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2015年 10月 13日 12:47 新興国低迷がインフレ基調損なうとの判断、時期尚早=ECB専務理事 [フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は、新興国市場の低迷などのマイナス要因がユーロ圏の長期インフレ基調を損なうと判断するには時期尚早との見方を示した。同理事は、新興国の成長鈍化、ユーロ高、コモディティ価格下落を主因に、ユーロ圏のインフレが2%程度の目標に達するには以前の想定より時間がかかると指摘。最近のECB当局者発言と歩調をあわせた。 シンガポールでの講演原稿でメルシュ理事は「一段の金融政策発動が必要となれば、ECBは中期的な責務を果たすため、あらゆる手段を利用する決意だ」と述べた。 http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/ecb-emrg-idJPKCN0S708U20151013 2015年 10月 13日 07:31 米FRB、世界的リスク後退まで利上げ見送りを=ブレイナード理事 [ワシントン 12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は12日、世界経済の減速や中国での混乱など国際リスクが米経済の足かせとならないことが明確になるまでFRBは利上げを見送るべきとの考えを示した。 理事は講演用原稿で、現在の米経済見通しは良好であるものの「内需の堅調な伸びが続くと決めてかかるべきではない」とした上で、「下振れリスクを踏まえると、景気回復を引き続き慎重に後押しする必要があり、景気への重要な下支えを早まって取り去るべきでない」と述べた。 米国内のインフレや賃金の伸びについて、今は見極める時であり、利上げしても後戻りを迫られるような危険を冒すべきではないとした。 ブレイナード理事は、年内に利上げする可能性があるかについては何ら言及しなかった。またインフレが急上昇するリスクは低いもようで、FRBはインフレ抑制のツールを有していると指摘。ただ失業率が上昇を再開した場合、ゼロ金利の状況では非伝統的ツールでのみ対応可能と述べた。 http://jp.reuters.com/article/2015/10/12/usa-fed-brainard-idJPKCN0S627K20151012 2015年 10月 13日 10:45 新興国減速の長期化警戒、輸出・投資下押しリスク=日銀議事要旨
[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に公表した9月14─15日の金融政策決定会合の議事要旨によると、引き続き中国をはじめとした新興国経済減速の日本経済への影響について、活発な議論が展開されていたことがわかった。新興国経済の減速長期化への警戒感が示されたほか、輸出低迷を通じた設備投資の下押しリスクにも言及している。 会合では、現行の量的・質的金融緩和(QQE)の継続を決める一方、新興国経済の減速を背景に海外経済と輸出・生産の判断を下方修正した。 中国経済について多くの委員は「景気減速に対して当局はすでに金融・財政面での対応を行っており、今後の政策対応余地も比較的大きい」と期待感を表明した。一方で何人かの委員は、地方政府の財政問題や資本流出懸念などが「景気対策が効果を発揮していくうえでの懸念材料」と指摘した。 複数の委員は「中国経済に、このところ過度に悲観論が広がっている面がある」としたが、中国経済の減速が世界経済に与える影響について「引き続き注視が必要」との認識で政策委員が一致した。 日本経済への影響では、多くの委員が新興国経済の減速が長引いた場合、「輸出や国内景気への影響について注意が必要」と指摘。設備投資についても多くの委員が、輸出の弱めの動きなどが「好調な企業収益にもかかわらず、設備投資を下押しするリスク」に警戒感を示した。 内需に関しては、多くの委員が過去最高の企業収益にもかかわらず、「名目賃金の上昇ペースは緩やかなものにとどまっている」と指摘。これらの委員は、QQEの着実な推進で「企業が賃上げを実施しやすい環境を維持・促進していくことが必要」としたほか、「政労使会議など、賃上げに向けた企業努力を促すような働きかけや施策も重要」と語った。 金融政策運営では、2%の物価安定目標の達成に向けた物価動向の判断について「物価の基調的な動きが重要」とし、多くの委員は、日銀が試算している生鮮食品とエネルギーを除いた消費者物価が上昇していることなどを挙げ、「物価の基調は改善を続けている」と表明。 何人かの委員は、生鮮食品を除いた消費者物価(コアCPI)が一時的なマイナスになる可能性に言及したうえで「そうした動きは原油価格下落の影響がラグを持って続いているためであり、物価の基調が変化したことを示すものではない」との認識を示した。 (伊藤純夫 編集:内田慎一) http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/boj-minutes-meeting-idJPKCN0S703V20151013 2015年 10月 13日 20:38 ECBのギリシャ銀審査、ユーロ圏銀行よりも高い資本要件設定か [フランクフルト 13日 ロイター] - 関係筋によると、欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの大手銀行を対象とした健全性審査(ストレステスト)で、ユーロ圏全体の銀行を対象に実施した昨年の同審査よりも、高い資本比率の達成を求める構えだ。 ECBは現在、ギリシャの4大銀行であるナショナル・バンク(NBGr.AT)、ピレウス(BOPr.AT)、ユーロバンク(EURBr.AT)、アルファ(ACBr.AT)について、必要な資本水準を見極めるための審査を実施中。 関係筋によると、ECBは、ギリシャの大手銀行に対して要求する最低資本要件について、基本シナリオ下で普通株式等Tier1(CET1)比率を9.5%、悪条件シナリオでは8%に設定したという。 2014年に行ったユーロ圏全体の銀行の審査では、同比率は、基本シナリオ下で8%、悪条件シナリオでは5.5%に設定されていた。 証券会社アルファ・ファイナンスによると、必要なCET1比率が50ベーシスポイント(bp)引き上げられると、ギリシャの4大銀行は10億ユーロ(約11億4000万ドル)の追加資本が必要になる。 http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/greece-banks-ecb-idJPKCN0S71CM20151013 9月の英消費者物価、予想外の下落−低インフレ長期化を警戒 2015/10/13 19:08 JST (ブルームバーグ):英国の9月のインフレ率は予想に反してゼロを割り込んだ。マイナスとなったのは1960年以降で2回目。物価上昇圧力の弱さを反映したもので、イングランド銀行(英中央銀行)は低インフレが2016年に入っても続くと警戒している。 英政府統計局(ONS)が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI )は前年同月比0.1%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値でインフレ率は8月と同水準のゼロが見込まれていた。インフレ率が最後にゼロを下回ったのは今年4月。 物価統計の内容は、英中銀が政策金利を過去最低の0.5%から引き上げるまでには時間を要するとの見方を裏付ける格好となった。経済は成長し雇用市場は引き締まっているものの、インフレ率は中銀目標の2%を大きく下回っており、当局者は世界的な景気減速がもたらす影響も懸念している。 英中銀の金融政策委員会(MPC)は先週、インフレの短期的見通しが8月以降に弱まったとし、CPI上昇率が16年春まで1%未満にとどまる公算が大きいとの見通しを示した。 ポンドの対ドル相場は統計発表後に1週間ぶり安値を付けた。ロンドン時間午前9時34分(日本時間午後5時34分)現在は1ポンド=1.5258ドルで取引されている。 原題:Britain’s Inflation Rate Unexpectedly Drops Back Below Zero (1)(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Jill Ward jward98@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Fergal O’Brien fobrien@bloomberg.net 更新日時: 2015/10/13 19:08 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW5HMV6KLVR601.html
2015年 10月 13日 19:26 インフレ率、下振れリスク大きい=ブリハ英中銀新委員
[ロンドン 13日 ロイター] - 英中銀金融政策委員会のガーティヤン・ブリハ新委員は13日、国内インフレ率は目標を上回るリスクよりも下回るリスクのほうが大きいと指摘、近い将来、利上げを支持する可能性が低いことを示唆した。 9月の就任後初めて公式見解を示した。 同委員は議会で「どちらの方向にもリスクがあるが、現在の低インフレを踏まえると、リスクはおそらく下向きだ」と指摘。 「世界経済の成長が引き続き予想を下回っていることが大きなリスク要因だ」とし「国際環境が悪い中で我々が活動しているという点を絶対に考慮すべきだ。成長に逆風が吹いている」と述べた。 英ポンドはこの日発表の英インフレ統計を受けて下落していたが、同委員の発言を受けてさらに値を下げた。 http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/britain-boe-vlieghe-idJPKCN0S715120151013 2015年 10月 13日 18:54 JST 英CPI、9月は前年比-0.1% 予想下回る=統計局
[ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年比・前月比とも0.1%低下とマイナス圏に逆戻りし、予想を下回った。前年比については、1960年3月以来の低水準だった4月と同じだった。燃料や衣料価格が下落した。 ロイターがまとめたエコノミスト調査はいずれも前年比変わらずだった。 英CPIは今年2月以来、マイナス0.1%とプラス0.1%の間の狭い範囲に収まっている。 英国では個人消費や国内賃金の伸びが順調。ユーロ圏と異なり、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)はデフレにつながる継続的な物価下落リスクについて比較的懸念していない。ただ、インフレ率が低水準にとどまっていることで、中銀には利上げまでに時間を置くことが求められるとみられる。 エネルギー・食品・酒類・たばこを除いた基調インフレ率は前年比1.0%上昇と、伸びは前月と同じだった。予想の1.1%上昇をわずかに下回った。 CPIの内訳をみると、全商品価格の下落率は2.4%と過去最大を記録。半面、サービス価格は2.5%上昇となり、2014年10月以来の大幅な伸びだった。 ONSの統計学者、リチャード・キャンベル氏は「CPIの主な下方圧力は衣料や石油、ディーゼル価格から来ている」との見方を示した。 http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/uk-cpi-sep-idJPKCN0S712020151013 |