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大塚家具の大塚勝久前会長と長女の久美子社長
大塚家具「15億円返せ」法廷親子ゲンカさらに泥沼
http://www.nikkansports.com/general/news/1555013.html
2015年10月20日8時35分 日刊スポーツ
大塚家具の大塚勝久前会長が、長女の大塚久美子社長が役員を務める一族の資産管理会社に15億円の社債返還を求めた訴訟の口頭弁論が19日、東京地裁で行われ、久美子氏の母千代子氏が証人として出廷した。今春の株主総会で「聞く耳を持たない」と娘を批判した母は、この日も「子どもたちは、父を父として扱わなかった。ずっとずっと前からです」と、涙ながらに恨み節。傍聴席の久美子氏と目も合わせず、親子対立の根深さをうかがわせた。
千代子氏は、勝久氏とともに入廷。傍聴席後方には、久美子氏、訴えられた資産管理会社「ききょう企画」社長の次女舞子氏も座っていたが、最初から最後まで目は合わせなかった。
訴状によると、勝久氏は08年春、「ききょう企画」に大塚家具株を売却する代わりに、会社の社債を15億円で引き受けたが、期限が過ぎても償還されていないとして訴訟に踏み切った。
千代子氏は償還に関して協議するため、勝久氏や久美子氏、次男の雅之氏ら家族が集まった13年2月16日の取締役会について証言した。「年間3000万円ずつ返還する」という雅之氏の提案を勝久氏が「それでは50年かかる」と退け、「後で(新たな)提案を持参する」ことになったと主張した。「この時、さらに償還期限が延長されるとは思わなかった」「個人と会社はちゃんと区別してきた。なぜこういうことになるか分からない」と述べた。
同年7月に再度、家族が集まり、社債の件を切り出した際について、千代子氏は「雅之が『そのことで集めたの?』と怒鳴り、帰ってしまった」「はだしで追いかけたが、車は急発進した」と主張。「父(勝久氏)を父として扱っていない。ずっと、ずっと前からです」と次第に感情を高ぶらせ、涙声に。一方的に証言を続ける場面もあった。
今年3月の株主総会で久美子氏の続投が決まり、勝久氏は退任。経営権をめぐる父娘対決は一段落したが、親子対立は依然続く。株主総会で、株主として久美子氏を「聞く耳を持たない」と批判した千代子氏。この日も「(勝久氏が会長時代)主人が立ち入りそうな場所に、カメラやマイクを付けていた」などと、久美子氏の手法を批判した。
「家族としてはバラバラ」だったと述べる一方、社債償還を協議した13年2月の取締役会は「穏やかだった」と振り返った。「家族が集まることに有頂天になり、ウキウキしていた。お父さんも座ってと言われ、主人は喜んで座っていた」。皮肉にもこの時が事実上、最後の「家族だんらん」に。千代子氏は「どんな理由でもいいから、(家族で)集まり話し合ってほしかった」と述べた上で、「(結論は)先送り先送りで、なしのつぶて。いくら家族でも、きちんとしないといけない」と主張した。
◆大塚家具訴訟 大塚家具の大塚勝久前会長が、長女の久美子社長が取締役を務める資産管理会社「ききょう企画」に対し、15億円の支払いを求めた訴訟。勝久前会長側は、08年3〜4月に、大塚家具株130万株を売却する代わりに引き受けた15億円の社債が期限の13年4月になっても償還されないとして、返還を求めている。久美子氏はこの取引を「相続対策」として、請求棄却を求めている。
◆大塚家具訴訟の前回(7月13日)VTR 原告の勝久前会長と、証人として出廷した久美子社長が、法廷で直接対決した。久美子氏は法廷内で勝久氏とまったく目を合わさず、勝久氏を「原告」と呼び「親の作った会社を守るために、親のためを思ってやったことを親の側から無為にされた。情けない」とした。勝久氏は「なぜ私を追い出すようなことをしたんですか」と訴え、主張は平行線だった。
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