http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/853.html
Tweet |
いまの30代は、終身雇用を前提としない、最初の世代。転職への意識も、これまでとはかなり違ってきているようだ(※イメージ)
「逆指名」もアリ? 30代の新たな「転職観」〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151027-00000009-sasahi-life
AERA 2015年10月26日号より抜粋
いまの30代は、終身雇用を前提としない、最初の世代。転職への意識も、これまでとはかなり違ってきているようだ。
SNSを使った転職サービスを提供するウォンテッドリーとアエラは共同で、30代対象のアンケートを行った。終身雇用を前提にしない世代の転職観、転職へのアプローチの仕方を知るためだ。ウォンテッドリー会員を中心に、219人が回答。すでに2回以上の転職経験がある人が61.4%に上り、転職経験のない人は20%に満たない。「新卒入社から5年以内に転職を経験するべきだ」と考える人の割合は67.2%、転職の目的は「自分の成長のため」が33.5%で最も多く、「給与・待遇の不満」の12.8%を上回った。
いま現在、積極的に転職活動をしていなくても、「自分の成長のため」にいい選択肢があれば、前向きに動くことをいとわない転職“潜在層”が多くいることが明らかになった。
さらに、219人の中には、自らのスキルとアイデアをもとに、やってみたい仕事のビジョンをはっきりと描いている人が5人いた。企業のビジョンに共感して求人に応募するのでなく、個人のビジョンがまずあって、企業がそこに相乗りするという形ができたら、新たな転職の形になり得るのではないか。
こうして動き出したのがプロジェクト「転職逆指名」、いわば逆ウォンテッドリーだ。5人の描く未来が実現できそうな企業をウォンテッドリーがそれぞれ提案。うち2人は、クックパッドと、家族・恋人向けSNSアプリ制作のTimersの訪問が実現した。
本格的な選考以前に「企業訪問」するシステムは、ウォンテッドリーに特徴的だ。
「転職を結婚に例えると、通常の応募はお見合いのようなもの。企業訪問はお互いのことを知るためのデートと位置づけています」(同社で事業開発を担当する大塚早葉さん)
クックパッドは、おもにエンジニア職の採用で2年ほど前からウォンテッドリーを採用ツールのひとつとして使っている。
「あまり構えず、カジュアルに接点を持てるので、実際の選考に入るときもお互いをある程度理解したうえで進めることができる。双方にミスマッチが少なく済むという利点があります」(クックパッドの人事担当・水島瑛美さん)
訪問する側にも、応募前に会社の雰囲気を知ることができるのは大きなメリットだ。
デザイナーの男性(30)は、あるベンチャーを訪問したことがあるが、若すぎる社員たちの言動に不安がよぎった。「ベンチャーだから対応や礼儀がなっていなくてもいい、っていうのは違う」と思い、応募しなかった。
興味を持ったらまずつながる。選考という過程に進むかどうかは次のステップの話。選ぶ権利はこちらにもある。フットワーク軽く次の居場所を探してまわる感覚が、なんとも「つながりの時代」の転職活動っぽい。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。