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11日、かつて世界の工場として名を馳せた中国に代わり、各国のアパレルメーカーが製造拠点をベトナムやバングラデシュに移している。しかし、「メイド・イン・チャイナ」の勢いは当面続くとみられる。写真は中国湖南省のアパレル工場。
「メイド・イン・チャイナ」はまだ死せず、「世界の工場」にいまだ後継者なく―米誌
http://www.recordchina.co.jp/a121143.html
2015年10月17日(土) 16時38分
2015年10月11日、米誌・フォーブスは「ファッション界のメイド・イン・チャイナはすでに過去のもの?」とのタイトルでコラムを掲載。かつて世界の工場として名を馳せた中国だが、数々の理由から各国のアパレルメーカーは製造拠点をベトナムやバングラデシュに移していると報じた。
2014年の中国の1人当たりGDPは1980年当時の16倍に達した。中国はその労働者層の厚さから、1970年代より各国メーカーの生産拠点として経済的に大きく発展してきたが、近年は人件費の高騰によってその地位をバングラデシュなどの他国に譲りつつある。また、中国政府もこうした人海戦術に依存するような産業に見切りをつけ、技術の革新やオートメーションに舵を切ろうとしている。電子製品などのハイテク製品は中国の輸出品目の大きな比重を占めるようになってきており、1992年の6.4%から2.70%に伸びている。
では、衣類などの身近な軽工業製品に頻繁に見られた「メイド・イン・チャイナ」のタグはもはや過去のものとなっているのだろうか?実は、後進のバングラデシュは生産効率の面でまだ中国に大きく後れをとっており、政情の不安定さからも、欧米メーカーの頼もしいパートナーたるには未熟な存在と言える。対して中国は、過去の数十年の経済改革によって充実したインフラを整え、当面の政治的安定も保持し、国民の教育水準も向上に向かっている。こうした状況下、中国がいかに政策転換しようとも、そう簡単には「世界の工場」の地位を替わりに買って出る国はあるまい。以上は、BIRCsなど新興市場に詳しいジャーナリスト、ケネス・ラポーザ氏の見解だ。(翻訳・編集/愛玉)
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