http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/395.html
Tweet |
(回答先: 大手デパート中間決算 外国人旅行者で明暗:「輸出免税」制度が利益に大きく影響 投稿者 あっしら 日時 2015 年 10 月 09 日 18:36:41)
小売り、訪日客らの高額消費が支える好決算[日経新聞]
3〜8月、7割が経常増益
2015/10/10 2:00
小売企業の好決算が相次いでいる。9日までに2015年3〜8月期決算を発表した主要73社のうち、約7割の50社が経常増益になった。昨年4月の消費増税に伴う買い控えが一巡したところに、訪日外国人(インバウンド)の大量消費が加わった。質を高めた商品の投入などで客単価も上昇し、20社が3〜8月期として最高の利益を計上した。ただ客数の減少にはなお歯止めがかからず、国内消費の回復はもたついている。
73社合計の経常利益は前年同期比12%増えた。消費増税前の13年と比べても8%の増加だ。セブン&アイ・ホールディングス、良品計画、J・フロントリテイリングなどが最高益を計上した。
■2兆円超え確実
好調を支えた要因の一つがインバウンド消費。訪日外国人客数は1〜8月で1287万人に達し、過去最高だった昨年の1341万人に迫っている。消費額は1〜6月で約1兆6000億円と、昨年1年間の2兆円を超えるのは確実だ。
高島屋が9日に発表した3〜8月期連結決算は経常利益が162億円と14%伸びた。免税売上高は144億円と約3倍になり、100万円もする高級時計などの売れ行きがよかった。木本茂社長は「上期の基調は9月も続いており、大きな下振れリスクは感じていない」と述べ、年間の免税売上高の計画を220億円から300億円に引き上げた。
Jフロント傘下の大丸松坂屋百貨店では、2016年2月期の免税売上高が350億円と従来予想(250億円)より増える見通し。通期の経常利益予想も前期比15%増の465億円に上方修正した。
消費者の購買意欲をくすぐる工夫が受け入れられ、価格が高めの商品が売れたのも見逃せない。好調企業は総じて客単価が上昇した。典型が雑貨店「無印良品」を運営する良品計画。「こだわりたいね」をキャッチフレーズに、カシミヤの衣料品など高品質品を投入した。セーターは1着9980円と高めだが、自宅で洗える点が受け販売が順調。おかげで客単価が7.2%高まった。
靴専門店のエービーシー・マートは価格の安いサンダルの数を絞り、デザイン性や履き心地を良くしたスニーカーの販売に力を費やした。品質が高いため買い替えサイクルが長くなるが、その分を単価の上昇で補って経常増益になった。
■客数では苦戦
だが客数ではどこも苦戦しており、セブン&アイの村田紀敏社長は「消費は足踏みしている」とみる。JPモルガン証券の村田大郎シニアアナリストは「消費のトレンドはゆっくり上向きになっているが、実質賃金が伸び悩めば再び減速する可能性がある」と分析している。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD09H58_Z01C15A0EA2000/?dg=1
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。