び相手ができるかもしれない。中国共産党は、数十年にわたり続けてきた厳格な「一人っ子政策」を撤廃し、すべての夫婦が第2子をもうけることを容認する方針を発表した。

この政策は2013年に部分的に緩和されていたが、今回の決定は世界最大の人口を抱える中国の家族計画に大改革を迫るものとなる。この政策転換の狙いは、中国の労働力減少への対応だ。

「この世代は強すぎるプレシャーという名の重荷を背負っている」と語る1980年生まれのHuang Zhengさん。2014年8月撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)
「この世代は強すぎるプレシャーという名の重荷を背負っている」と語る1980年生まれのHuang Zhengさん。2014年8月撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)
批評家らによると、一人っ子政策はわがままな子ども世代を生み出すとともに、親の老後の面倒をみる跡取り息子を授かりたいと望む文化を助長した。1家庭に1人の子供しか許されないならば、多くの夫婦は男児を望んだ。

中国の人口統計学の専門家であるWang Feng氏は、今回の政策転換は、今後の世界を変える「歴史的な出来事」と評した。一方で、中国の抱える高齢化社会の問題は解消されないと見ている。

「これは私たちが1世代にわたり待ち望んでいた出来事だ。余りに長い間、待たされた」と同氏は話す。

1992年生まれのHuang Erbinさん。「兄弟は要らない。なぜって金銭的理由と、もう一つは両親の愛情を誰かと分け合いたくないから」と語る。2014年9月撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)
1992年生まれのHuang Erbinさん。「兄弟は要らない。それは金銭的理由と、もう一つは両親の愛情を誰とも分け合いたくないから」と語る。2014年9月撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)
これまで数多くの専門家が、一人っ子政策の修正を政府に要求してきた。1970年代後半に導入された同政策は、歯止めが効かない人口増加の防止を狙いとしていた。

一人っ子政策は今や時代遅れと見なされ、中国の労働力不足を生んだ原因とも考えられている。2012年、中国の労働年齢人口は数10年ぶりの減少に転じた。

2014年に誕生したJin Yanxiちゃん。2014年9月撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)
2014年に誕生したJin Yanxiちゃん。2014年9月撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)
1年ほど前、一人っ子政策の導入開始後の各年に誕生した人々の写真を撮影した。それは1979年に誕生した男性から、2014年生まれの乳児にまで及んだ。

何人かは考えを明らかにするにはまだ幼すぎたが、皆に兄弟が欲しいか尋ねてみた。

「一人っ子政策」の下で生まれた子供たち、兄弟が欲しいか聞いてみた

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Huang Aiting, who was born in 2013, poses for a photograph in Shanghai July 26, 2014. Aiting did not say if he wanted to have siblings. Couples violating the policy have had to pay a fine, or in some cases have been forced to undergo abortions.
REUTERS/CARLOS BARRIA
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http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/blog-china-child-policy-idJPKCN0SO0U320151030


3. 2015年10月30日 21:33:40 : jXbiWWJBCA
アングル:中国「二人っ子」急増見込めず、ベビーフード株高騰は勇み足か

[シカゴ 30日 ロイター] - 中国が29日、夫婦に子供は原則1人までと定めた国策「一人っ子政策」の完全廃止を決定したことを受けて、ベビーフードメーカーの株価は急伸したが、勇み足だったかもしれない。アナリストは、中国の政策変更でもベビーフードの需要はあまり増えない、と指摘している。

中国の「一人っ子政策」廃止が伝わった29日の株式市場では、粉ミルクメーカーのダノン(DANO.PA)が5カ月ぶり高値を記録。ミード・ジョンソン・ニュートリション(MJN.N)は2カ月ぶりの高値をつけた。

中国の景気減速や、中国政府が母乳育児を推奨していることを背景に、ベビーフードや粉ミルクの売り上げは低迷。米農務省によると、全脂粉乳の国際価格は今年7月、2009年以来の水準に下落している。

しかし、中国でベビーブームが起きると予想する向きは多くはない。小さな家族という形態が中国文化に根を下ろしているほか、子供を増やすことは多くの世帯にとって、経済的に厳しいと見られるためだ。

中国は2013年末、「一人っ子政策」を緩和し、夫婦どちらかが一人っ子であれば、第2子の出産を認めたが、第2子を持つ動きは広がらなかった。今年6月現在で、第2子を持つ資格のある1100万組の夫婦のうち、第2子の出産を申請したのは150万組にとどまる。

<子育ての経済的負担がネックに>

ミード・ジョンソンは、「一人っ子政策」廃止について、「中国の出産数や出生率に大きな影響を及ぼすとは考えていない」としている。

また、米農務省のシニアエコノミスト、フレッド・ゲール氏は、中国では子育てにかかる経済的な負担が大きいことから、「一人っ子政策」廃止でも乳製品需要にはほとんど影響しない、との見方を示した。

米農務省によると、2011年の中国のベビーフード小売売上高は680億元(約107億ドル)。全体の約90%は粉ミルクだった。

(Tom Polansek記者 翻訳:吉川彩 編集:内田慎一)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/china-population-babyfood-idJPKCN0SO0Z420151030


4. 2015年10月31日 00:07:37 : F9nWmN3tYU
二人っ子とはいわず、作りたい夫婦には3人でも4人でも産ませてあげないとダメだな。
一人っ子政策などやっていない日本や韓国でも少子化だからね。

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