http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/522.html
Tweet |
ドル・円は118円台後半、弱い米経済指標で年内利上げ観測後退
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW8FXP6KLVRQ01.html
2015/10/15 08:27 JST
(ブルームバーグ):日本時間朝の外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=118円台後半で推移。前日に米国で発表された小売売上高や地区連銀経済報告(ベージュブック)が弱い内容となったことから、年内の利上げ観測が後退し、ドル売り圧力がかかっている。
15日午前8時26分現在のドル・円相場は118円82銭付近。前日の海外市場では一時118円63銭と、9月4日以来のドル安値を付けた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は海外時間に一時1182.86と、8月24日以来の水準まで下落した。
三菱東京UFJ銀行の野本尚宏調査役(ニューヨーク在勤)は、小売売上高やベージュブックがドル売りのきっかけになったと言い、市場の年内利上げ確率予想も低下していると説明。「ドル・円は118円を割れると何となく下方向の雰囲気が漂ってくるが、118円をキープできれば、またレンジになるという気がする」とした上で、この日の米国時間に発表される消費者物価指数(CPI)の結果や、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が年内の利上げについてどのような見解を示すかが焦点になると言う。
14日に発表された9月の米小売売上高は前月比0.1%増と、ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値0.2%増を下回った。自動車を除くベースでは0.3%減と、1月以来の大幅マイナス。市場予想は0.1%減だった。
FRBが14日に公表したベージュブックによると、8月中旬から10月初旬にかけて米国経済は緩慢な成長が続いた。ドルの上昇が製造業や観光業を圧迫したことが背景。
米フェデラルファンド(FF)金利先物が示す市場の利上げ確率予想は、14日時点で年内が30%前後と、13日時点の40%以上から低下している。三菱東京UFJ銀の野本氏は、「雇用統計が崩れて、インフレ期待がまったくないので、データからすると年内の利上げはないということになるが、連銀総裁などがずっと年内と言い続けているので、仕方なくちょっと織り込んでいるという感じだと思う」と話す。
14日に発表された9月の生産者物価指数(PPI)は前月比で0.5%低下と、1月以降で最大の落ち込みとなった。市場の予想は0.2%低下だった。この日の米国時間には9月のCPIが発表される。野本氏は、「CPIが弱いと、年内利上げをみている人がドルを売ってくる」可能性があると言い、その場合のドル・円相場は「118円ぎりぎりという感じではないか」と見込む。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。