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マンション住民には問題山積/(C)日刊ゲンダイ
“傾斜”より厄介? マンション住民を悩ます「3大問題」とは
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/167494
2015年10月27日 日刊ゲンダイ
建物は問題ない場合でも、マンション住民の嘆きはやまない。住民同士のトラブルが後を絶たないからだ。
「キーワードは(1)高齢化(2)民泊(3)ペットロスです」と言うのは、マンション管理士の松本洋さん(写真)。まずは1つ目の「高齢化」である。
「住民が高齢化し、介護や体力の問題などで管理組合の理事のなり手がいないんです。そのため理事会が機能しない、何年も同じ人が理事長を務めるといった状態に。その結果“理事長は業者と癒着している”など、住民同士が疑心暗鬼になったりする。こうなると雰囲気は最悪です」
国土交通省の調査では、マンションの区分所有者の半数以上が60歳以上。老後の不安から分譲マンションを賃貸に出し、家賃収入を得ようというケースが増加している。これが理事不足に拍車をかけている。
2つ目の「民泊」は、インターネットのサイトを介し、旅行者に自宅の空き部屋を1泊いくらで貸すというもので、最大手の「Airbnb」には190カ国150万件以上、日本でも1万6000件の物件登録がある。旅行者は1泊数千円ほどで都心のマンションなどに泊まれ、部屋の主は金銭収入が得られ“異文化交流”もできると人気だ。
しかし、松本氏は、このシステムの問題点を指摘する。
「モラルのない外国人利用者が多いんです。真夜中に宴会を始める、廊下など共用部分で大声を出す、ゴミを分別しないなど序の口。中にはベランダからオシッコするなんて日本人には信じがたい行為も。有料で赤の他人を泊まらせるのは、明らかにマンション規約や旅館業法に違反するのですが、“友達だ”と言い張られると文句を言えません。そんな問題だらけの民泊なのに、安倍政権は東京五輪のホテル不足解消のために推進しようとしています。さっそく大田区は民泊を認める条例を議会に通す予定。トラブル増加は避けられず、非常に心配です」
最後の「ペットロス」とは?
「ペット不可のマンションは多いですが、“部屋から出さなければバレないだろう”と、こっそり飼う人が後を絶ちません。バレても動物愛護の観点から処分しろとは言いづらい。だから“一代限り。死んだら新しいペットは飼わない”と約束させるんですが、いざ亡くなると寂しさからつい新しいペットを飼ってしまう。結局ペット不可の規約はなし崩し。動物アレルギーなどを持つ住民からは“ペット不可だから買ったのに、これでは意味がない”とため息が漏れています」
住民同士のトラブルには、引っ越しや買い替えの費用は出ない。「いっそのことデータの改ざんがあればいいのに」と嘆く声が聞こえてきそうだ。
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