http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/509.html
Tweet |
日本郵政の西室社長(C)日刊ゲンダイ
11月4日上場の「郵政3社株」は本当に買いか 専門家に聞いた
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/165938
2015年10月14日 日刊ゲンダイ
郵政グループ3社の新規上場(11月4日)まで3週間、郵政株の引受証券会社では8日からブックビルディング(購入申し込み)を開始。購入希望者は、日本郵政が23日まで、ゆうちょ銀行とかんぽ生命は16日までに抽選の申請を行う必要がある。
価格の仮条件は日本郵政1100〜1400円、ゆうちょ銀1250〜1450円、かんぽ1900〜2200円で、最低売買単位は100株。3社の株を100株ずつ買ったとしても、約50万円の“軍資金”ですむ。
はたして、郵政株は買いなのか。
「上場後の初値は公募価格を上回るとの見方が一般的です。まず、下回ることはないでしょう。NISA口座の範囲内で買うことができ、小遣いを稼ぎたければ買うべきでしょう」(大手証券マン)
■PBRや配当利回りを考えれば割安
ただし、株の専門家からは「日本郵政は将来性が期待できない」などと評判はよくない。
株式評論家の杉村富生氏がこう言う。
「成長性や今後の展開力が期待できない分、買う人は社債的な感覚か、電力株に代わる配当利回り株のつもりだと思います。NTT株は“情報通信革命”の銘柄として人気を集めましたが、そこまでの人気の高まりはありません。ただ、PBR(株価純資産倍率)や配当利回りを考えると割安感はある。日本郵政株でいえば、1100〜1400円の間で買うとすると、1800円まで上がるのではという期待感があります。ゆうちょやかんぽも同じ感覚です」
現在、日本郵政株は100%政府が保有しており、今回そのうちの3分の1を売却する。今後、政府は最終的に3分の1超を残し、段階的に株を売却していく方針。政府としては“1発目”の今回は失敗できないだろうが、2発目、3発目の売却の際は値下がりする可能性も高い。金融ジャーナリストの小林佳樹氏がこう言う。
「成長ストーリーを描けない点を考えると、長期よりも短期保有のほうがいいでしょう。買ってすぐに売るのであれば、抽選に申し込んだほうがいいと思います。政府系企業で過去に、公募価格より初値が下回ったのはJT株1銘柄しかありません。3社のうち1社に絞るとすれば『ゆうちょ』がいいでしょう。郵政グループの収益のほとんどを稼ぎ出しているからです」
ゆうちょ銀とかんぽの抽選申請は今週いっぱいで締め切られる。今ならギリギリ間に合うか。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。