http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/508.html
Tweet |
企業も頭が痛い(C)日刊ゲンダイ
花粉症で1人年間59万円 「体調不良社員」で被る会社の損失額
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/165927
2015年10月14日 日刊ゲンダイ
「いや〜、昨日も飲み過ぎちゃったよ」
二日酔いで職場の椅子にどっかと座り、午前中は仕事にかかる様子がない隣の同僚。タイムカード上は同じ時間働いていることになるが、実質の勤務時間となると雲泥の差だ。「それで同じ給料かよ!」と愚痴のひとつもこぼしたくなる……。
■企業にとっては大きなマイナス
体調不良のまま出勤すれば、注意力が散漫だったりして生産性は劣る。
これらの経済損失はなかなか数字には出にくいが、意外なほどコストがかかっているようだ。患者数は国内3000万人。日本人の国民病である花粉症はどうか。花粉症の社員と、そうでない社員とでは、どれくらい生産性に差があるのか?
米ダウ・ケミカル社が1万人の社員を対象にアレルギーやうつ病などによる業務遂行の損失を計算している。それによると、花粉症を含むアレルギーによる損失は、1人当たり年間5000ドル(約59万5000円)。同じく関節炎とぜんそくが約6000ドル(約71万4000円)、首・肩痛などが7000ドル(約83万3000円)、うつ病は1万5000ドル(約178万5000円)となった。米のみならず、日本企業にとっても無視できない数字だろう。
「経営者は社員の欠勤にばかりに目が向きがちですが、実は体調不良のまま働かれることの損失も気にかける必要がある」
こう話すのは、東京大学政策ビジョン研究センター特任助教の古井祐司氏。先ごろ「会社の業績は社員の健康状態で9割決まる」(幻冬舎)を出版したばかり。
「例えば、社員の二日酔いです。営業マンなど円滑な業務遂行に接待が欠かせない人もいますが、二日酔いのまま勤務する社員がいれば生産性は下がることになります」(古井氏)
■喫煙者は年間76.5時間もサボってる?
ダウ・ケミカル社は、喫煙者のロスも計算している。喫煙者は非喫煙者に比べて年間の労働時間が76・5時間少なく、そのマイナス分は2619ドル(約31万2000円)。たばこを吸わない人から見れば、喫煙者はサボっているとしか見えない。1時間に1回喫煙所通いではそれも当然か。
寝不足はどうか? オリンピックやW杯サッカーが行われると、テレビ観戦で寝不足のまま出勤してくる社員は多い。その損失は、イケア・ジャパンの推計によると、東京全体で4757億円。東京都の就業者数747万人で割ると、1人当たり年間6万3600円のマイナスだ。
それでは、二日酔いのコストはどうか? ヘルスケア事業「コマースゲート」(現Waqoo)によると、二日酔いの損失額は国内全体で年間1兆1515億円。日本の就業者数は6379万人だから、1人当たり1万8000円の損失となる。もちろん、この数字は飲酒しない人も含まれるため、酒好きの社員が大幅に損失額を増やしていることになる。
自省の念も込め、酒やたばこもほどほどにしたい。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。