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2019年の国債暴落までを描く 『日本国債暴落』第1章(1) (ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/830.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 26 日 12:31:35: igsppGRN/E9PQ
 

2019年の国債暴落までを描く『日本国債暴落』第1章(1)
http://diamond.jp/articles/-/80557
2015年10月26日 桐谷新也 ダイヤモンド・オンライン


近年の日本国債をめぐる危機的状況を伝え、国債価格暴落のタイミングを2019年と予測するリアルノベル、『日本国債暴落』が金融関係者の間で早くも話題になっている。ここでは数回に分けて同書の冒頭部分を紹介する。発売前に公開した著者インタビューと併せてお読みいただきたい。

 早春の冷たく透き通った風が、ひっそりと春を待つ桜のつぼみを刺激するように吹き抜けていく。東横線都立大学駅からJR目黒駅方面に向かうと、400メートルほど続く権之助坂があり、道の両側に商店街が立ち並ぶ。午前5時半、辺りはまだ暗く、夜の賑わいが嘘のように閑散としている。店の前には、ゴミ袋が大量に積み上げられ、カラスが大きな嘴を器用に使いながら、残飯を漁っている。ときおり通り掛かるタクシーのヘッドライトだけが点々と煌き、1日の始まりを告げていた。山城達也は、上質に糊付けされたワイシャツに紺のネクタイを締め、ピンストライプの洒落たスーツを見事に着こなし、颯爽とタクシーの後部座席に乗り込んだ。

 タクシーは目黒通りを直進して、広く大きな道をゆっくりと走り、白金台駅方面に向かった。行き先はクリムゾン・マイヤーズ日本支店が位置する丸の内パークタワーであった。山城は、車の窓から悠然と建ち並ぶ高級マンション群に目を遣った。日本支店の幹部クラスやエクスパットと呼ばれた本社に所属しているが、一時的に日本に派遣された外国人職員の多くが住まい、落ち着いた景観が一層豪華さを際立たせている。将来自分もここに居住できるだろうか。それを思うと、山城の目に強い活気が漲ってくる。身長178センチ、体重75キロ、サッカー部で鍛え上げた筋肉質な胸板、小麦色に焼けた艶々しい顔は、26歳とは思えない存在感があった。そして太い手首にフランクミューラーの時計を巻いた姿は、気品と逞しさに満ちていた。

 頭の中で山城は、直近の市場動向を思い返していた。クリムゾン・マイヤーズは、米国に拠点を置く投資銀行で、債券市場を揺るがすほどの巨額のリスクを取る最も影響力のあるファームだ。世間では、証券取引免許を持つ金融機関の通称として、また主に外資系証券会社を示す名称として「投資銀行」が使われる。一般に債券市場は、金融機関や機関投資家など、主にプロが参加する場所であり、クリムゾン・マイヤーズは市場のリーダーとして、膨大な量の顧客取引を成立させながら、収益を生み出さなければならない。

 2007年3月、山城は債券トレーディング部に所属して3年あまりが経過しており、日本国債トレーダーとして、市場で注目を浴び始めていた。今年の山城の成績は、チームで群を抜いており、すでに年間目標収益の20億円を超過し、30億円を稼ぎ出していた。自分の判断で取引を執行できる権限を有してもうすぐ2年。おれはこの世界でやっていけるかもしれない。

 昨日午後の取引時間が開始された直後、大手都市銀行の首都中央銀行から数千億円規模の買い注文が入り、嫌な予感がした。これをまともに受けたらやられる——。そう思った瞬間だった。山城はブローカー端末を見遣り、オファーサイド(売りに出す)の気配値を見定めて価格提示をした。このレベルだったら決まらないはずだ。そういうぎりぎりの価格を伝えた。思惑どおり、取引は不成立になった。数十分後、一気に市場で金利が低下した。あれが決まっていたら、おれのキャリアは終わっていた。山城は背中から汗が吹き出し、一気に冷えていくのを感じた。

 債券の世界は、利回りが上がると価格が下がるという特殊性と取引所を介さずに売買の当事者間で合意された取引価格で売買が成立する相対取引という性質がある。マーケットメイカーと呼ばれる証券会社のトレーダーは、投資家に対して、売買に応じる価格を常時提示することが義務付けられているため、執行したくない取引であっても、市場実勢に適うような価格提示を行なわなければならない。これは市場での流動性を確保するための相対取引ならではの定めである。

 これまで顧客からの注文を受けた後、市場が逆方向に動き、何度も煮え湯を飲まされてきた。いまでも忘れることができない——あれは昨年の夏のことだった。生命保険会社から500億円の売り注文を受けて、価格を提示した。「馬鹿! それじゃあ甘い! 持ってかれるぞ、何やってんだ!」先輩トレーダーの片貝拓馬が叫んだ瞬間、市場が急落した。必死に売り先を見つけて損失を最小限に収めようとしたが、結局たった1日で2億円の損失を出してしまった。

 まさにこうした経験が生きた瞬間であった。顧客は隙を見せると、猛烈にそこをつき、トレーダーに市場から退出を迫る。山城は、いっそのことポジションを減らし、そのまま成績が確定される年末を迎えたい感情が湧きあがった。そんなことが果たしてできるだろうか。いやセールスチームが黙っているわけがない。

 丸の内に近づく車の中で、山城は目を閉じて、足を組み替えた。いつだってトレーダーは孤独だ。針で刺されるような不安が体の隅々を支配した。市場が開くまであと3時間。注目すべき材料はなかったが、市場はどんな様相を見せるだろうか。毎日のことながら、自分の運用資産の規模を考えると、電流が走るような緊張感におそわれる。野球で言えば、トレーダーはピッチャーと同じだ。はっきりと「負け」が記録される。バッターは3回に1回打てば褒められるが、トレーダーは大きな失敗を1回すれば、その場で失職する可能性だってある。市場は生き物だ。一瞬たりとも油断してはならない。山城は自分に言い聞かせるように胸の内で呟いた。

 タクシーが丸の内仲通りに入り、丸の内パークタワーに向かい始める頃、冷静さを取り戻すように、山城はブラックベリーを取り出して無造作に動かした。膨大な量のメールを削除するなか、1通の受信メールに目を留めた。債券業務部長の安藤恵子からであった。「4月からトレーディングアシスタントとして、新卒社員が入ります。名前は神田冴子です。ご面倒をお掛けすることになるかと思いますが、よろしくお願いいたします」そうか、来月から新人のアシスタントが入社するのか。1年はあっという間だと思った。ここで結構です——そう言ってタクシーを降りた。

 赤いレンガ色の丸の内パークタワーは、伝統と文化を重んじるクリムゾン・マイヤーズの社風と見事に調和していた。40階建ての建物の15階から18階部分を専有し、入口には会社専用のゲートが用意されている。

 山城は、受付嬢に一礼して、早足でゲートをくぐると、エレベーターに乗り込み、15のボタンを押した。その顔は、すでに市場を意識した緊張感に溢れていた。

 国債現物は、相対取引であるため、特に取引時間は定まっていないが、証券会社の債券売買を仲介することを目的として設立された大手ブローカーの売買が開始される午前8時40分以降が多く、さらに東証の債券先物取引が開始される午前9時以降に集中する。その時間まで充分余裕はあったが、山城は気持ちを引き締めていた。

 日々市場を動かすような情報をいち早くキャッチし、場合によっては市場そのものを一時的に歪ませるほどの大きな取引を執行して経済に影響を与える——、20代という若さでそれを実行できる職種は、投資銀行マンだけであり、それゆえに社員は常に向上心を持って学習し、日系企業に勤めるベテラン社員、百戦錬磨の顧客、そして海外投資家と対等に渡りあえる優秀な人材であらねばならないというのが、山城が自らに課した責務であった。

 日中けたたましいまでの騒音に包まれる15階のフロアは、人気がなく、火の消えたように静まり返っていた。トレーディングフロアと呼ばれる仕切り1つない大きなスペースに、証券市場部門である株式部、債券部、調査部、デリバティブ市場部が位置し、部門ごとに分かれて、繋がりあった長デスクが一面に配置され、社員が6つから8つものパソコンモニターに囲まれながら肘をつき合わせて座っている。デスクの列と列の間隔は、2人の人間が横向きですれ違えないほど狭く、パソコン機器から発せられる熱によって冬でも蒸れた空気がまとわりつく。

 午前6時を過ぎると、各部門の新人が慌しく前日の市場データや調査部が作成したレポートをまとめて、各デスクに配付していく。総勢40名の債券部門は半数以上、空席だが、時間の経過とともに、日経新聞、社内レポートなどを片手に持った社員が、7時半から開始される朝会に向けてすべるように席につき、フロア全体に緊張がみなぎる。

 山城はエレベーターから出て、自分の席に向かった。席につくと、座席に取り付けてある専用ハンガーにジャケットをかけ、習慣化した作業に取り掛かった。まずブルームバーグ端末にログインし、ヘッドラインニュースを見ながら、海外市況に目を通した。ブルームバーグ端末とは、ブルームバーグ社が提供するシステムで、あらゆる市場データを閲覧することができるだけでなく、チャット機能があり、ほぼすべての市場関係者に利用され、電話を掛けながら、社内、社外を問わずやり取りができるため、その瞬間に得た情報を交換する際に一役買っている。

 山城は米国債市場に大きな動きがなかったことを見定めると、机の上の国債引値表、各種統計表を手に取った。20数ページにわたる資料には、株式、日本国債、為替、債券先物など、2週間の相場の上がり下がりをグラフ化した罫線が描かれ、各取引所における相関度合いなどが細かく分析されてある。

 山城は、コーヒーを持って席に戻ると、前日までのポジションを確認するため、スプレッドシートに目を光らせて、集中力を高めていた。ポジションとは、トレーダーが、どのような運用資産を買い越し、売り越しをしているかを識別するためのもので、持ち高状況を把握するために、エクセル、専用システムを使って管理されている。正面にはパソコンスクリーンに挟まれるように置かれたカラフルな専用モニター画面、右側にはブローカーやセールスとの対話に使うマイクロフォン、左側には特別な電話システムが配置され、液晶画面に等間隔で無数に並ぶボタンは、取引相手との直通電話を即座にかけられるように、あらかじめ登録してあるものだ。山城は、おもむろにディーラーフォンと呼ばれる黒い受話器を取り上げ、目の前にある端末機器のボタンの中から、天井のスピーカーに繋がるものを押した。

「Morning, Everyone. I will run the meeting in the morning as usual.(おはようございます。時間になりましたので、いつもどおり進めさせていただきます)」

 山城が流暢な英語で言うと、フロア中に声が響き渡った。クリムゾン・マイヤーズは、債券ハウスの名門として名を馳せており、日本国債トレーダーが朝会の司会役を担うことが慣行となっていた。調査部、外国債券トレーダー、デリバティブトレーダーが、5分刻みでコメントを残し、いよいよ山城の番になった。

「昨日は米債安となった地合いを反映する形で先物は反落しました。需給面での不安には乏しく、日銀がオペを通告したことで相場は下支えとなり、134円の65銭から89銭の値動きでした。本日は20年債の入札がありますが、客からは今日の入札にさほど積極的な注文は入っておらず、利回りからいっても特に魅力的なレベルではないため、注意深く見守る必要がありそうです。相場の高値警戒感を背景に、利益確定売りや戻り売りが多少出てくるでしょう。入札を控えたヘッジ売りも影響しそうです。ただし積極的な売りニーズが引き続き乏しいので、金利反発余地は限られると思います」

 山城は話し終えると、受話器の先端を使って目の前のボタンを押して電話を切った。それから同業他社のトレーダーと情報交換のために電話をかけ、受話器を耳にかけながら、海外支店で働くセールスに顧客動向を確認するため、ブルームバーグチャットでメッセージを送った。

 午前9時、東証で国債先物(債券先物)の売買が開始されると、クリムゾン・マイヤーズのトレーディングフロアは熱気と喧騒の渦に包まれ、戦場さながらの張り詰めた空気が流れた。山城は、各ブローカーの取引用端末、債券先物、ブルームバーグ画面など、あらゆる所に絶えず視線を走らせる一方、セールスからの注文に応えていく。市場取引に関わる業務は、フロントオフィスと呼ばれるトレーダー、セールスがしのぎを削って市場と対峙している。債券取引では、トレーダーが会社を代表して市場と直接取引する一方で、セールスは、トレーダーのポジション状況を把握して、外部の情報を取りにいく。セールスは、年金機構、銀行、保険会社といった顧客と密接に関わり合い、社内のトレーダーと顧客双方の要望をつなぐ橋渡し役を担うのである。トレーダーが在庫を抱えている債券を処分したいときには、まずセールスマンに状況を説明してから顧客に売りつけなければならず、その逆もまた同様である。優秀なセールスマンには、顧客は資産運用状況をあえて開示するため、絶妙なバランスで自社のトレーダー、顧客の運用益を最大化するために奔走するのだ。

 セールスは席を立ったり、座ったりしながら、顧客との対応に追われている。電話の音が絶え間なく鳴り続け、ワイシャツの袖をまくりあげた米国債券を担当する屈強な外国人トレーダーの発する英語が、日本国債セールスとトレーダーの価格提示の引合いに交じって聞こえてくる。

 市場の動きは比較的堅調で、株式市場と逆相関する形で債券市場が作られていく。予想どおりの値動きに合わせるように、山城はセールスから飛び込んでくる注文に淀みなくプライシングしていき、必死に専用システムに取引の詳細を入力していく。山城は、運用資産の組み合わせであるポートフォリオが、顧客の取引によって歪んでくると、即座に席の前に置かれるブローカー端末のスピーカーに向かって叫ぶように大声を出し、取引を発注する。

 債券トレーダーは、主に2つの選択肢を使ってポジションを作り上げていく。証券会社間の売買を仲立ちするブローカーと機関投資家と称する銀行や生命保険会社などの顧客である。トレーダーは最悪顧客がいなくても商売はでき、対ブローカーとの取引を専門としたトレーディングデスクもあるが、日本国債市場は、顧客の一挙手一投足が大きく市場に反応するため、さまざまな情報を入手する意味でも、トレーダーはその時々の状況に合わせて巧みに使い分けている。

 午後3時に近づくと、売買が活況を迎え、市場で引値合戦が始まる。債券は取引所取引ではないため、終値が存在しない。引値は、午後3時時点の気配値を参照して、各社の提示価格をもとに決定される。そして、その基準となるのがミッドプライスと呼ばれるビッドサイド(買い気配)・オファーサイド(売り気配)の真ん中の値段であるが、本来の市場実勢よりも意図的に安い、または高い注文指図を出せば、“見た目”のミッドプライスを有利な方向に傾けることができる。トレーダーは、債券ブローカー最大手が発表する引値の気配値を動かして、少しでも自分の損益をよく見せようとする。多くの証券会社では、ブローカーの引値を使って日々の損益を計算しているため、こうしたことが起こるのである。山城は、発表されたブローカーの引値を見ながら、自分の損益表を作成し、債券本部長の橋爪隆に、市場概観も含めてメールを送った。

 丸の内の空にうっすらと夕陽が差し、トレーディングフロアは落ち着きを取り戻していた。山城は、同業他社のトレーダーに電話をかけ、今後の市場予測や世間話をしている。左手で受話器を持ちながら、右手の肘を椅子の背もたれにかけて、ときおり大きな笑顔を見せていた。

 ロンドン市場が開けると、セールスを通して海外投資家から注文が入り、電話を中断して応えていく。山城は、頭がぼーっとするのを感じた。100件を超える注文にミスプライシングをしないように神経を研ぎ澄ましていたため、倦怠感が募っていた。ふと携帯電話を見ると、大学時代の友人から飲みの誘いのメールが入っていたが、とてもそんな気分にはなれなかった。

 山城は激しい疲労感を覚え、自室で独りクラシックでも聴きながら眠ろうとタクシーに乗り込んだ。研ぎ澄まされた集中と緊張が一気にほぐれていくのを感じ、その瞬間意識が遠のいていった。どれくらいの時間が経ったであろうか。外に目を向けると、白金台の駅前を走っていた。街の明かりが消耗した体を労わるように静かに車内を照らした。山城はタクシーの後部座席に深く身を埋め、ブラックベリーを脇に置き、市場の重圧からの解放感からか、再び眠気を催し、瞼の重みにまかせるようにゆっくりと目を閉じた。

※次回は明日公開予定です。  

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コメント
 
1. 2015年10月26日 12:37:39 : b5JdkWvGxs
国債暴落したら日銀が最安値ですべて買い取ればすべて解決

インフレになる確率は完全にゼロだしね


2. taked4700 2015年10月26日 17:06:38 : 9XFNe/BiX575U : w4xoHT8Nic
アマゾンに載っている目次によると、日本売りは2017年に始まるようですね。

http://www.amazon.co.jp/dp/toc/4478067945/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392

第1章 回想 ――2007年3月
第2章 スタートレーダー――2007年4月
第3章 過剰接待 ――2007年10月
第4章 再会 ――2008年3月
第5章 三つの危機 ――2008年~2011年
第6章 異次元緩和 ――2013年4月
第7章 官製マーケット ――2015年1月
第8章 日本売り ――2017年2月
第9章 密談 ――2019年8月
第10章 暴落 ――2019年10月


3. taked4700 2015年10月26日 17:11:17 : 9XFNe/BiX575U : w4xoHT8Nic
>>01

>国債暴落したら日銀が最安値ですべて買い取ればすべて解決
>インフレになる確率は完全にゼロだしね

最安値で売った方はどうやって赤字を埋めるのですか?

国債を大量に抱え込んだ日銀はその後どうするのですか。

日銀券を発行する権限を持つ日銀が国債を大量に抱え込むということは、労働の裏付けのない資金が大量に出回っているという意味になります。円安が一気に進みますよ。輸入物価高になり、ガソリン1リットルが500円とか、食パン一斤が400円とか、そんな世界にすぐになりますよ。


4. 2015年10月26日 17:41:25 : b5JdkWvGxs
>国債を大量に抱え込んだ日銀はその後どうするのですか

日本銀行の株式の55%は日本政府が保有しているため、日本銀行は日本政府の子会社である。日本銀行は日本円の通貨を発行し(マネタリーベースを増やす)、日本国債を買い取る。すると、政府は民間金融機関(銀行など)からお金を借りていたのが、「子会社の日本銀行」から借りる形になる。


 親会社、子会社間のお金の貸し借りは、連結決算で相殺される(これは民間も同じ)。故に、日本銀行が国債を買い取ると、政府の負債が実質的に消滅する。

それから、いくら貨幣増刷してもその金は商品市場には行かないからインフレになんかなる訳ないんだよ。

内需が無いからいくら紙幣を発行しても商品市場に金は廻らないんだよ

だから日本は未来永劫インフレにはならないんだ


5. taked4700 2015年10月26日 18:05:56 : 9XFNe/BiX575U : w4xoHT8Nic
>>04

>親会社、子会社間のお金の貸し借りは、連結決算で相殺される

では、なぜ、現実として、そうはなっていないのですか?

はやく相殺すればいいではないですか?

>いくら貨幣増刷してもその金は商品市場には行かないからインフレになんかなる訳ないんだよ。

では、日銀が供給している資金はどこへ行っているのですか。「商品市場」の実態は何ですか?

現状で起こっていることは、日銀が国債を買い取って供給した資金を使って政府は年金支給をしているのです。国民の半分ぐらいはそれを使って生活し、あとの半分は貯金をします。簡単に言えば、政府が毎年新規に発行している国債の半分ぐらいは単に貯金に回っているだけ。つまり、日本が積み上げている金融資産の半分ぐらいは単に日銀を通して信用創造されたものであり、実際の経済活動の裏付けがない。

つまり、日本の資産は今急速に単に信用だけしか裏付けのないものになりつつあり、将来大幅な円安になることがほぼ確実。つまり、将来輸入物価高になり、結局、それはかなりのハイパーインフレになる。


6. 2015年10月26日 18:11:54 : b5JdkWvGxs
言ってるのは日銀が持っている国債の利子は日本政府に払わなくてもいいという事

だから書類上で日銀が国債を持っているだけで損得とは無関係なだけ

>将来大幅な円安になることがほぼ確実

需要がない市場には誰も投資しないからインフレにならないだけ

増刷分は日本製品を輸入している国(アメリカ)が被る事になって日本人の負担にはならないんだ


7. 2015年10月26日 19:34:24 : nJF6kGWndY

>2019年の国債暴落

またゴミか

懲りないねw


8. 2015年10月26日 21:19:46 : 37e3hEV0ac
日本国債暴落
ゴミ、ゴミ、ゴミ


9. taked4700 2015年10月26日 23:42:08 : 9XFNe/BiX575U : JgrIjk4tIs
>>06

>言ってるのは日銀が持っている国債の利子は日本政府に払わなくてもいいという事
>だから書類上で日銀が国債を持っているだけで損得とは無関係なだけ

意味不明です。そもそも、「親会社、子会社間のお金の貸し借りは、連結決算で相殺される」と言っていて、これは利子だけの話ではなかったはず。

連結決算で相殺されることの意味は、例えばA社がB社から1億円を借り入れる。B社はA社から製品部品を1億円分購入する。この時、相殺がされるのです。A社から見れば、1億円分の現金が入り、その分の製品部品を出す。B社から見れば、1億円の現金が出て、1億円分の製品部品が入る。

利子分と言うのは、日銀の営業利益のことを云っているのでしょうが、上に述べた相殺の意味にはなりません。

>>将来大幅な円安になることがほぼ確実

>需要がない市場には誰も投資しないからインフレにならないだけ

インフレには二種類あるのです。良性のインフレと悪性のインフレです。良性のインフレは経済に活気があり、需要があるために発生するインフレです。悪性のインフレは貨幣価値の希薄化によって生じるものであり、第1次世界大戦後のドイツや、終戦直後の日本、そして1990年代の中米諸国が陥ったインフレです。紙幣を枚数で数えることが出来ず重さで測るようなことまで行われました。今後、日本は円安に見舞われ、1ドル400円とか800円程度までは行くでしょう。

>増刷分は日本製品を輸入している国(アメリカ)が被る事になって日本人の負担にはならないんだ

こちらも意味不明です。貨幣価値が希薄化した国の製品は安く輸入が出来ます。なぜ、輸入国の負担になると言えるのですか?まったく逆ですよ。
現在1ドル120円で、1200万円の品物は10万ドルです。これが、1ドル480円になれば、ドルから見たら2万5千ドルで買えるようになります。

日本の企業価値も低下します。5000億円の企業価値があったものが円が2分の1になれば、2500億円になってしまうのです。つまり、円安になれば、日本企業を安く買いたたくことが出来てしまうのです。

一定の通貨安は経済にいい影響を与えることもありますが、極端に通貨が安くなれば、まさしく破滅でしかありません。そこが通貨高とは本質的に異なる点です。


10. 2015年10月27日 00:12:36 : v1gbxz7HNs
絶対に暴落はない。
こういう喧伝された金融予言は逆に行ったことはあっても実現したことは一度もない。

11. 2015年10月27日 05:41:31 : b5JdkWvGxs
>子分と言うのは、日銀の営業利益のことを云っているのでしょうが、上に述べた相殺の意味にはなりません。

日本政府が日銀に利子を払っても、その金はまた国庫に入るから、いくら利率が上がっても日本政府の財政は悪化しないという話


>終戦直後の日本が陥ったインフレ

完全に誤解してるけど、供給が激減した終戦直後でも大したインフレにはならなかった。

戦後のインフレと言われているのはアメリカの指示で戦時国債を返さなくても良くする為に、円の価値を下げて、借金の額面だけ据え置いただけの話
デノミの逆をやって資産家の財産を取上げたんだ


12. 2015年10月27日 05:43:23 : b5JdkWvGxs
インフレは供給より需要が大きい場合にしか起きない

日銀がいくら金融緩和しても株式市場や海外投資に廻るだけで物価は上がらない


13. taked4700 2015年10月27日 09:59:30 : 9XFNe/BiX575U : dvsAhhUyOA
>>11

>>利子分と言うのは、日銀の営業利益のことを云っているのでしょうが、上に述べた相殺の意味にはなりません。
>日本政府が日銀に利子を払っても、その金はまた国庫に入るから、いくら利率が上がっても日本政府の財政は悪化しないという話

まったく論理的ではありません。現実の動きをほとんど理解されていないのではありませんか?現行で新規国債の発行利率は2%行きません。つまり、1兆円の国債を発行しても年に発生する利子は200億円です。この分が仮におっしゃるように政府に還流しても、1兆円分の国債は積み上がるのです。これは、まさしく「日本政府の財政」の「悪化」そのものです。


>>終戦直後の日本が陥ったインフレ
>完全に誤解してるけど、供給が激減した終戦直後でも大したインフレにはならなかった。
>戦後のインフレと言われているのはアメリカの指示で戦時国債を返さなくても良くする為に、円の価値を下げて、借金の額面だけ据え置いただけの話
>デノミの逆をやって資産家の財産を取上げたんだ

戦後の数年間で物価は10倍程度に高騰しています。
ウィキの「日本のインフレーション」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
より、部分引用:
敗戦直後のインフレーション(戦後インフレ)[編集]
インフレ率[編集]
日本銀行の調査によれば、1934-1936年の消費者物価指数を1とした場合、1954年は301.8となった。つまり、8年間で物価が約300倍となったことになる[9]。
伊藤正直は、1934-36年卸売物価が、1949年までに約220倍になったとし、1945年の水準からみて1949年に約70倍というハイパー・インフレ[注釈 1]となった、としている[10]。
概説[編集]
第二次世界大戦中の大日本帝国政府の借入金総額は国家財政の約9倍に達していた。戦争中は統制経済と戦時国債の個人購入で資金を吸収することで戦争時のインフレーション傾向を抑えていたが、敗戦でこの仕組みが崩壊し、インフレーション傾向が一気に表面化した。太平洋戦争で約300万人の死者を出し、建物は約25%を失い、生産機械を35%を失い、船舶の80%を失った[11]。戦争による生産設備の破壊により民間の生産力が回復しておらず、また当初は非常に多額の敗戦国戦時賠償が予想されており、また民間設備や資産への復興需要が予想され、あるいは政府が軍発注物資の代金支払いによる通貨の供給過剰などを原因として高率のインフレーションが懸念されていた。日本国政府は当初このインフレリスクに対しては、臨時軍事費の支払を補填するものであり楽観視していたが、日本銀行およびアメリカ合衆国政府は、賠償金の支払いや民間復興需要の点からハイパーインフレーションを懸念していた[12]。
日本国政府は、1945年(昭和20年)12月に預金封鎖と新円切替など立法化し(翌2月に緊急措置)通貨の流通量を強引に減らして物価安定に努めたが、傾斜生産方式による復興政策が始まると、復興金融金庫から鉄鋼産業と石炭産業に大量の資金が融資された結果、復興インフレが発生した。インフレーションを抑えるために融資を絞ると生産力が鈍るために、融資を絞ったり拡大したりする不安定な経済状態が続いた。結果的に、1945年10月から1949年4月までの3年6か月の間に消費者物価指数は約100倍となった(公定価格ベース、闇価格は戦中既に高騰していたため戦後の上昇率はこれより低い)[13]。敗戦後のインフレは年率59%であった[14]。1947年のインフレ率は125%となった[15]。
このインフレの原因は、戦前から戦中にかけての戦時国債、終戦後の軍人への退職金支払いなどの費用を賄うために政府が発行した国債の日本銀行の直接引き受けとされている[9]。第二次世界大戦中に発行した戦時国債は、デフォルトはしなかったが、その後戦前比3倍の戦時インフレ(4年間で東京の小売物価は終戦時の80倍)によってほとんど紙屑となった[16]。また、これらインフレーションへの対策の一環として、1946年秋には浮動通貨の吸収を緊急の目的に日本競馬会による競馬が再開されている。

以上引用終わり。

上にあるように、

>1934-36年卸売物価が、1949年までに約220倍になったとし、1945年の水準からみて1949年に約70倍というハイパー・インフレ
>4年間で東京の小売物価は終戦時の80倍

なのです。現在は、終戦時よりも国の財政は悪化していますから、よりひどい肺ぱーんふれの可能性さえあるのです。まあ、現状で、生産財は終戦時に比べて格段に多くあるので一定の生産量は確保できますから、その意味でハイパーインフレにすぐになる可能性はあまりないのですが。それでも、やり方によれば、すぐに終戦時以上のハイパーインフレは有り得ます。


14. taked4700 2015年10月27日 10:14:59 : 9XFNe/BiX575U : dvsAhhUyOA
2019年の国債暴落までを描く
『日本国債暴落』第1章(2)
http://diamond.jp/articles/-/80560

15. 2015年10月27日 10:29:35 : b5JdkWvGxs
>>13
だから円の額面を変えただけの名目的な価格操作をしただけ
別に需要より供給が少なくて品不足になった訳じゃない

>現実の動きをほとんど理解されていないのではありませんか


これが現実に起きていること:

日本銀行がマネタリーベースを130兆円以上も増やしたにも関わらず、インフレ率(コアCPI)は直近でゼロ


インフレ率とはモノやサービスの購入価格の変化

中央銀行がいくら通貨を発行しても、モノやサービスの購入が増えなければ、インフレ率は上がらないというのが既に実証されてるよ。


16. taked4700 2015年10月27日 18:43:12 : 9XFNe/BiX575U : 5ZsTcDajlM
>>15

>だから円の額面を変えただけの名目的な価格操作をしただけ
>別に需要より供給が少なくて品不足になった訳じゃない

いいえ、違います。「円の額面」を変えた後のインフレもひどいのです。引用をよく読んでください。

そもそも、戦後の状況は生産財はほとんどなかったのです。一部戦災をまのがれた生産機械は東南アジアへ戦争の賠償として持っていかれました。また、戦地から一般市民や兵隊が大挙して帰国してきましたから、需要は大幅に高くなったのです。戦後の買い出しとか闇市のことはご存知でしょう。そういったことがあったことがそもそもハイパーインフレがあったことの証拠です。

>日本銀行がマネタリーベースを130兆円以上も増やしたにも関わらず、インフレ率(コアCPI)は直近でゼロ
>インフレ率とはモノやサービスの購入価格の変化

 これはその通りですよ。しかし、今の状態がいつまでも続くことはないと申し上げています。よって、

>中央銀行がいくら通貨を発行しても、モノやサービスの購入が増えなければ、インフレ率は上がらないというのが既に実証されてるよ。

は明確に間違えです。円の価値の希薄化は既にいつ起こっても不思議ではないところまで来ていて、多分、かなりちょっとしたきっかけで一気に円安に振れるのです。

ところで、太平洋戦争中、つまり、終戦を迎えるまでは日本はインフレになりませんでした。なぜだと思われますか。今現在の規模ほどではありませんが、高橋是清の指揮で国債残高は非常に膨れ上がっていたのに、インフレにはならなかったのです。答えは軍の存在と国債を直接軍の購入費用として使ったからの様子です。つまり、軍と言う究極的な消費者がいたため、いくらでも通貨量を増やすことが出来たのです。一般の家庭であれば、一年で10億円も使うことはそれ自体がなかなかできることではありませんが、軍はそれが出来たからです。しかも、その支払いに、一般的な紙幣を直接使うことなく、国債を軍需企業に割り当てることで支払いを行った様子です。戦後、この戦時国債を戦争による軍需企業の利益だと考えて、そういった国債を100%終戦後税金として回収したのです。これによって、戦時中に膨れ上がった国債残高を特に苦労することなくチャラにできたのが戦後の政府の幸運でした。しかし、それでも、一般市民用に振り出した国債はチャラにできず、更に、戦後の人口増と生産減によってハイパーインフレになったのです。


17. 2015年10月27日 19:39:26 : b5JdkWvGxs
日本がハイパーインフレになった事は一度もないよ:


ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている。毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率13000%である。


戦後の日本は確かにインフレ率が高まったが、別にハイパーインフレになどなっていないのだ。

 東京の小売物価は、全国平均と比べて高く推移する傾向があった。その東京の小売物価指数で見てさえ、1946年のピーク時のインフレ率は500%「程度」に過ぎない。

 米軍に国土を焼け野原にされ、供給能力が極端に落ち込んだ1946年の日本であってさえ、物価が6倍「程度」のインフレでしかなかったのだ。

 当時の我が国の供給能力は、戦前と比較して実に2割の水準にまで落ち込んだと考えられている。供給能力の8割を喪失してさえ、インフレ率が500%程度で済むわけだから、日本国の生産力や技術、さらには「人材」の蓄積は凄まじい限りだ。

_____


戦後、物が不足したのは米軍が意図的に物資を市場に出さなかったから。

別に需要が生産量より多かったからではないですね。


18. taked4700 2015年10月27日 23:01:42 : 9XFNe/BiX575U : 5ZsTcDajlM
>>17

>当時の我が国の供給能力は、戦前と比較して実に2割の水準にまで落ち込んだと考えられている。供給能力の8割を喪失してさえ、インフレ率が500%程度で済むわけだから、日本国の生産力や技術、さらには「人材」の蓄積は凄まじい限りだ。

 確かにそういった面はあります。しかし、同時に戦後すぐの時期の日本人の生活は今に比べてずっと質素でした。現状はモノに囲まれ、モノを利用して生活が成立しています。こういったときに、物不足が発生すればどのような影響を受けるか、特に、高度化した生産設備が前提になっている職業が大きな影響を受けることになります。停電があれば、そういった機器は使えず、部品供給が途絶えれば故障したら最後です。

 ごく簡単に言えば、現状で日本には相当な規模の生産設備があり、生産能力があるため、円の水準がこの程度で抑えられているとも言えます。

>戦後、物が不足したのは米軍が意図的に物資を市場に出さなかったから。

 おっしゃっている意味が分かりません。物資とはだれの物資のことですか。米軍の物資という意味ですか。それとも、日本国内で民間企業が生産した物資のことですか。

 どちらにしろ、米軍が物資供給を妨げたというようなことがあったというようなことは、自分の知っている限りではなかったと思います。


>別に需要が生産量より多かったからではないですね。

ではなぜ、「当時の我が国の供給能力は、戦前と比較して実に2割の水準にまで落ち込んだと考えられている」のですか??


19. 2015年10月28日 04:46:12 : b5JdkWvGxs
米軍は食料の流通と配給制度を破壊した上で、ララ物資という食料を配給し、アメリカに恩義を感じさせる政策をとったんだよ。

20. 2015年10月28日 04:56:56 : b5JdkWvGxs
GHQは小麦や脱脂粉乳などのアメリカの余剰農産物を大量に日本に輸出したかったので、日本の農業を壊滅させる占領政策を取ったんだ。

それが農家には食料が有り余っていたにもかかわらず餓死者が出た理由


21. 2015年10月28日 05:10:58 : b5JdkWvGxs
戦争体験者は、敗戦後はアメリカの占領の下で、「さらにひどい食糧難」を経験したことを語っている。

コメの遅配、欠配が続き、どこの家庭でも買い出しに出て、「闇米」を手に入れなければ食べていけない状況が続いたのは、いうまでもなくアメリカの占領政策によるものであった。


 ▼マッカーサーは、GHQに到着してすぐの1945(昭和20)年9月22日、「日本は産業、通商、軍事その他いかなる部門においても、完全に壊滅の状態にある。食糧供給はほとんど止まり、破局寸前の状況にある。日本が犯した罪に対する懲罰は、始まったばかりであり、長く厳しいものになるであろう」と公言し、懲罰としてこの様な状態を強いる意図を隠さなかった。GHQが貿易を全面的に禁止したことは、日本人の食糧事情を戦前の水準以下におしとどめるためでもあった。

 ▼名古屋に駐留した米第25師団長モラン少将は「連合国軍の日本占領を成功させる手段としては、まず日本の食糧不足を利用し、当面は食糧を封鎖して、日本人の抵抗意欲の抑止を第一目標とする。つまり、食糧攻めにすることだ」とのべた(中西薫著『名古屋戦乱物語』)。

 ▼モランはさらに、「(日本の)軍国主義体制を崩壊させ、武装解除が完了した段階で、徐々に米国の余剰農産物を活用し、無償・有償援助を実施して日本人に恩義を感じさせる。それまではたとえ日本農業の米麦が増産されたとしても、配給量を増加する許可を絶対に日本政府に与えてはならない」と訓示していた。名古屋では、熱田造兵廠に備蓄されていた大量の古米、小麦がすべて没収された。それは日本国内の食料難に供するのではなく、「損害賠償物資」として国外に流された。

 ▼GHQは、「闇米が出回るから、遅配・欠配が続く」などといって、買い出し列車に警察官を乗り込ませるなど、「闇米」の徹底的な取り締まりとともに、直接ジープで農家に乗りこみ、強制的に供出させることまでやった。

[戦後余剰農作物を日本に押しつけ]

 ▼こうしたなかで1946(昭和21)年、元大統領フーバーが食糧事情調査団として来日。予定どおり「食糧援助」への布石を打った。そしてこの年11月30日「ララ物資」第一便としてミルク・衣類・薬品など450トンが横浜港に到着した(写真あり:学校給食用の脱脂粉乳などの「ララ物資」第一便の歓迎に動員された横浜の子供たち)。戦後、学校給食に使われた脱脂粉乳はこの「ララ物資」によるものであった。

 ▼マッカーサーは「経済的扼殺」の成果を踏まえて、1947年2月23日、「飢餓は社会不安、混乱、暴動を生み出すに違いない。国民はどんなに邪悪な思想だろうが、食べ物を与えてくれるものに、安易に走るのだ」と「食糧援助」を本国に要請した。

 ▼こうして11月6日、「アメリカに感謝いたしましょう」と放出された輸入食糧の多くは、もともと家畜飼料で栄養値に劣るコーリャンやトウモロコシであった。それはアメリカでの市場買付け価格の二倍の高値で日本国民に押しつけられたが、「我慢して食べてもたちまち胃腸をこわす」という悪質なものであった。

 ▼「米価審議会委員」「食品流通審議会委員」などを歴任した岸康彦氏は著書『食と農の戦後史』のなかで、「フーバーは単なる慈善のために食糧援助に力を入れたわけではない。第一次大戦後、米国は大量の余剰小麦を抱え込んだ。食糧援助は飢餓救済と合わせて、米国の倉庫から、余剰小麦をへらして国際市況の低落を防ぐこと、さらには共産主義の浸透に対する防壁として農産物を利用することも狙っていた」と指摘している。

 ▼国会での感謝決議をおこなって受け入れたこれらの「援助物資」は、ガリオア・エロア基金という「見返資金制度」によるものであった。それは、物資に相当する金額を日本側が積み立てて、その30%は在日米軍基地の費用にあてるなど、資金の運用はすべてアメリカの許可を必要とした。

 ▼アメリカはそのうえに1953年、「ガリオア・エロア返済」を日本政府に要求した。そして60年「安保改訂」後の1962年、「日本はアメリカの妾(めかけ)みたいなものだから、だんなのご機嫌をとるのは当然だ」と放言した池田勇人が首相となって、4億9000万ドルの返済を実行したという屈辱的な事実も消し去ることはできない。
http://electronic-journal.seesaa.net/article/252217217.html


22. taked4700 2015年10月28日 10:50:40 : 9XFNe/BiX575U : gMMTAWTxUg
>>19
>>20
>>21

どれも木を見て森を見ずの議論です。

一部の農家で自家消化以上の農作物があったのは事実ですが、それは農家として農作物を売って生計を立てることから当然のこと。農家全体としては、自家用の食糧生産もなかなかうまく行かないほど食糧生産は行き詰っていました。特に東北や北海道はその傾向がひどく、農家全体して食料が余っているというような状況ではありませんでした。

そもそも、GHQが占領政策で飢餓政策を取ろうが取らなかろうが、大量の復員兵士と農村の疲弊のために戦後日本は食糧事情が極端に悪かったのです。今のように、耕作機械、農機があるわけではなく、ほとんどが人力か牛や馬を使った農作業でした。

戦後すぐの日本は生産力が極端に不足していて、そのためにインフレになったのです。

現在の日本はある程度の生産力が確保されているため、また、その結果、一定の輸出が出来るため、物価の安定と円の価値が保たれていますが、いつまでもこの状態が続くわけではありません。

まず、少子高齢化があり、生産現場で実際の生産に当たる人間の数そのものが減少傾向にあります。

次に、階層化が止まらず、正当な負担をしないままで利益だけを手にしようとする人々がどんどんと増加しています。その結果、ごく普通の労働をしようとする人々が減少してきていて、また、その意識もモラルの低下とかいろいろな困難を抱えるようになってきています。

社会が負担をどう分配するかという局面にあるのに、上のようなことの結果、未だに利益をどうやって確保するかという意識だけを持つ人々が多くいて、ますます社会が悪循環にはまりこみつつあるのです。

こういった状況は、昭和の50年代の後半にはかなりはっきりしてきていて、その頃に手を打つ必要があったのですが、未だにきちんとした取り組みはできず、ますます傷口を深くすることが続いているのです。それだけ、利権にしがみつく人々が増えてしまったからです。

アメリカのデフォルト危機は、日本の国会で毎年やっている赤字国債発行の手続きが難航しているのと同じこと。アメリカは本格的な財政破たんはまだまだ起こり得ませんが、日本は既にいつ起こっても不思議ではない状況になっているのです。

「いつ起こっても不思議ではない」の意味は、首都直下地震とか東海地震が発生するなどの、経済状況に大きな影響を与えるできごとが起こったらと言う意味です。

そういった危機はほぼ確実に訪れることがはっきりしていますが、未だにきちんとした準備が出来ていませんし、それを故意にやろうとしていないのが現実の日本の姿です。

個々人から見たら、それなりに理由はあるのでしょうが、国全体としてみた場合には、破たんに向かって誘導されているのは明らかです。



23. 2015年10月28日 11:06:17 : b5JdkWvGxs
だから戦後はアメリカの異常な占領政策の為にインフレ率のデータとしては参考にできないという話

戦時中も終戦後しばらくも大したインフレにならなかったんだから、農業が再開されれば食料不足は有り得ない、

従って戦後のインフレはアメリカが意図的に作った偽りのインフレという事

元々日本は供給能力が高かったから輸入と上手く組み合わせればインフレになる訳ないんだよ


24. taked4700 2015年10月28日 13:36:53 : 9XFNe/BiX575U : gMMTAWTxUg
http://diamond.jp/articles/-/80305

2019年までの記録と予測の物語
『日本国債暴落』匿名著者へのインタビュー

外資系投資銀行における債券取引の実態を臨場感あふれる筆致で描きながら、近年の日本国債をめぐる危機的状況を伝え、国債価格暴落のタイミングを2019年と予測するリアルノベル『日本国債暴落』。その発売にあわせ、著者の桐谷新也氏に執筆の背景や国債市場の現状を聞いた。(聞き手・構成:横田大樹)

ーー『日本国債暴落』は、2007年から2019年までという国債市場が激動する12年間を一気に描いた労作になりました。「桐谷新也」はペンネームですが、やはり本名やご職業などは明かせないのですね?


     10/23より全国にて順次発売!
 難しいですね……。そもそも日本では債券と聞いても、ピンとこない人がほとんどでしょう。さらに国債を証券会社と投資家が取引していると言われてもイメージしづらいと思います。つまりそれだけ狭い世界で国債市場は成り立っているのです。本書にも書きましたが、フロントオフィスと呼ばれる証券会社の市場取引に関わる部門で国債を扱っている人間は、おそらく、日系、外資系合わせても200人程度しかいないでしょう。

 そしてその反対側に投資家という顧客がいるわけですが、今回は、本来は知られたくない双方の思惑や仕組みを、何人かの方にも意見を聞きながら表に出してしまった格好になります。その方たちへのご迷惑等を考えると、ペンネームのほうがよいかと思いました。

ーーそうしたリスクを冒してまで、なぜ本書を書かれたのでしょうか?

 海外と比較して日本では金利の概念がほとんど浸透していません。メディアでは株価や為替の動きは大きく報道されますが、10年金利の動きを取り上げているものはあまり目にしません。しかし債券市場の動きは、ダイレクトに株価や為替に影響しますから、本来は金利の動きもきちんと報道されるべきであり、それによって国民ひとりひとりがいま市場で何が起きているのかということをしっかりと認識する必要があると思います。

 それにはまず、債券市場で日々しのぎを削っている人たちは、感情や志も含めてどのようにして取引を成立させているのかを世の中に知ってもらうことが重要だと思ったのです。本書によって債券・金利の理解が進み、様々な意見が議論されるようになれば幸いです。

ーーでは詳しくは本を読んでいただくとして、ダイヤモンド・オンラインの読者に、なぜ日本国債が暴落の危機にあるのか、簡単に説明していただけますか?

 まず、国債の仕組みの大原則は、「(国債の)利回りが上がると価格は下がる」というシーソーの関係です。これを皆さんに覚えていただくだけでも、『日本国債暴落』を書いた意味があるくらいです。

 現在、金利は非常に低い水準で推移していますので、国債暴落、つまり金利急騰が起こると言われても信じられないと思われるかもしれませんが、低金利の理由はまさに、日銀が異次元緩和と称して、大量に国債を買い上げているからに他なりません。すでに日銀の国債保有率は30%近くあり、近い将来40%にまでなるでしょう。これは投資家が購入に動くのに適正だと思われる金利水準を無視して市場が動いてきたということであり、今後もしばらくはそのように動くということです。

 けれども、日銀の黒田総裁は出口戦略に関して明言を避けていますが、どこかのタイミングでテーパリング(金融政策において、中央銀行の資産購入規模を段階的に減らしていき、最終的に購入額をゼロにしていくこと)を実施する必要があります。日銀といえども、永遠に国債を買い続けることはできないからです。

 しかし、この水準まで投資家を無視してきた市場で、いきなり日銀がテーパリングを実施したらどうなるでしょうか。それまでの異次元緩和によって国債価格の適正水準は見えなくなっていますから、投資家は市場から一斉に手を引き、国債価格は暴落、金利は一気に上昇することは想像に難くないと思います。

ーーなるほど……その暴落のタイミングを、桐谷さんは2019年と想定しているということですね。では、日本国債の暴落は、我々の生活にどのような影響を与えるのでしょうか?

 日本国債が暴落すれば、金融システムが崩壊します。これまで国債を買い支えてきた民間金融機関は、大きな損失を抱えることになり、そのうちのいくつかは破綻に追い込まれることになるでしょう。例えば、本書では盛り込めませんでしたが、株式上場が決定した「ゆうちょ銀行」は国債保有率が非常に高く、国債が暴落すれば経営危機に瀕し、預金者も影響を受けることは自明です。

ーー「ゆうちょ銀行」などの郵政三社には、預金だけでなく株式でも国民の資金が集められています。

 三社の株式を購入するだけの「日本郵政株式/グループ株式ファンド」という投資信託もあるようですね。金融関係者からすると、存在意義に大いに疑問のある商品ですが(笑)。

 話を戻しますと、世の中のあらゆる金利は、国債の金利を基準にして決められていますが、国債が暴落するとはつまり、先ほどのシーソーの仕組みにより金利が急上昇するわけです。そうなれば、変動金利で住宅ローンを抱えている人は大打撃を受けます。新規でローンを組もうと考えている人も、あまりに高すぎる金利に資金を借りることができなくなります。

 そして国債が暴落すれば、日本国の信用が失墜するわけですから、必ず円安が起きます。そうなると輸入物価の上昇によって、世の中で流通する生活必需品の値段が急騰することになります。つまり、深刻なインフレです。

 年金生活者はインフレの影響をもろに受け、実質購買力は一気に失われることになるでしょう。そして世の中の需要が増えないで、インフレ率だけ上昇してしまったら、賃金上昇率はインフレ率より抑えられてしまうでしょうから、経済的弱者の生活は一層困窮することになります。

ーーありがとうございます……。『日本国債暴落』では、こうしたシミュレーションが対応策も含めて小説として描かれています。ぜひ多くの方に読んでいただきたいですね。


25. 2015年10月28日 13:51:53 : b5JdkWvGxs
桐谷さんは国家財政も家計や企業のバランスシートと同じだと誤解してるんだよ

家庭や企業と違って日銀は紙幣をいくらでも発行できるんだからお金が足りなくなる事は有り得ないんだよ


26. ピッコ 2015年10月28日 14:05:06 : ldyqn.PAmBFfI : 874rPzhS1c
>戦時中も終戦後しばらくも大したインフレにならなかったんだから

物価が6倍も上がったのに「大したインフレにならなかった」と、さらっと言ってのけるb5JdkWvGxs は、そうなった社会で生きることの困難さが理解できないのだろう。 人生体験の未熟さを感じる。 想像力が欠如しているのも、そのせいだと思う。

>農業が再開されれば食料不足は有り得ない

畑を耕し、種をまいて水をやり、肥料を施し、長い時間と手間を費やしてようやく収穫できる作物。 そのうえ、干ばつや台風などの気象災害によって、そういった日々の労働の積み重ねが全く無になってしまうことさえある。 b5JdkWvGxs は、農業がどういうものなのか知らないらしい。 大人にしては知識の幅が異常に狭い。 これでは小学生並みだ。

>従って戦後のインフレはアメリカが意図的に作った偽りのインフレという事

何でも、何か大きなパワーにコントロールされているという、b5JdkWvGxs は『カルト脳』の持ち主でもある。

>元々日本は供給能力が高かったから輸入と上手く組み合わせればインフレになる訳ないんだよ

いい加減 テキトー …  家に引きこもってカルト本ばっかり読んでないで、早く自立しなさいね。 これは nJF6kGWndY に対しても言えること。 ネットばかりやってないで働きなさい。


27. 2015年10月28日 14:19:42 : b5JdkWvGxs
>>26

小学生の道徳の授業じゃないからね。

ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている。毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率13000%である。



28. taked4700 2015年10月28日 19:54:00 : 9XFNe/BiX575U : Zw8DqxeAnk
>>27

>ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている。毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率13000%である。

一般的には、フィリップ・ケーガンの定義がどうであろうと、それは問題にされません。一年で物価が3倍とか4倍になればそれで十分にハイパーインフレと普通の市民は思うでしょう。

今現在、年金支給を受けている人たちは既に人口の数割になっています。自分が住んでいる鹿児島県では既に3割以上になりつつあります。そして、年金額は物価連動ですが、インフレになっても実際にその分、年金額が増額になるのは一年後なのです。現在月に10万円の年金でちょうど暮らしが成り立っている人が居たとして、年に物価が4倍になると、実質現在の2万5千円で生活することになります。その次の年に年金額が月に40万円になっても、既にまた物価は4倍になっていますから状況は同じです。つまり、年金額が月に40万円になったときには物価は16倍になっているのです。

1985年以降、バブルの時期も一般市民が日常的に買う品物はほとんど価格が安定していましたから、インフレの恐ろしさを実感できないのです。年金生活者こそ、インフレの恐ろしさを警戒するべきです。


29. 2015年10月29日 05:00:36 : b5JdkWvGxs
>ハイパーインフレと普通の市民は思うでしょう。


要するに taked4700 さんの話はド素人の感情論だという事ですね


30. taked4700 2015年10月29日 10:44:25 : 9XFNe/BiX575U : yizOajlp0c
>>29

>要するに taked4700 さんの話はド素人の感情論だという事ですね

いいえ、違います。

つまり、

>ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている

ことと、

>毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率13000%である。

は違うというお話なのです。

為替が継続的に毎月毎月50%切り下げ、つまり、円安になることは有り得ず、ある一定の期間に50%切り下げように動くという意味です。

つまり、

>ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている

こと自体は、そんなに特別なことを言っているわけではなく、現実の為替の動きが一か月程度急激に動けば、物価の50%高になり、それを異常な物価上昇だと誰でもが感じるだろうということです。

そういったことを、

>毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率13000%である。

として、だから、ハイパーインフレが起こり得ないと言ってしまうのは、曲解そのものです。

なお、「為替が継続的に毎月毎月50%切り下げ、つまり、円安になることは有り得ず、ある一定の期間に50%切り下げように動く」ということがあり得ないのは実際に次様な事になるため、ほぼ100%起こり得ないのです。

かなり雑な計算ですが、毎月50%の円安が一年起こる状況は次のようなものになります。

現状で1ドル120円です。これが11月に1ドル180円、12月に270円、来年1月に400円、2月に600円、3月に900円、4月に1350円、5月に2000円、6月に3000円、7月に4500円、8月に6750円、9月に10000万円、10月に15000円です。

さすがに、1年で1ドル120円が15000円になることは有り得ません。


31. taked4700 2015年10月29日 10:51:17 : 9XFNe/BiX575U : yizOajlp0c
30です。

読み返してみたら、一部タイプがきちんとできていなかった文章がありました。

>為替が継続的に毎月毎月50%切り下げ、つまり、円安になることは有り得ず、ある一定の期間に50%切り下げように動くという意味です。

です。これを、文章を追加して、次のものと差し替えます。

>為替が継続的に一年間に渡って、毎月毎月50%切り下げ、つまり、円安になることは有り得えません。あり得るのは、ある一定の期間、つまり、一か月とか二か月間だけ50%切り下げに動くという事態です。一度、一定程度為替が動けば、それである程度安定して行くのが普通です。つまり、社会の実態はそう簡単に変化しないのです。大災害などが一度あれば、それに従って為替が動きますが、そういった大災害が継続して毎月毎月起こることは有り得ないのです。


32. 2015年10月29日 16:14:23 : b5JdkWvGxs
だから昔のドイツみたいな本物のハイパーインフレーションは日本では絶対に起きないという話だよ

供給が破壊されない限りは年10%のインフレにすらならないよ


33. taked4700 2015年10月29日 18:13:57 : 9XFNe/BiX575U : pK8HhaKrZc
>>32

>だから昔のドイツみたいな本物のハイパーインフレーションは日本では絶対に起きないという話だよ
>供給が破壊されない限りは年10%のインフレにすらならないよ

ということは、永遠に日本の供給は破壊されないということですか。

例えば、円安がある程度進んだら、つまり、今の2倍程度の円安になったら、今の状況は維持できると考えていられるのでしょうか。

1ドル120円が240円です。例えば、1リットル130円程度のガソリンは200円を確実に超えるでしょう。灯油も18リットルで3000円程度にはなるでしょう。大豆、小麦、飼料、などもみな値上がりです。そういったときに、現状の生産が維持できるでしょうか。

更に問題であるのは、現状で既に毎年毎年国債が50兆円とか60兆円新たに積み上がっていることです。この状態が10年続けばそれだけで500兆円国債が積み上がることになります。これが可能であるとはとても思えません。

地熱発電開発を大規模にやり、化石燃料輸入に頼らない、原発事故の可能性のない状態に移行する必要があると思います。


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