2. 2015年10月28日 09:32:02
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金融界を狙い撃ち、中国の反腐敗運動−中銀や世界一の銀行が標的 2015/10/28 07:01 JST (ブルームバーグ):中国の反腐敗運動を主導する共産党中央規律検査委員会は、照準を金融界に定めつつある。2012年11月の習近平総書記(国家主席)就任後で初の金融界を対象とした広範な調査を実施する。 同委員会は23日発表した声明で、中国人民銀行(中央銀行)や資産規模で世界最大の銀行、中国工商銀行を含む中国5大銀行、政府系ファンド(SWF)の中国投資(CIC)、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)、中国証券監督管理委員会(証監会)、中国保険監督管理委員会(保監会)など31機関を不正行為もしくは汚職の可能性をめぐる検証の対象として挙げた。 本土株急落後の調査では、中信証券(CITIC証券)の複数の幹部と証監会の幹部1人が摘発されており、金融界に対する調査はこれに続く。 国家行政学院の竹立家教授は、共産党が第13次5カ年計画(2016−20年)について討議する第18期中央委員会第5回総会(5中総会)の開催直前に同委員会が声明を出したことに触れ、「微妙な時期だ」と指摘。「腐敗した金融システムは中国の経済的な安全保障を脅かす恐れがある。中国経済に対する下振れ圧力が強まる中で、安全への懸念が高まるだろう」と述べた。 中信証券を傘下に持つ中国中信集団 (CITICグループ)に加え、国家開発銀行や上海、深圳両証券取引所も調査対象とされている。 原題:China’s Top Graft Buster Turns Sights on Financial Industry(抜粋) 記事に関するブルームバーグ・ニュース・スタッフへの問い合わせ先:北京 Aipeng Soo asoo4@bloomberg.net;北京 Keith Zhai qzhai4@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Marcus Wright mwright115@bloomberg.net 更新日時: 2015/10/28 07:01 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWVEAR6JIJV201.html 米消費者信頼感指数:10月は97.6に低下、3カ月ぶり低水準 2015/10/28 01:11 JST (ブルームバーグ):10月の米消費者信頼感指数は前月比で低下し、3カ月ぶりの低水準をつけた。 米民間調査機関コンファレンス・ボードの27日発表によれば、10月の消費者信頼感指数は97.6と、前月の102.6から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値は102.9だった。 現況指数は112.1と、前月の120.3から低下した。職を得るのが困難だとの回答は25.8%と、前月の24.9%から上昇した。ビジネス環境の悪化を指摘した回答は6カ月ぶりの高水準だった。 今後6カ月の期待指数は88と、前月の90.8から低下。ここ3カ月で最も低かった。雇用と所得の見通しも悪化した。 統計の詳細は表をご覧ください。 原題:Consumer Confidence in U.S. Fell in October to a Three-Month Low(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Ali Donaldson adonaldson16@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net 更新日時: 2015/10/28 01:11 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWVXQ46VDKHS01.html インフレ率上昇遅ければ預金金利調整の可能性=ECB専務理事
[メキシコ市 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は27日、まだ議論の段階にあるとしながら、ユーロ圏のインフレ率が目標に戻るのが想定より遅れれば、ECBは中銀預金金利をさらに引き下げる必要が生じる可能性があると述べた。 ユーロ圏経済にとっては、名目金利よりも実質金利が重要で、インフレ期待の低下は実質金利を押し上げると指摘。 その上で「インフレ率が2%に戻るのが当初予想ペースより遅くなるリスクがあれば、中銀預金金利の調整を意味する可能性がある」と述べた。 http://jp.reuters.com/article/2015/10/27/ecb-coeure-idJPKCN0SL36W20151027 ラボバンクを覆うメキシコの黒い霧−預金の洪水に資金洗浄との疑惑も 2015/10/28 08:00 JST
(ブルームバーグ):オランダの銀行ラボバンク・グループのカレキシコ支店は、預金が集まり過ぎるという普通では考えられない問題に悩まされていた。 このメキシコ国境沿いの支店は、ラボバンクが米カリフォルニア州で展開していた119店舗の中では小さいが、現金輸送車が少なくとも週1回訪れ、米ドルの預金を運び出す必要があるほどだった。事情に詳しい関係者の1人によれば、メキシコのメヒカリの事業者から国境を越えて洪水のように預金が流入し、2010年を境にその勢いに弾みがついた。他の支店が顧客に支払う現金を必要としていたのに対し、カレキシコ支店は逆に資金の供給源となった。 現金輸送車が何年にもわたりたびたび訪れていた状況は、ラボバンクがマネーロンダリング(資金洗浄)への十分な監視を怠っていなかったか調べる検察当局に対し、一つの手掛かりを提供する。カリフォルニア州の支店業務が麻薬カルテルの資金洗浄に利用されていることを示す兆候がありながら、ラボバンクが見て見ぬふりをしていたのではないかという疑惑が浮上し、米連邦捜査官がその解明に動く中で、カレキシコ支店は今年1月に閉鎖された。 事情に詳しい複数の関係者によると、顧客の口座を精査し、疑わしい取引を報告しようとするラボバンク内部の動きを一部の行員が妨げた可能性を示す証拠を連邦捜査官はつかんでいる。同行は内部統制を立て直すためにコンプライアンス(法令順守)担当幹部を監督当局から直接採用したが、当局の調査対象とされる一部の活動はその監視の下で行われた。 さらに関係者によれば、一部の行員が米通貨監督庁(OCC)の目に文書が触れないようにすることで、問題とされる活動の隠蔽(いんぺい)を試みた可能性があり、そうした行動は司法妨害と見なされる恐れがある。 ラボバンクの広報担当ヘンドリック・ヤン・エイプ氏は、同行が捜査当局と協力していると述べる一方、それ以上の情報の提供を控えている。米司法省のピーター・カー報道官もコメントしていない。 原題:Cash-Filled Trucks Leaving Calexico Cast Cloud Over Rabobank(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Tom Schoenberg tschoenberg@bloomberg.net;ワシントン Jesse Hamilton jhamilton33@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Sara Forden sforden@bloomberg.net David de Jong, Sally Bakewell 更新日時: 2015/10/28 08:00 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWVTYJ6TTDSQ01.html 米国株:下落、企業決算まちまち−経済統計で世界経済不安が再燃 (1) 2015/10/28 06:56 JST
(ブルームバーグ):27日の米国株は下落。まちまちな企業決算や経済統計データの内容から世界経済への懸念が再燃した。この日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会合が始まった。 S&P500種株価指数は前日比0.3%安の2065.89 。ダウ工業株30種平均は41.62ドル(0.2%)安の17581.43ドル。ナスダック総合指数は0.1%低下した。 ジョーンズトレーディング・インスティチューショナル・サービシ ズのグローバル市場ストラテジスト、ユーセフ・アッバシ氏は「FOMC会合後の声明発表を控えて様子見モードだ」と述べ、「米国発の経済データに低調な面が確実に見られる。企業決算はポジティブなものよりネガティブな内容が多い」と続けた。 IBMは4%安。同社の売上高の計上方法をめぐり米証券取引委員会(SEC)が調査を実施していると明らかにした。IBMは27日の届け出で、米国と英国、アイルランドでの一部取引の会計処理についてSECが調査していることを8月に知らされたと述べた。 フォード・モーターは5%下落。7−9月(第3四半期)決算は利益がアナリスト予想に届かなかった。ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は売上高が市場予想を下回ったことが嫌気されて下落した。一方、製薬のファイザーとブリストル・マイヤーズ・スクイブは上昇。四半期利益が予想を上回った。 S&P500種のうち40社超がこの日決算を発表した。アナリストの予想によればS&P500種採用企業の第3四半期利益は前年同期比で6.1%減。すでに決算を発表した同株価指数採用企業のうち利益が予想を上回ったのは74%、売上高が予想に届かなかった企業は57%だった。 強弱が混在している経済データを背景に投資家は利上げが実施された後の成長は不透明だとみている。9月の米製造業耐久財受注では、航空機を除 く非国防資本財(コア資本財)の受注が市場予想に反して減少した。8月の米主要20都市の住宅価格は前年比での伸びが加速した。その一方で10月の消費者信頼感指数は3カ月ぶりの低水準だった。 シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は0.9%上昇して15.43だった。 この日のS&P500種産業別10指数は8指数が低下。エネルギー株は続落した。27日のニューヨーク原油先物相場は2カ月ぶり安値まで下げた。米エネルギー情報局が28日に発表する統計で原油在庫が増加するとの観測から売りが優勢になった。 ドラッグストアチェーンのライト・エイドは43%急伸。米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスがライト・エイド買収で近く合意すると、関係者の1人が明らかにした。 原題:U.S. Stocks Slip Before Fed Amid Earnings Reports, Economic Data(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Oliver Renick enick2@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Cecile Vannucci cvannucci1@bloomberg.net Sofia Horta e Costa 更新日時: 2015/10/28 06:56 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWWBB96VDKHU01.html ドル・円は120円台前半、FOMC控えて値動き限定−声明文見極めへ 2015/10/28 08:17 JST (ブルームバーグ):日本時間朝の外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=120円台前半で推移している。弱めの米経済指標や米国株の下落を受けて、ドルの上値がやや重い半面、海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて値動きは限定的となっている。 28日午前8時15分現在のドル・円相場は120円44銭前後。前日の海外市場では一時3営業日ぶりの水準となる120円16銭までドル安・円高が進み、その後もみ合う展開が続いている。 みずほ銀行のトレーダー、日野景介氏(ニューヨーク在勤)は、28日以降、米国ではFOMC、国内総生産(GDP)、雇用コスト指数の発表があり、日本では30日に日本銀行の金融政策決定会合があるので、ニューヨーク時間は動きにくかったと説明。FOMCについては「誰も期待していない」と言い、「声明文が修正されるところに一喜一憂するのではないか」と指摘する。 ユーロ・ドル相場は同時刻現在、1ユーロ=1.1037ドル前後。前日の海外市場では米国の9月の耐久財受注が予想を下回ったことから一時1.1079ドルまでユーロ買い・ドル売りが進んだが、その動きは続かず、東京市場にかけては1.10ドル台前半でもみ合う展開となっている。ユーロ・円相場は海外時間に9月7日以来のユーロ安・円高水準となる1ユーロ=132円73銭を付け、足元では132円台後半で推移している。 FOMC ブルームバーグが先物データを基に算出した米利上げ予想確率によると、12月のFOMCまでに利上げが実施される確率は33%。今回のFOMCでの利上げの確率は4%となっている。 27日の米国株は下落。まちまちな企業決算や経済指標の内容から世界経済への懸念が再燃した。9月の米製造業耐久財受注では、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注が前月比0.3%減と民間エコノミストのプラス予想に反してマイナスとなり、10月の消費者信頼感指数は3カ月ぶりの低水準となった。一方、8月の米主要20都市の住宅価格は前年比での伸びが加速した。 日野氏は、今回のFOMCは経済見通しの発表も議長会見もないので「おとなしく声明文を見るだけ」とし、声明文では「指標も悪いのでハト派な目線が当然強くなると思うが、12月の可能性をどの程度残してくるのか」がポイントになると指摘。「みんな年内はないだろう、3月だろうというようなトーンになっている中、年内というようなトーンであれば、ちょっとサプライズになるという気はする」と話す。 関連ニュースと情報:トップストーリー:TOP JK 為替情報プラットフォーム:FXIP 為替レート予想:FXFC 記事についての記者への問い合わせ先:東京 小宮弘子 hkomiya1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Garfield Reynolds greynolds1@bloomberg.net 青木 勝, 崎浜秀磨 更新日時: 2015/10/28 08:17 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWWI1Y6K50XT01.html
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