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危険な経済状況になってきたドイツ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4949941.html
2015年10月09日 NEVADAブログ
ドイツ連邦統計局は8月の貿易統計を発表し、輸出は977億ユーロ(約13兆2000億円)と、7月に比べ<−5.2%>となり、世界的な金融危機が深刻化していた2009年1月以来の大幅な落ち込みとなったと発表されています。
今後、VW・アウディ排ガス偽装問題もあり、輸出は更に落ち込むとみられ、ドイツ経済はリセッションに陥るかも知れない事態になっており、仮にそうなればドイツがリードしてきたヨーロッパ経済はガタガタになります。
*これはヨーロッパの金融市場に流れている噂ですが、既報のデリバティブで危機的状況に陥っています<ドイツの巨大銀行>が無配に転落すると言われており、そうなれば60年間なかった事態になります。
このような時に、FRBが利上げする・しないであやふやな態度をとっていれば、世界中の投資マネーは右往左往するだけであり、より振幅の激しい動きをすることになります。
ではFRBは利上げできるでしょうか?
仮に米国経済指標が悪化し続ければ、FRBは利上げのチャンスを逃してしまい、今後利上げどころではなくなります。
なぜなら年明け以降、世界経済が一段と悪化するのは避けられないからです。
ECBは景気の悪化を防ぐために一層の金融緩和をするでしょうからマイナス金利もあり得ますし、日本もリセッション入りが確認される年末には一層の量的緩和を進めるはずです。
先進国は、利下げ・金融緩和=通貨安政策をとります。
それに対して、アメリカ(FRB)は利上げという通貨高政策をとりますので、通貨市場ではドル一斉高となり、アメリカの経済にはさらなる打撃となります。
TPPで大幅譲歩をし、通貨でも輸出競争力をそぐドル高を容認するオバマ政権は上院・下院から集中砲火を浴びて、機能不全となることもあり得るのです。
ではドル高政策をそのままオバマ政権は容認するでしょうか?
みすみす大統領選挙で負ける政策をとり続けるでしょうか?
教科書的なシナリオ通りにいくと思うおめでたい専門家は果たして何人いるでしょうか?
新興国経済を忘れて株を買っている投資家は、今一度足元をしっかり見たほうが良いといえます。
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