2. 2015年10月03日 10:27:50
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NY外為(2日):ドル2週ぶり低水準、雇用統計で利上げ観測後退 (1) 2015/10/03 06:55 JST (ブルームバーグ):2日のニューヨーク外国為替市場でドルが2週ぶりの安値。朝方発表された米雇用統計で雇用者数の伸びは市場予想を下回 り、賃金は伸び悩んだ。米金融当局による初回利上げの観測が後退した。 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は雇用統計発表後に低下した。労働省が2日発表した非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比14万2000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は20万1000人増だった。先物動向によれば、当局は来年まで利上げしないとみられている。ユーロや円といった安全逃避通貨はこの日上昇。米国も世界経済が直面する向かい風を避けることはできないとの観測が背景。 フランクリン・テンプルトンの債券担当シニアバイスプレジデント 兼ディレクター、ロジャー・ベイストン氏は「米当局による利上げ観測を取り除く、もしくは排除するものはすべてドルの売り材料となる」と述べ、「今後の通貨動向は、一部の国で何かしらの安定化が示されるかどうかが焦点となる」と続けた。 ニューヨーク時間午後5時現在、ドル指数は0.3%低下して1208.91。一時は9月18日以来の低水準となった。ドルは対ユーロで0.2%下げて1ユーロ=1.1216ドル、対円ではほぼ変わらずの119円91銭。 バンク・オブ・ノバスコシアのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「ドルは円とユーロに対して売られている」と話した。 原油価格の下落や政情不安、今も続く商品価格の下落などで新興市場通貨の年初来パフォーマンスは主要10カ国(G10)を下回っている。ブラジル・レアルは1月以降、ドルに対して約32%値下がりしている。 サクソバンクの通貨戦略責任者、ジョン・ハーディー氏は「リスク志向が回復するまで新興市場は様子見に回るだろう」と指摘した。 家計調査に基づく9月の失業率は5.1%と、前月から変わらず。平均時給も前月比横ばいだった。 利上げ後に実効フェデラルファンド(FF)金利が平均0.375%になるとの仮定に基づけば、市場に反映されている12月会合までの利上げ確率は34%。1カ月前は58%だった。 ブルームバーグ相関加重指数によると、ドルは過去1年間で約15%上昇しており、先進10カ国通貨の中で上昇率が最も高いが、過去3カ月間では円とユーロに対して下げている。 原題:Dollar Falls to 2-Week Low as Payrolls Weaken Fed Liftoff Case(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Jennifer Surane jsurane4@bloomberg.net;ニューヨーク Lananh Nguyen lnguyen35@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Boris Korby bkorby1@bloomberg.net Rachel Evans 更新日時: 2015/10/03 06:55 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVM0RE6VDKHV01.html フィッシャーFRB副議長:米経済に明白なバブルはほとんどない 2015/10/03 05:02 JST (ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は、米国では金融バブルが発生する差し迫ったリスクはないとの認識を示した。一方でバブルが発生した場合、対応するための金融当局の政策ツールは限られており、試されていないと懸念を表明した。 副議長は2日、ボストンでの講演で「銀行には十分な資本があり、相当な流動性バッファーも備えている。住宅市場は過熱しておらず、家計や企業による借り入れは何年にも及ぶ減少もしくは極めて緩慢な伸びの後でようやく上向き始めたところだ」と指摘。その上で、「規制のより多い金融機関からより少ない金融機関へと活動が移る可能性があり、そうなれば新たなリスクにつながりかねない」と警鐘を鳴らした。 また、起こり得る脅威に対応するため金融政策を利用する余地は多少あるとの見解を示した。ただそれには「多大なコスト」が伴う可能性があるとも指摘した。 フィッシャー副議長は「米国ではマクロプルーデンス(金融システム全体の安定確保)のツールキットが限られていることから、私としては金融安定へのリスクを抑える手段として金融政策の調整が議論されるべき時がくる可能性があるとの結論に達している」とし、「他の状況が全て同じだと仮定した場合、金融政策を引き締めれば引き締めるほど物価安定と最大限の雇用確保からは離れてしまう」と述べた。 原題:Fed’s Fischer Sees Few Obvious Bubbles in U.S. Economy (2)(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Christopher Condon ccondon4@bloomberg.net;ワシントン Craig Torres ctorres3@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net 更新日時: 2015/10/03 05:02 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVLXRTSYF02901.html 米国株(2日):上昇、一時の下げから反転−資源関連が高い (1) 2015/10/03 06:34 JST (ブルームバーグ):2日の米株式相場は上昇。エネルギーや資源関連の銘柄が買い進まれた。雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことから下げて始まったが、午後に入り上げに転じた。S&P500種株価指数は7月以降で最長の連続高となった。 ダウ工業株30種平均は一時258ドル下げていたが反転した。ファイザーやシェブロンが高い。キャタピラーも買い進まれた。これら企業の利幅はドル安の恩恵を受ける。この日は利上げ期待が後退したことからドルが下落した。同様にドルの動きに敏感な資源株が高い。フリーポート・マクモランやダウ・ケミカルの上げが目立った。 S&P500種株価指数は前日比1.4%高の1951.36。一時1.6%安まで下げた。ダウ工業株30種平均は200.36ドル(1.2%)上昇し16472.37ドル。 エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ケイト・ウォーン氏は「雇用統計は非常に期待外れな内容だったが、全般的な見通しは変わらない」とし、「他の分野で改善の傾向は見られており、1回の雇用統計で判断を下すことはしない。過去分の下方修正があってもだ。ただ時間がより長くかかり、道のりも起伏の多いものになることは明らかだ。経済が難局を切り抜ける中で、データはより不安定な動きを見せる可能性が高い」と述べた。 9月の雇用統計 9月の米雇用者数の伸びは市場予想を下回り、賃金は伸び悩んだ。また失業率は、労働市場からの退出者が増える中で前月と同水準だった。 米労働省が2日発表した非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調 整済み)は前月比14万2000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミス ト予想の中央値は20万1000人増だった。前月は13万6000人増に下方修正 (速報値17万3000人増)された。 今回の弱い雇用統計は、金融当局による9月の利上げ見送り決定の正当性を示している。海外市場の減速やドル上昇、原油価格の下落で輸出や製造業が悪影響を被っており、企業が採用増に慎重になるリスクが高まっている。 金融当局者らはこれまで、経済は年内の利上げに対応できるだけの力強さを備えているとの認識を示している。トレーダーらは現在、年内の利上げを34%の確率で織り込んでいる。雇用統計発表前では約45%だった。1月利上げの確率は52%から40%に低下した。 BB&Tウェルス・マネジメント(アラバマ州)のシニアバイスプレジデント、ウォルター・ヘルウィグ氏は「利上げは確実に先送りされた。これにより、ドルの上昇継続が途切れた」と指摘。「ドル安は米国の多国籍企業の利益を押し上げる。海外での利益をドルに換算した場合に膨らむからだ」と述べた。 シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は7.1%低下し20.94。一時は8.5%上昇していた。週間では11.4%低下となった。 S&P500種の業種別10指数ではエネルギー、素材、ヘルスケアの上げが目立った。金融株指数は一時3%超下げていたが、ほぼ変わらずで終了した。 原題:U.S. Stocks Advance as Commodity Shares Rally Amid Jobs Report(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Dani Burger dburger7@bloomberg.net;ニューヨーク Anna-Louise Jackson ajackson36@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Cecile Vannucci cvannucci1@bloomberg.net Sofia Horta e Costa, Joseph Ciolli 更新日時: 2015/10/03 06:34 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVM07ASYF02701.html NY原油(2日):反発、リグ稼働数5年ぶり低水準で一段の減産を予想 2015/10/03 05:29 JST (ブルームバーグ):2日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。掘削会社のリグ(掘削装置)稼働数が5年ぶりの低水準となり、生産がさらに減少することが示唆された。 トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は「リグ稼働数の減少は生産が減少するとの見方を後押ししている。相場は引き続き最新のニュースで動いている。長い目で見ると相場は底堅く推移しており、市場は供給バランスが改善するかどうかや経済見通しが明確になるかどうかを見極めようとしている」と述べた。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は80セント(1.8%)高い1バレル=45.54ドルで終了。週間では16セント下げた。 原題:Oil Rebounds After U.S. Producers Reduce Rigs to Five-Year Low(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Mark Shenk mshenk1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: David Marino dmarino4@bloomberg.net Angelina Rascouet 更新日時: 2015/10/03 05:29 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVM09XSYF01U01.html
ブラジル株:ボベスパ指数、上昇−内閣改造受けレアルも高い 2015/10/03 08:43 JST (ブルームバーグ):2日のブラジル株式市場は、指標のボベスパ指数が主要市場で最大の上昇となった。ルセフ大統領が議会での支持回復と財政再建を目指し、内閣改造に踏み切ったことを受けたもので、通貨レアル相場も上げた。 ルセフ大統領は2日にブラジリアで、8つの閣僚ポストを廃止し、残りの閣僚の給与も10%削減するなどの措置を発表した。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が9月、ブラジルの格付けをジャンク級に引き下げたことを受け、同国政府はさらなる格下げを避けるため、なかなか進まない財政赤字の抑制に取り組んでいる。 2億3000万レアル(約70億円)を運用するカネパ・アセット・マネジメントのマネーマネジャー、アレシャンドレ・ポボア氏は内閣改造の発表について、「政府が議会からの支持拡大につなげられるか分からないが、何らかの意義はある」と指摘。「以前の状況では持続不可能であり、今回の措置はルセフ大統領に多少の時間稼ぎになるというのが投資家の間の現在の受け止め方だ」と語った。 大統領による発表前は一時0.8%下げていたボベスパ指数は、その後上昇に転じ、3.8%高の47033.46と、昨年11月以来の大幅高で取引を終えた。ドル建てベースでは世界の主要株価指数で最も良好なパフォーマンス。週間ベースでは4.9%高と今年4月以来の上昇率となった。レアルは対ドルで1.9%高の1ドル=3.933レアル。 ブラジル石油公社(ペトロブラス)はこの日のボベスパ指数の上げに最も貢献した銘柄の1つ。イタウ・ウニバンコ・ホールディングは1カ月ぶりの大幅高。 原題:Brazil Stocks, Currency Top Global Gains After Cabinet Shuffle(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:サンパウロ Paula Sambo psambo@bloomberg.net;サンパウロ Denyse Godoy dgodoy2@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Brendan Walsh bwalsh8@bloomberg.net 更新日時: 2015/10/03 08:43 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVM7SO6K50Y001.html
9月米雇用者数:予想下回る14.2万人増−失業率横ばい 2015/10/03 01:28 JST (ブルームバーグ):9月の米雇用者数の伸びは市場予想を下回り、賃金は伸び悩んだ。また失業率は、労働 市場からの退出者が増える中で前月と同水準。 米労働省が2日発表した非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比14万2000人増。ブルームバー グがまとめたエコノミスト予想の中央値は20万1000人増だった。前月は13万6000人増に下方修正(速報値17万3000 人増)された。 非農業部門雇用者数の伸びは7月分も下方修正され、8月分と合わせた下方修正幅は5万9000人となった。 家計調査に基づく9月の失業率 は5.1%と、前月から変わらず。市場予想も5.1%だった。労働参加率は62.4%と 、前月62.6%から0.2ポイント低下し、1977年10月以来の低水準となった。 JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は「状況がやや減速しつつある可 能性を示す新たな兆候だ」とし、「世界的に見て米国の好調さに強い期待が寄せられていた。各国の政策当局は米 国に注意を向けていることから、今回の雇用統計は世界的に影響が広がる可能性がある」と続けた。 民間部門の雇用者数は11万8000人増。前月は10万人増だった。 製造業は9000人減となった。小売り部門は2万3700人増、娯楽・ホスピタリティ部門は3万5000人増えた。 政府部門の雇用者数は2万4000人増えた。 労働参加率は62.4%(前月62.6%)に低下し、1977年10月以来の低水準。 全体の週平均労働時間は34.5時間で、前月(34.6時間)から減った。 平均時給は前月比横ばい。前年比では2.2%増と、8月と同率の伸びだった。 統計の詳細は表をご覧ください。 原題:Payrolls Rise Less Than Projected, U.S. Jobless Rate Steady (2)(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net 更新日時: 2015/10/03 01:28 JSThttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-N
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