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リッター40km実現の新型プリウス登場で「第二次HV戦争」へ(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/573.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 17 日 07:25:10: igsppGRN/E9PQ
 

             独フランクフルトモーターショーで初公開された新型プリウス


リッター40km実現の新型プリウス登場で「第二次HV戦争」へ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151017-00000006-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 10月17日(土)7時6分配信


「トヨタの『プリウス』といえばハイブリッド車(HV)技術のシンボルモデル。6年半ぶりにフルモデルチェンジするからには、生半可な性能ではダメだというプレッシャーが社内でも相当にあったはず」

 こう自動車業界の関係者が口を揃えるほど、トヨタは12月初旬に発売する4代目プリウスの開発に最大級の力を注いだ。そして、「もっといいクルマを」と発破を掛け続けた豊田章男社長も太鼓判を押す、ガソリン車国内最高燃費の40km(1リットルあたり)を実現させた。

 いまやクルマの購入動機に燃費の良し悪しは必須条件となっているが、小型車の「アクア」ほか燃費のいいHV車種を多く揃えるトヨタが、なぜ40kmの“大台”にこだわったのか。

 自動車ジャーナリストの井元康一郎氏がいう。

「近年、自動車業界はコモディティ化(差別化特性が失われること)が一気に進み、軽自動車やコンパクトカーの燃費も格段によくなっています。そんな中、HVの草分け的存在であるプリウスといえども、いつまでもチヤホヤされるとは限らない。

 そんなトヨタの危機感もあり、リッター40kmはどうしても打ち建てなければならない金字塔だったのでしょう」

 2000年代にホンダ「インサイト」と激しい“HV戦争”を繰り広げて圧勝したトヨタ。これまでにプリウス350万台超、HV車全体では累計800万台以上を売る「エコカーの雄」をもってしても、「常に改良させなければHVも普通のエコカーになってしまう」(トヨタ関係者)ほど技術革新の目覚ましい世界なのだ。

 事実、こんな話も聞こえてきた。

「ホンダが2013年にミドルクラスのセダン『アコードハイブリッド』でリッター30kmを実現させたが、トヨタは脅威を感じていたといいます。あのとき、ホンダが最新のHVシステムを中小型車に載せていたら、『トヨタVSホンダ』のHV戦争が再燃していたかもしれない」(業界関係者)

 もちろん、トヨタのHV技術も一層進化させているため、当面、他メーカーに猛追される心配は少なくなったはず。新型プリウスは燃費向上につながる小型・軽量化や内部抵抗を抑えた、いわば“新世代HVシステム”へと基本構造を一新させている。

 さらに、新しくエンジンやプラットフォーム(車台)、トランスミッションといったクルマの基本構造をさまざまな車種にも共通化させる「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」なる手法を導入する。つまり、プリウスの優れたHV性能を他の車種にも素早く“移植”できるというわけだ。

 だが、「ホンダもこのまま黙っていないだろう」と話すのは、前出の井元氏だ。

「今年、ホンダは『フィットハイブリッド』で度重なるリコールを出してしまったため、新車開発に遅れが出ているのかもしれませんが、HVシステムの基礎技術力は高く、底力のあるメーカーです。

 すでに新型プリウスをも凌ぐ燃費効率や低価格を実現させるべく、新型HVの開発に着手しているとの情報もあります。それが本当なら、2〜3年後に“隠し玉”を出してくる可能性は十分にあります」(井元氏)

 トヨタは10月下旬に開催される「東京モーターショー2015」で新型プリウスを大々的に披露し、国内のみならず世界で販売強化を図っていく予定だ。

 独VW(フォルクスワーゲン)のディーゼル車不正問題でますますトヨタのHVに注目が集まるのは必至だが、その裏ではホンダだけでなく、日産やスズキなど国内のライバルメーカーが虎視眈眈と巻き返しを狙っている。

 

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コメント
 
1. 2015年10月17日 18:50:21 : gjSWR86AiA
トヨタ・プリウスはオーストラリアでも販売されているが、こちらの燃費表記は欧州式で、100kmあたりの使用燃料量で表記する。プリウスの燃費性能は、3.9L / 100km と表記されている。日本式の1リッターあたりの走行距離に換算すると、1リッターあたり25.64km走れることになる。ただ、プレミアム無鉛ガソリン指定だ。

こちらではプリウスは、バッテリー走行モードの場合、音が静か過ぎることが問題になっている。V8エンジン搭載車が走っているオーストラリア。全体にエンジンの音が大きい。これに慣れているオーストラリアでは、ショッピングセンターの駐車場で、対向車がプリウスに気づきにくく、これで接触事故が起きているのだ。

燃費節約のために仕方がないのかも知れないが、エアコンの効きに不満が大きい。太陽光の強い国ですからね。

プリウスのナビのオーディオシステムが、iPodやiPhoneとの連携を考えていないところの不満も聞かれますね。社外品のオーディオ機器を排除するあたり、「三河モンロー主義」は健在です。他社の自動車は、2DIN規格のところにナビやオーディオ機器が入るけど、トヨタはグループ企業のデンソー製品を買わせるために、わざと他社製品と規格が違うようにしている。これに対する不満は、日本国内では聞かれないのか不思議です。

タイヤに対する不満も聞きますね。日本では、走りを求める人は、プリウスを買う顧客ではないと割り切っているのでしょうね。しかし、こちらではシドニーからキャンベラまで走ることもあるのですよ。日本みたいに鉄道は便利じゃないし、自動車に頼る部分が多い。複数の自動車をもてない人は、プリウスで長距離走行をしますからね。


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