★阿修羅♪ > 経世済民101 > 534.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
原油価格50ドルが15年続いても最悪の悪夢ではない−ロシア中銀総裁(ブルームバーグ)
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/534.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 15 日 12:57:15: igsppGRN/E9PQ
 

原油価格50ドルが15年続いても最悪の悪夢ではない−ロシア中銀総裁
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW8JW86KLVRQ01.html
2015/10/15 10:38 JST


    (ブルームバーグ):ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は、原油価格が1バレル=50ドルの状態が15年間続いても、それは最悪の悪夢ではないとの見方を示した。

ナビウリナ総裁は13日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「私が懸念を抱いているのは、民間投資を刺激する可能性がある経済改革のペースだ」と指摘。「非常に重要なのは、民間投資にとってロシアの魅力を高めるための全ての条件だ。そうした改革のペースについて心配している」と述べた。

米欧による経済制裁と商品市場の混乱によって悪化しているロシアでの投資の落ち込みはウクライナ情勢がこう着状態に陥る前から続いている。落ち込みは1年8カ月に及び、少なくともブルームバーグが集計を開始した1995年以降で最長。ブルームバーグが13人を対象に実施した調査の中央値では、来週発表される9月の設備投資は前年同月比で7.3%減少すると予想されている。

ナビウリナ総裁はロシアが必要としているのは「それほど高くない」原油価格に基づく成長モデルであると説明。歳入のほぼ半分を石油とガスに依存するロシア政府は、原油価格の平均が50ドルと想定して来年の予算を策定している。

同総裁は「われわれにとって最も重要なのは、原油価格が比較的低水準の状況で生き抜く術を学ぶことだ。それが、精神的に備えなければならない現実だ。金融セクターは、収支バランスの調整を余儀なくされるという現実に対して準備している。ロシア経済はこの現実に適応しつつある」と述べた。

原題:$50 Oil for 15 Years Isn’t What Scares Bank of Russia Governor(抜粋)

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年10月15日 14:26:24 : nJF6kGWndY

確かに20ドル台が続く悪夢よりはマシだなw

2. 2015年10月15日 19:55:43 : C31aL3EEO2
50ドルでも高いね。

アメリカシェ−ルオイル生産コスト考えてのことだろう。

18ドルだったな〜。


3. 2015年10月15日 20:09:48 : jXbiWWJBCA
アングル:原油下限70ドル案、OPEC会合が最初の一歩に
[ヒューストン/ニューヨーク 13日 ロイター] - ベネズエラのラミレス国連大使が石油価格を回復させるため、1バレル=70ドルの下限を設ける案を提案しており、21日にウィーンで開く石油輸出国機構(OPEC)の技術専門家会議で協議される見通しだ。トレーダーは実現を期待しない方が安全だが、会議が最初の一歩になる可能性がある。

OPECの事実上のリーダーであるサウジアラビアは価格下支え政策にまったく興味を示しておらず、ロシアなどOPEC非加盟国も事実上、減産の可能性を排除している。大方のアナリストは、価格帯を設定するのは荒唐無稽で、70ドルという価格も高過ぎて維持不可能だと見ている。

ただ、長年石油相を務めたラミレス大使がロイターとのインタビューで示した案について、一握りの専門家は、OPECが石油価格の下落を放置する姿勢から転換する契機になると見ている。たとえ廃案になるとしても、原油市場の安定化に向け、今後数カ月掛けて共通の土台を見出していくための重要な一歩になるかもしれない。

ラミレス氏の提案はシンプルで、「最初の下限」である70ドルに達するまで段階的に減産を進め、その後100ドルを目指すというものだ。

スタンダード・チャータードのコモディティーズ・リサーチ責任者、ポール・ホースネル氏は「70─100ドルの価格帯に署名するだけなら、だれにとっても難しすぎることはなさそうだ。価格帯と生産量を結び付ける自動的なメカニズムが存在しない限りにおいて、他の加盟国も同じ意思を持って結束していることを示す非常に低コストの方法になるだろう」と見ている。

OPEC技術専門家会合には、非加盟国のアゼルバイジャン、ブラジル、コロンビア、カザフスタン、ノルウェー、メキシコ、オマーン、ロシアも招待されている。

<相場安定に寄与か>

価格帯を設定する方式は、過去にも危機打開策として使われたことがある。1990年代末に石油価格が1バレル=10ドルまで下がった際、OPECは22─28ドルの価格帯を設定した。その後、石油需要が高まって価格が上昇したため、2005年に価格帯は撤廃された。

ベネズエラは過去数年間、価格帯の復活を唱えてきたが、聞き入れられなかった。しかし価格低迷が約1年続き、いつまで50ドルを下回る安値が続くのか不透明な中、産油国の我慢は限界に達しつつある。

OPECのベネズエラ代表に近い筋によると、ロシアは過去に生産抑制を守らなかった経緯があるため、サウジとロシアを交渉のテーブルに同席させるのは不可能に近い。しかし技術専門家レベルで下限価格の協議を始めれば、ゴールに向けた第一歩になるかもしれないという。

多くのアナリストは、実際の減産合意を伴わずに目標価格だけを設定しても、無意味なジェスチャーにすぎないと見ている。しかし一方で、市場の急変動を鎮め、OPECの一部加盟国の姿勢を軟化させる効果はあるとの見方も出ている。

OPECが最初に価格帯を導入した2002年から03年にかけて事務局長を務めたアルバロ・シルバ氏は、「加盟諸国は価格帯を大まかな参照値として利用できる。価格帯は過去において、市場に参照価格を示し、大幅な相場の振幅を抑える上で有効に機能した」と語った。

(Marianna Parraga and Jonathan Leff記者)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/15/angle-oil-floor-opec-idJPKCN0S90A520151015


4. 2015年10月16日 11:37:16 : OO6Zlan35k
沖縄の原油備蓄の活用拡大−サウジアラビアのアジア販売戦略
2015/10/16 10:45 JST


    (ブルームバーグ):日本が輸入する原油の3割強を供給するサウジアラビア国営のサウジアラムコは、2010年以来日本政府と共同で沖縄で備蓄している原油をこれまで以上に活用している。他の中東産油国との販売競争が激化しており、アジアの石油会社に対してより柔軟な供給体制を提供するため、沖縄を拠点とした原油販売を加速している。
財務省の貿易統計によると、15年1月から8月までにサウジアラムコが沖縄地区税関管内で輸入した同国産原油の輸入量は約613万バレル。沖縄に製油所が2カ所あった02年以来で最も高い水準となった。これら2つの製油所のうち、出光興産の沖縄製油所は03年に閉鎖。ブラジル国営石油会社ペトロブラス傘下の南西石油は現在も沖縄県内に西原製油所を保有しているが、今年4月、事業撤退計画の一環として同製油所での原油精製を停止した。
複数のサウジアラムコ関係者は5月、同社が今後5年間で最大800億ドル(約10兆円)を海外での買収や投資に費やす計画があることを明らかにした。同社が石油精製や石油化学事業向け投資を増やすほか、原油需要の確保を視野にアジアの石油会社との関係強化に動くのに合わせて、沖縄でのサウジアラビア産原油の輸入が増加した。
サウジアラムコは10年6月、経済産業省との間で原油を貯蔵することで合意。同省傘下の独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構が沖縄石油基地(沖縄県うるま市)が約60万キロリットルのタンクをサウジアラムコに提供する形で共同備蓄事業が始まった。13年12月にはこの契約を更新し、タンクの容量も約100万キロリットルに増やした。アジア各国に輸出する原油を沖縄県内で備蓄し、緊急時には日本が優先的に供給を受けられる事業となっている。
国際エネルギー機関(IEA)は7月に発表したリポートに、日本や韓国が中東産油国との間で実施している共同備蓄事業が脚光を浴びていると指摘。エネルギー安全保障の向上につながる効率的な取り組みとして消費国に貢献しているとの見方を盛り込んだ。さらに、備蓄を保有する産油国がこれらの基地を商業目的でも使用しているため、日韓政府が提供する共同備蓄量のデータに変動があるとの見解を示した。
供給の柔軟性で優位に
BMIリサーチの石油・ガス担当アナリストのエマ・リチャーズ氏は「市場が供給過剰の状態にあるときには、供給に柔軟性を持たせることさえできれば、需要が生まれたときに買い手に接近するのに有利な立場に立つことができる」と話した。さらに沖縄を拠点とした場合には「航海の距離が短くなり、海上運賃や輸送時の保険料が低下し、バレル当たり1ドルか2ドルコストが下がることも考えられる。原油価格が50ドルの時には、それなりに意味のある数字だ」と述べた。この備蓄事業が、石油の中流・下流分野での投資を通じてアジアでの足場の拡大を目指すサウジアラムコの戦略に沿ったものだと指摘した。
ブルームバーグが電子メールで送った沖縄の備蓄に関する問い合わせに対し、サウジアラムコからは回答を得られなかった。経済産業省の関係者も回答を控えた。
ブルームバーグの船舶追跡データによると、サウジアラビアのラスタヌラ港で9月に原油を積んだ超大型原油タンカー(VLCC)のボス・スピリット号は10月16日に沖縄に入港する。VLCCタンカーは約200万バレルの原油を積載することができる。
関連ニュースと情報:経産省:産油国に貸与タンク容量の半分の原油保有要望へ−共同備蓄で日本、サウジ原油共同備蓄事業拡大で合意へ−容量100万KLに
記事についての記者への問い合わせ先:東京 稲島剛史 tinajima@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:岡田雄至 yokada6@bloomberg.net 浅井秀樹
更新日時: 2015/10/16 10:45 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW7IRA6S972K01.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民101掲示板  
次へ