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実質賃金増加の中身
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4948172.html
2015年10月05日 NEVADAブログ
実質賃金が0.5%増加したと発表されていますが、その内容は以下の通りです。
学術研究等 +6.7% 総額 389,500円
情報通信 +3.6% 総額 399,315円
建設業 +2.3% 総額 356,790円
金融・保険 +1.9% 総額 374,722円
平均が272,382円であり、上記の分野はこの平均を大きく超えており、かつ増加も平均を大きく超えています。
最も総額が高いのは以下の分野となっています。
電気・ガス −0.1% 総額 450,315円
公益事業とも言える電力・ガス会社の社員の給料が一番高いとなっているのです。
ではパート等が多い飲食関係はどうでしょうか?
飲食・サービス +2.8% 総額 126,757円
また、一般労働者とパート従業員の差は以下の通りとなっています。
一般労働者 347,541円(+0.5%)
パート労働者 97,231円(+1.0%)
飲食・サービス関係では平均は126,757円とかなり低いですが、パートとなれば更に低く10万円にも達しておらず、飲食・サービス関係が平均を大きく押し下げているとも言えます。
最高の電気・ガス(450,315円)と最低の飲食・サービス(126,757円)との差は323,558円となっており、
この差は絶望的とも言えますが、日本の平均給料は、上記4業態がリードしているとも言えます。
因みに製造業は以下の通りとなっており、減少しています。
製造業 −0.9% 314,830円
日本をけん引する製造業がマイナス(−0.9%)になり、学術研究が+6.7%という物凄い伸びをしているのは一体どうしたことでしょうか?
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